くり万太郎のオールナイトニッポンR

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 くり万太郎のオールナイトニッポンR 
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愛称
放送方式生放送
放送期間2009年3月30日 - 2012年3月29日
放送時間月〜木曜27:00 - 29:00(120分)
※途中飛び降りとなる地域あり
放送回数
放送局ニッポン放送
制作
ネットワークNRN
パーソナリティくり万太郎
出演
テーマ曲
企画
プロデューサー
ディレクター
提供
公式サイトhttp://www.allnightnippon.com/kuriman/
特記事項:
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くり万太郎のオールナイトニッポンRくりまんたろう-)は、2009年3月30日よりニッポン放送深夜番組オールナイトニッポンRで放送されていたラジオ番組。ニッポン放送をキー局としたNRNの一部および独立局ラジオ関西にネットしていた。放送開始当初はJRNネット局のCBCラジオにもネットしていた。


パーソナリティ[編集]

概要[編集]

  • この枠では2009年3月まで、月〜木曜深夜は斉藤安弘による「オールナイトニッポンエバーグリーン」が、金曜深夜は「オリエンタルラジオのオールナイトニッポンR」が放送されていたが、この番組より月〜金曜が統一された番組編成となった。
  • 前述の「オールナイトニッポンエバーグリーン」と同様のリクエスト番組となるが、同番組が1950年代 - 1980年代の曲を中心としていたのに対し、この番組では最新のヒット曲なども取り上げ若い世代についてもターゲットとした。前番組と同様に、リクエスト曲はフルコーラスでかけた[1]
  • オープニング冒頭、前述の「オールナイトニッポンエバーグリーン」では斉藤アナが「○○○(1時~3時担当のパーソナリティの名前)さん、2時間お疲れ様でした」と挨拶して始まったが、この番組では1時 - 3時担当のパーソナリティへの挨拶はせず、西暦元号の後に「○月○日○曜日午前3時になりました」と言った後、フリートークで始まった。[2]
  • この番組をくり万太郎が担当することにより、平日27時枠は「オールナイトニッポン」の黎明期を支えた斉藤安弘から1970年代半ばの黄金期を支えたくり万太郎に引き継がれることになる。また、2003年秋以来5年半ぶりに「オールナイトニッポンR」を冠した番組が月〜金曜深夜に復活することになった(金曜枠は10月23日まで。「オールナイトニッポンR」としては継続)。
  • 下記のとおり、途中からは月 - 木の放送となっていたが、金曜も放送していた時代、ラジオ関西は金曜日のみ自社番組を放送していたものの、金曜日のネット局クレジットに入っていた。
  • ニッポン放送では、3時台を中心に同局の推薦曲を流すことがあった。なお、2010年7月頃からネット局でも流されていた(CM扱い)。

放送開始以降の歴史[編集]

  • 2009年6・7月の2ヶ月間、フルネット局のKBCラジオがネット局クレジットからなくなっていた。ただし同局のタイムテーブルには掲載されており、放送もされていたため、詳細な理由は不明。なお、同クレジットは8月より復帰した。
  • 2009年7月31日(放送日としては8月1日)より、毎月最終金曜日のみ「はるのオールナイトニッポンR」に変更された。
  • 2009年9月9日の放送は、ザ・ビートルズ・リマスターCD発売記念として、全曲ビートルズ・ナンバーを掛け、リクエスト採用者にはビートルズの関連グッズやくり万太郎の千社札などがプレゼントされた。
  • 2009年10月23日の放送で、コーナー終了告知の際、金曜深夜枠の終了が告知された。2009年11月からは月~木の放送となった。
  • 2010年4月1日の放送で、CBCラジオのネットを打ち切ることがCBC公式サイトで、当日は番組3時台エンディング後のフィラー終了後に発表された(金曜のオールナイトニッポンR枠も同様に打ち切り)。
  • 2010年4月5日より、熊本放送が27時台のネットを開始。この頃から、番組特製ステッカーが採用者に送られる場合も出てきた。
  • 2010年6月10日の放送冒頭で、7月以降ニッポン放送の放送時間が、新番組開始の影響でフルネット(29時まで)になることが告知された(ニッポン放送のフルネット化は、2007年9月以来2年9ヶ月ぶり)[3]。ただし、参議院議員選挙政見放送のため、飛び降りの解消はずれ込んでいる(だいたい、28:25飛び降り。また政見放送期間中2回は2時間まるまる政見放送に充てられて番組がつぶれた日もあった)。
  • 2010年6月24日の放送は、2010 FIFAワールドカップデンマーク対日本戦中継のため、KBS京都ラジオ関西のみフルネット、ニッポン放送(試合直前特番のため放送なし)以外の局については27:10で飛び降り。フルネット局は木曜日に行っているレギュラーコーナーを休止し、終始リクエストをかけるという「オールナイトニッポンエバーグリーン」を放送していた頃の構成に近いものになっていた。飛び降りネット局は、1曲目に必ずかけるザ・ビートルズの曲と今週の歌をかけたのみであった。
  • 2010年10月7日放送の4時台は、ジョン・レノンの生誕70周年を記念したリマスターCD発売記念として、その時間帯は全て彼の曲を掛けた。
  • 2010年10月18日の放送は、ビートルズの赤盤青盤のリマター盤発売記念として、全曲その中のナンバーから掛け、リクエスト採用者にはビートルズの関連グッズなどがプレゼントされた(その日のレギュラーコーナーは休止)。なお、ビートルズ関連の特集は2度目。
  • 2011年12月1日の放送冒頭にて、2012年3月末までで放送が終了することを発表した。直前の11月29日に「オールナイトニッポン(第2部)」の復活版「オールナイトニッポン0(ZERO)[4]がスタートするとの発表があったため、リスナーからの問い合わせメールを受けて異例の早期告知となった。

番組内容[編集]

ゲストに関しては、放送中での事前告知はほとんどなく、番組の公式サイト内で発表されることは全くない。そのため、いわゆるサプライズ的に登場することが多かった。

  • 3:00 オープニング
ネット局読み上げ。全てのネット局を読み上げていた。
  • 1曲目
放送開始時から2010年8月30日放送分までは、ザ・ビートルズのナンバー(ただし、12月8日はイマジンなど例外あり)。
2010年8月31日放送分から2010年12月30日までは桑田佳祐の曲(サザンオールスターズKUWATA BAND、ソロのナンバー)[5]だった。
2011年1月3日放送分以降は、リスナーからのリクエスト枠として開放された。
  • 2曲目
最新アルバムや最新シングルの中からこの時間帯にふさわしい曲をくり万太郎もしくはスタッフがセレクトする「今週の歌」が掛かった。
  • ゲストコーナー
ゲストがいるときのみ。4時台にゲストがいるとき、あるいはゲストのない時はリクエストを続行
  • 3時台には各曜日にコーナーが設けられていた。ただし下記の名称はコーナー名ではない(「フォークビレッジ」と木曜日27:45頃のコーナー「この街でこの唄を」以外は具体的な名前は決まっていなかった[6])。
月曜:「アルバム紹介[7] (多くの場合、紹介したアルバムのプレゼントがある。ここで紹介されたアルバムは、くり万太郎本人が、銀座の山野楽器の店頭で選んだものが多い)
火曜:「映画を観ましょう[8] (くり万太郎本人お薦めの映画紹介とリスナーからの映画に関するお便り、リクエストの紹介。まれにDVDの紹介になることがあった)
水曜:「7つの推薦[9](リスナーからのオススメ曲を紹介するコーナー。このコーナーで読まれたリスナーには、番組の千社札風ステッカーがもれなくプレゼントされた。2011年12月7日放送分から開始)
木曜:「本を読みましょう[10] (お薦めの書籍を紹介するコーナー。作者を呼んでゲストトークを行うこともあった。このコーナーで読まれたリスナーには、番組の千社札風ステッカーがもれなくプレゼントされた)
木曜:「この街でこの唄を[11]フォー・セインツ上原徹と一緒に進行する街の紹介コーナー。2009年6月より開始。基はエフエムむさしので放送していたコーナーから[6]
終了した3時台コーナー
水曜:「本気のコーナー[12] (月刊IKKIとのコラボコーナー[13]。以前は、自分が本気になっている内容のお便りを紹介していたが、後に長いお便りを紹介するコーナーになっている。2011年6月29日放送分で終了)
水曜:「フォークビレッジ[14]フォークソングのリクエストコーナー。2011年10月30日に開催された『フォークビレッジコンサート Folk Village Concert 再会~あの歌に会いたい~』(渋谷公会堂)とのタイアップコーナー。リスナーがフォークソングだと思った曲もかけられる。2011年7月6日放送分から開始。2011年11月30日放送分で終了)
金曜:「1枚のラブレター」(家族や恋人などに愛のメッセージを届けるコーナー。採用者には、本人の要望があれば、放送時読んだメッセージが収録されたCDが贈られる。金曜枠の放送終了と共に終了)
  • 3:40頃 - ニッポン放送 今週の推薦曲(全ネット局CM扱いにて放送)
  • 3時台終了。愛媛・香川・高知・熊本はネット飛び降り
  • 4時 時報、番組ジングル
  • ゲストコーナー
ゲストがいるときのみ。3時台にゲストがいるとき、あるいはゲストのない時はリクエストを続行
かつては、このゲストコーナー終了時、あるいは4:27頃に流れていた曲がニッポン放送とのお別れの曲となっており、ここで制作キー局ながら飛び降りていた。この後に関しては、裏送り放送となっており、関東南部1都3県リスナーの中には、比較的東側へ電波の飛びやすい、ラジオ関西で聴いていた者もいた(エバーグリーンも同様)
  • 4:56頃 エンディング
ネット局読み上げ。飛び降り局も含めて全てのネット局を読み上げていた。
宛先紹介。ごくたまに、「オールナイトニッポン・ドット・コム」で済ますところ、「エー・エル・エル・・・」などとスペルで紹介することもあった。
エンディングの「BITTER SWEET SAMBA」は、最初の小節を省いて流された。
金曜日の放送があったころのエンディングでは「明日は角田龍平君が登場します。ニッポン放送をお聞きの皆さんはこの後『栗村智 あなたと朝イチバン』をお送りします。

エピソード[編集]

  • 番組放送開始の週(2009年3月30日 - 4月3日)は、くり万太郎と縁の深い人とのゲストトークを繰り広げた。
3月30日 三宅裕司
3月31日 尾崎亜美
4月1日 宇崎竜童
4月2日 笑福亭鶴瓶
4月3日 坂崎幸之助
  • 番組初期のリスナーからのリクエストが集まらない間は、ニッポン放送のアナウンサーから募っていた。紹介されたアナウンサーは上柳昌彦山本剛士吉田尚記など。
  • 木曜日における前枠番組である「ナインティナインのオールナイトニッポン」にて、岡村隆史やハガキ職人が度々当番組やパーソナリティのくり万太郎についてネタにしていた。また、2009年7月2日の放送ではくり万太郎による当番組のタイトルコールがSEとして度々使用された。同様に火曜日における前枠番組である「miwaのオールナイトニッポン」での「ミワニッシモ!!」にて当番組のタイトルコールなどがネタに利用されていた。
  • フォー・セインツの新曲が出る際は、コーナーよりも早く上原徹を呼んで曲紹介を含めたトークを行うことがあった。
  • 複数のリクエスト曲が書かれている時は、「最初に書いているのが一番聞きたいのだろう」ということで、最初に書かれた曲を選ぶことが多かった。
  • 何回リクエストしても曲がかからないことを尋ねられた際、「ニッポン放送にCD(レコード)がないのてあきらめて下さい」という主旨の発言をすることもあった。なお、リクエストした曲のかかる基準は1ヶ月ほど[15]である。そのようなことがあるため、時折リスナーがかけてほしい曲のCDを送ることもあった。
  • 概要にあるとおり、フルコーラスで曲をかけるため、ピンク・フロイド原子心母(約23分)も同様に対応している。後日の放送で、1件だけ苦情が来ていたと明かしている。
  • 開始初期から時折「番組が終わる時に出てやる、と本人から言われている」と話題にし続けていた大瀧詠一が、2012年3月27日放送分のオープニングからエンディング手前までゲスト出演した。この日の放送は3時台のコーナーをこなした以外は2人のトークが中心となった。

メールアドレス[編集]

kuriman@allnightnippon.com[16]

放送時間[編集]

  • 毎週月 - 木曜日 27:00 - 29:00(火 - 金曜日 午前3:00 - 5:00)
    • 2009年10月23日までは月 - 金(8月以降、最終金曜を除く)の放送。
    • 2009年7月31日より9月25日までの毎月最終金曜日は「はるのオールナイトニッポンR」放送のため休止。

ネット局および放送時間[編集]

放送対象地域 放送局 放送時間 ネットワーク 備考
関東広域圏 ニッポン放送 月 - 木 27:00-29:00 NRN単営局 制作局
2010年6月24日まで[17]
2011年8月1日から30日までは
27:00 - 28:30までの放送
北海道 STVラジオ 2010年6月24日までと
2011年8月1日から30日までは
28:30以降は裏送り
茨城県 茨城放送
栃木県 栃木放送
京都府
滋賀県
KBS京都
福岡県 KBC九州朝日放送
兵庫県 ラジオ関西[18] 独立局
香川県 西日本放送 月 - 木 27:00-28:00[19] JRN・NRNクロスネット局
愛媛県 南海放送
高知県 高知放送
熊本県 熊本放送 2010年4月5日放送開始[20]

過去のネット局[編集]

過去の放送休止[編集]


注釈[編集]

  1. ごくまれに、曲尻でコメントをかぶせたり、曲を途中で打ち切ることもあった。
  2. 2009年4月9日のオープニング冒頭、リスナーから「今までみたいに1時 - 3時を御担当なさった方に何か御挨拶をしたほうがいいのでは?」というメールを紹介したが「すぐ忘れちゃう」として1時~3時担当のパーソナリティへの挨拶はしていない。なお、時刻の読み上げもよく忘れているので、そのことを指摘されたこともある。
  3. このため、以降のエンディングでは「ニッポン放送をお聞きの皆さんはこの後『高嶋ひでたけのあさラジ!』をお送りします。」または、「明日は○○さんが、あさっては△△さんが登場します。そして、ニッポン放送をお聞きの皆さんはこの後『高嶋ひでたけのあさラジ!』をお送りします。」のコメントになった。
  4. 発表時点では「オールナイトニッポン2部」という仮タイトルが付けられていた。
  5. 桑田佳祐の全快を願って始まったものである。
  6. 6.0 6.1 フォー・セインツの「この街で」がオールナイトニッポンRで番組になりました!』より。
  7. コーナーオープニングにかかる曲は、クレイジーケンバンドの『レコード』。
  8. コーナーオープニングにかかる曲は、ヴィクター・ヤング・オーケストラの『エデンの東』。
  9. コーナーオープニングにかかる曲は、青い三角定規の『七つの水仙』
  10. コーナーオープニングにかかる曲は、大瀧詠一の『座・読書』。2009年6月頃まではサイモン&ガーファンクルの『ブックエンドのテーマ』。
  11. コーナーオープニングにかかる曲は、フォー・セインツの『この街で』
  12. コーナーオープニングにかかる曲は、映画『ロッキー』のテーマ。
  13. くり万太郎自身が同誌に連載されている「俺はまだ本気出してないだけ」(青野春秋)の愛読者ということで生まれたコーナーでもある。
  14. コーナーオープニングにかかる曲は、加藤和彦北山修の『あの素晴しい愛をもう一度
  15. 2010年1月18日放送の発言より。
  16. 番組公式サイト内にも投稿フォームがあり、リクエストが可能であった。
  17. 4:30から『小倉淳の早起きGoodDay!』放送のため。この時に「この後、ニッポン放送では、小倉淳さんが登場です。」とコメントすることが多かった。ただし、金曜枠があった時は金曜のみフルネット。
  18. 放送開始時から木曜までの放送。
  19. 19.0 19.1 28:00より『あなたへモーニングコール』放送のため。
  20. 20.0 20.1 JUNK ZERO』の後番組として放送開始。
  21. JRN単営局。改編時期の違いから、他ネット局より1週間遅れてのスタートとなった。2010年4月5日からTBSラジオで放送開始の『ミュージックナビ〜昨日と今日との交差点〜』に変更。
  22. ネット局では穴埋め対応となった。

関連項目[編集]

裏番組[編集]

外部リンク[編集]

ニッポン放送 月 - 木曜27:00 - 28:30(2010年6月24日まで28:30 - 29:00は裏送り)
前番組くり万太郎のオールナイトニッポンR次番組
オールナイトニッポンエバーグリーンくり万太郎のオールナイトニッポンR( - 29:00)
ニッポン放送 月 - 木曜27:00 - 29:00
くり万太郎のオールナイトニッポンR(- 28:30)
小倉淳の早起きGoodDay!(28:30 - 30:00)
くり万太郎のオールナイトニッポンRオールナイトニッポン0(月曜 - 金曜日)
ニッポン放送 金曜27:00 - 29:00

オリエンタルラジオのオールナイトニッポンR

くり万太郎のオールナイトニッポンR
オールナイトニッポンR よしもと浅草花月
オールナイトニッポンR スペシャルナイト
はるのオールナイトニッポンR
CBCラジオ 月 - 木曜27:00 - 28:00
JUNK ZERO
(24:00 - 25:00に移動)
くり万太郎のオールナイトニッポンRミュージックナビ〜昨日と今日との交差点〜
CBCラジオ 金曜27:00 - 28:00
JUNK ZERO
(24:00 - 25:00に移動)
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