「エキスポランド」の版間の差分

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2012年3月24日 (土) 17:27時点における最新版

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株式会社エキスポランド(破産
EXPOLAND
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 エキ糞
本社所在地  565-0826
大阪府吹田市千里万博公園1番1号
電話番号
設立 1971年10月1日
業種 糞遊園地の運営
事業内容 エキスポランドの運営
代表者 取締役社長 清水忠一
資本金 1億円
売上高
総資産
従業員数
決算期
主要株主
主要子会社
関係する人物
外部リンク
特記事項:2009年閉園。ざまぁみろ、クソボケ!!

エキスポランドとは、大阪府吹田市にあった万博記念公園に付帯する糞遊園地である。1970年に開催された大阪万博のアミューズメントゾーンとして作られ、閉幕後、1972年3月15日に営業を再開。敷地面積は約20ha。

度重なる事故で客足が遠いた末に倒産し、2009年に閉園した。


ざまぁみろ!!!!!くそったれ


概要[編集]

万博開催時の建設にあたり阪急電鉄がプロデュースした経緯から、かつては阪急東宝グループに属していた[1]。現在の阪急阪神東宝グループの一覧にはエキスポランドは記載されておらず、資本関係は無くなったものとみられ、休園時の親会社はアミューズメント施設の開発をしている泉陽興業であった。

万博閉幕後のエキスポランドの運営、契約については売上げの95%が委託運営先会社のエキスポランドに交付されるという契約であるなど不明朗さがあり、1973年衆議院予算委員会でも取り上げられたことがある[2]

2007年に後述する『ジェットコースター「風神雷神II」の脱輪事故』の影響で客足が例年の2割以下に減少、また赤字もあり、同年12月10日から休園。2009年3月までに再開する予定であったが、営業再開が見込めないため、2008年10月28日民事再生手続の開始を申請した[3][4]負債総額は約16億円。ふれあい動物園を中心にさまざまな動物のパフォーマンスや新しく子ども用ゴーカートを設置し、園名を変えてファミリータイプの遊園地として再生する予定としていたが、支援企業が現れず、2009年2月24日の提出期限に再生計画の提出が困難となった。そのため、2009年2月9日に取締役会で再建を断念して閉園することを決定し[5]大阪地方裁判所に再生手続の廃止を求める上申書を提出した。翌10日に、大阪地裁が再生手続廃止決定を行い、2009年2月には破産手続に移行した[6]

日本万国博覧会記念機構はエキスポランド側の破産管財人に対し、敷地を更地にして返還するよう要求したことを受け、2009年8月から破産管財人により各種施設の撤去工事が進められており、2010年3月までに完了することにしている。跡地の今後については決定していないが、敷地所有者の日本万国博覧会記念機構が検討をすることになるが、これより前の2008年7月18日には、老朽化が進み収容人数や設備が国際サッカー連盟(FIFA)のスタジアム国際基準を満たしていないなどの問題が生じた万博記念競技場に代わるJリーグガンバ大阪のホームスタジアムの建設候補地として浮上した[7]。また、2008年11月29日には、米映画大手パラマウント・ピクチャーズテーマパーク建設候補地として報じられた。ただし、日本万国博覧会記念機構は両構想とも現状では「白紙」としており、ひとまず2010年4月から1年間の予定で園の敷地の北側約4ヘクタール(園全体の5分の1)を「自然体験型公園」として公開することにしている。

主なアトラクション[編集]

2009年9月現在残存しているもの[編集]

テクノスター
1985年茨城県つくば市で開催された科学万博つくば85京セラが中心となって出展した「観覧車を含むパビリオン」である「テクノコスモス」の目玉である金色の観覧車「スーパーゴンドラゴン」を移設したもの。85mの直径は「科学万博つくば85」に因んでいる。製造は泉陽興業で、同社は「テクノコスモス」の出展会社のひとつでもあった。閉幕後にエキスポランドに移設され、同園のシンボルになっていた。色は移設の際に塗り替えられた。2009年11月から解体が始まっているため、11月中に撤去が完了するものと考えられる。
特別展覧会場
多客時に合わせて特別展を行っていた。入場は「のりもの券」で入場し、料金は特別展ごとに決められていた。最終回は「大モアイ展」と「新・芸能人の多才な美術展」を2007年10月24日~2008年1月14日の予定で行ったが、2007年12月10日でエキスポランドは休園になったため、翌日からは両展覧会のみを公開することになり、会期も2007年12月25日までに短縮になった。会場までは正門を無料で入場し、それぞれの入場口で料金を現金で払って入場する形が取られた。正門から展覧会場までのルート以外は、ロープが張られ立ち入り禁止の措置が取られた。ルート上の一部の売店や軽食店は営業していた。
国鉄D51形蒸気機関車 764号車
静態保存された蒸気機関車

2009年9月現在撤去済みのもの[編集]

風神雷神II
1990年大阪府大阪市の鶴見緑地で開かれた国際花と緑の博覧会(大阪花博)の会場内で運行していたスタンディングコースター「風神雷神」がモデル。初代のものは、熊本県荒尾市グリーンランド(旧:三井グリーンランド)に移設された。大阪花博では2本の軌道を使い、青を基調とした「風神」と、赤を基調とした「雷神」を同時走行することもあった。エキスポランドでは単独の軌道で、「風神」と「雷神」のいずれか1編成のみでの運行、多客時は1編成が走行中に相方の編成が出発準備をする形態をとっている。設計・製作・施工はトーゴ、2008年3月に撤去された。
OROCHI(オロチ)
エキスポランドの最終期を代表する遊具。宙づり式ジェットコースターで、マスコットの「おろちくん」はエキスポランド全体のマスコット的存在でもあった。2009年8月に撤去。
ビスタライナー
科学万博での会場内の移動手段として泉陽興業が製作した小型モノレール。テクノスターとほぼ同期に大阪へ移り、園内の遊覧列車(同じ駅に戻ってくる)として運行していたが、軌道部分は2008年3月に、駅部分は2009年8月に撤去された。なお、軌道部分は万博残存施設であった。
スペースザラマンダー
スクリュー式宙返りコースター。2009年10月に撤去された。
世界一高い飛行塔
大阪万博開催時の「宇宙ステーション」という遊具を改造したもの。2009年8月に撤去された。
アラビアンメリー
メリーゴーランド。2009年9月に撤去された。

ジェットコースターダイダラザウルスは模様替えしながらも万国博開催当時から残存していたが、2008年5月に撤去された。また、南口部には、当時のエキスポタワーが残されてシンボルとなっていたが、老朽化のために2003年に解体撤去された。詳細はそれぞれの項目を参照。

事故・トラブル[編集]

ジェットコースター「風神雷神II」の脱輪事故[編集]

2007年5月5日午後0時48分頃、ゴールデンウィークで入場客の多い日にジェットコースター「風神雷神II」の「風神」の車体から車輪と関連する部品が外れ落下。当該車両が45度傾く事故が発生した。

この事故で女性1名がコースターとコースター左の手すりに挟まれ死亡。その他、男性4人、女性17人の合計21人が病院に搬送された。さらに事故の目撃者で気分が悪くなった13人も病院で手当を受けたが、過度の恐怖や興奮でPTSDが懸念されている。この事故に伴いエキスポランドは同日の事故発生直後から休園となり、事故を起こしたコースターの点検などを行った。

事故の原因は、コースター車軸の金属疲労による折損で2両目が脱線し急停止したことがではないかとみられている。また直前に事故車両の部品が飛び散ったのが周囲の客に目撃されている。その後の調査で、同型車である「雷神」の車軸からも金属疲労による亀裂が発見された。

外部機関等による全遊具の点検や当局の捜査の進展につれて会社側の杜撰な管理体制が明るみに出、監督官庁に再発防止策(フールプルーフ等を採り入れた多重安全構造等)を報告するよう求められて長期間の営業休止となった。

なお、エキスポランド以外の遊園地でも遊具の緊急点検や運行休止を余儀なくされた。

社長ら関係者は遺族に面会しようと通夜や葬儀を訪れるも断られていた。6月17日に社長ら幹部5人が自宅を訪れ、初めて霊前で手を合わせることを許された。

7月20日からのプールのみの営業再開のため、茨木保健所が水質検査などを行い「安全」と確認した。しかし阪口善雄吹田市長は「全施設の安全が認められなければ、プールのみの営業再開はしてはならない」としたため、プールのみの営業再開は断念。

8月9日に、株式会社エキスポランドの社長が吹田市役所で記者会見を行った。そして、全施設の点検が終了したことや、亡くなった女性の遺族から一定の理解を得たため、翌8月10日からエキスポランド側は安全宣言を出した上で「風神雷神II」を除く全50遊戯施設とプールで営業を再開した。また、事故の起きた「風神雷神II」を廃止し、撤去を行うことも発表した。

しかし、客足が伸びなかったため12月9日を持って再び休園し、上述の「風神雷神II」ほか4施設を撤去すると共に改修工事に入るとしている。2009年春を目処に再開される予定[8]であったが、2008年10月に自主再建を断念。民事再生法を申請し2009年2月に破産手続に移行した。

その他[編集]

  • 2006年8月20日13時35分頃、回転式遊戯施設「Gフォース」が運転中にほぼ水平状態で突然停止し、乗客の男女9人が一時地上約97mで取り残された。約25分後に救助され、けが人はなかった。
  • 2007年8月10日(ジェットコースター事故からの再開初日)、小型コースター「ワイルドマウス」が緊急停止する事態が発生。発車直後にコースの最も高い位置まで車両を引き揚げる斜面の途中でコンピュータに不具合が生じ、安全装置が作動したため車両が緊急停止した。
  • 同年9月15日14時頃、宙づり式ジェットコースター「OROCHI(オロチ)」が周回を終えホームに戻ってきた後、通常通りホーム直前で減速。乗客に腰の安全ベルトを外すよう指示する場内アナウンスが流れたが停止せず2周目に突入、もう1周するトラブルがあった。その後に安全装置が作動して停止し、乗客約10人にけがはなかった。エキスポランド社はオロチの運行を急遽取りやめた[9]。翌日16日に点検を行い、さらに10月19日の吹田市建築指導課の職員による点検でセンサーの誤反応が原因と判明。なぜ誤反応が発生したかは突き止められなかったが、再発防止策として二重の自動車両停止システムを導入し、10月20日正午に運転を再開した[10]
  • 同年10月7日14時半頃、急流すべり「バックスピン」にてボートがコース最後の急流部分を下った直後、乗船中の小学1年の男児がボートの縁に頭を打ち付け、救急車で搬送される事故が発生。事故を受け同園は遊具の運転を中止し市に報告。安全ベルトが何らかの原因で伸びた可能性もあるとして、ベルトの伸びしろを30センチ短くし、市の了解を受け10日に運転を再開した。

交通アクセス[編集]

脚注・出典[編集]

関連項目[編集]

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