外山恒一

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外山 恒一(とやま こういち、1970年7月26日 - )は、日本の政治運動家。アナーキスト。

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思想

ファシズムアナーキズムというかなり食い合わせの悪い二つの思想を止揚するという珍事を起こしている。しかし、外山の心酔するベニト・ムッソリーニが社会主義者でイタリア社会党員だったということもあることだし、特別注目すべきことでもない。

外山恒一の演説(2007東京都知事選)

有権者諸君。 私が外山恒一である。
諸君、この国は最悪だ。
政治改革だとか、なんとか改革だとか私はそんなことには一切興味が無い。
あれこれ改革して問題が解決するような、もはやそんな甘ちょろい段階には無い。
こんな国はもう見捨てるしかないんだ、こんな国はもう滅ぼせ

私には建設的な提案なんかひとつも無い。今はただスクラップアンドスクラップ。全てをぶちこわすことだ。
諸君、私は諸君を軽蔑している。この下らない国を、そのシステムを、支えてきたのは諸君にほかならないからだ。
正確に言えば諸君の中の多数派は、私の敵だ。
私は、諸君の中の少数派に呼びかけている。
少数派の諸君、今こそ団結し立ち上がらなければならない。
やつら多数派はやりたい放題だ。
我々少数派が、いよいよもって生きにくい世の中が作られようとしている。

少数派の諸君、選挙でなにかが変わると思ったら大間違いだ。
所詮、選挙なんか多数派のお祭りに過ぎない。

我々少数派にとって選挙ほど馬鹿馬鹿しいものは無い。
多数決で決めれば多数派が勝つに決まってるじゃないか。

じゃぁ、どうして立候補してるのか。
この話は長くなるから、掲示板のポスターを見てくれ。
ポスターは2種類あるから、どちらも見逃さないように。

私はこの国の、少数派に対する迫害にもう我慢ならない。
少数派の諸君、多数派を説得することなど出来ない。
奴ら多数派は我々少数派の声に耳を傾けることは無い。
奴ら多数派が支配する、こんな下らない国は、もはや滅ぼす以外に無い。

改革なんかいくらやったって無駄だ。

今進められてる様々な改革はどうぜ全部全て奴ら多数派のための改革じゃないか。

我々少数派は、そんなものに期待しないし、もちろん協力もしない。

我々少数派はもうこんな国に何も望まない。

我々少数派に残された選択肢はただ一つ。
こんな国はもう滅ぼことだ。

ぶっちゃけて言えば、もはや政府転覆しか無い。

少数派の諸君。

これを機会に、政府転覆の恐ろしい陰謀を共に進めて行こうではないか。

ポスターに連絡先が書いてあるから選挙期間中でも終わってからでもかまわない。
私に1本電話を入れてくれ。

もちろん選挙権の無い未成年の諸君や、東京都以外の諸君でもかまわない。

我々少数派には、選挙なんか、もともと全然関係無いんだから。

最後に、いちおう言っておく。

私が当選したら、奴らはビビる。
私もビビる。

外山恒一に悪意の一票を、外山恒一にやけっぱちの一票を、じゃなきゃ投票なんか行くな。
どうせ選挙じゃ何も変わらないんだよ。
(中指を立てる)

初心者のための演説チェックポント

  • 政府転覆の恐ろしい陰謀を、政府が主導する政見放送で丁寧に呼び掛け。
  • 政見放送を視聴している群集を全てビビる大木と特定している。
  • 「投票なんか行くな!!」と政見放送にて選挙のシステムを否定する。
  • 公共電波で禁則事項ですを立てる度胸。
  • 演説後のバイブレーション機能。
  • 頭の中。
  • 検閲により削除

関連項目

外部リンク


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