上越線

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上越線(じょうえつせん)は、群馬県高崎市高崎駅から新潟県長岡市宮内駅(列車運行上は長岡駅)までを結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線幹線)。

このほか、越後湯沢駅 - ガーラ湯沢駅間の支線を持つ。この支線は上越新幹線の保線基地への引き込み線を利用した営業線で、同新幹線から列車が乗り入れるが、これについては新幹線ではなく在来線の扱いであり、線路名称上も実施計画上も上越線の支線である。

概要[編集]

高崎線の終着駅高崎駅より利根川沿いに群馬県内を北上し、三国山脈を超えて新潟県に入り、中越地方魚野川信濃川沿いに六日町盆地などを経て長岡市に至る鉄道路線。終点の宮内駅では信越本線に接続する。後閑駅 - 越後湯沢駅間を除き国道17号とほぼ並走する。

路線名の由来は、上州(現在の群馬県)と越後(現在の新潟県本土)を結ぶことに由来する。なお、新潟県には上越市やそれを含む上越地方があるが、上越の由来が異なり(詳しくは「上越」を参照)、上越線は上越市はおろか上越地方すら通らない。新潟県の上越線沿線は全域が中越地方である。

当線が開通する以前、関東と新潟県を結ぶ鉄道ルートは「高崎線・信越本線ルート」と「東北本線磐越西線ルート」の二つがあった。しかし、いずれも関東と新潟を直線的に結ぶルートではないうえ、信越本線には碓氷峠の急峻な勾配があり時間的ロスを生じていた。こうした中、上越国境の茂倉岳直下を清水トンネルで越える短絡経路として、上越線が建設された。このうち、水上駅 - 石打駅間は最急勾配20で建設され、当初から電化された区間である。

1931年(昭和6年)の開業当初、それまで上野駅 - 新潟駅間は信越本線経由の急行列車で11時間6分を要していたのが、新設された上越線経由の急行列車は7時間10分で結び、一挙に4時間の所要時間短縮が図られた。上越新幹線の開業後は首都圏と新潟との都市間輸送の役割を新幹線に譲り、全線を直通する旅客列車は夜行列車などわずかとなったが、首都圏と新潟・北陸庄内秋田方面とを結ぶ貨物列車が通る幹線という側面を持っており、今もなおその重責を担う。また、首都圏と青森北海道方面とを結ぶルートとしても、奥羽本線の一部と田沢湖線ミニ新幹線化(標準軌化)され、東北本線盛岡駅以北がいわて銀河鉄道線青い森鉄道線に転換されてからは高崎線・上越線・信越本線・羽越本線・奥羽本線ルートがJRのみを経由する唯一の幹線ルートであり、東北本線不通時の長距離列車・貨物列車の唯一の迂回路としての機能も担っている。

高崎駅 - 水上駅間が旅客営業規則の定める大都市近郊区間の「東京近郊区間」に含まれ、IC乗車カードSuica」の首都圏エリアとなっている。また小千谷駅 - 宮内駅間が大都市近郊区間の「新潟近郊区間」に含まれ、小千谷駅、宮内駅はSuicaの新潟エリアとなっている。

ラインカラーは高崎支社管内、新潟支社管内ともに水色(高崎駅の一部で緑色や紺色、新前橋駅では紺色)。ただし2002年ごろまで新潟支社管内ではオレンジ色をラインカラーとして用いていた。

キロポストは高崎線からの数字を受け継いでおり、大宮駅からの距離の表示となっている。

路線データ[編集]

本線[編集]

  • 管轄:東日本旅客鉄道(第一種鉄道事業者)・日本貨物鉄道第二種鉄道事業者
  • 区間(営業キロ):高崎駅 - 宮内駅間 162.6km
  • 駅数:35(起終点駅を含む)
    • 上越線所属駅に限定する場合、高崎線所属の高崎駅と信越本線の所属の宮内駅[1]が除外され、33駅となる。
  • 軌間:1067mm
  • 複線区間:全線
  • 電化区間:全線(直流1500V)
  • 閉塞方式:自動閉塞式
  • 保安装置:
    • ATS-P(高崎駅 - 水上駅間)
    • ATS-Ps(水上駅,小出駅構内)
    • ATS-SN(水上駅 - 宮内駅間)
  • 最高速度:
    • 高崎駅 - 水上駅間 …優等列車120km/h、普通列車100km/h
    • 水上駅 - 越後湯沢駅間 …優等列車110km/h、普通列車100km/h
    • 越後湯沢駅 - 六日町駅間 …優等列車120km/h、普通列車100km/h
    • 六日町駅 - 宮内駅間 …優等列車110km/h、普通列車100km/h
  • 運転指令所
    • 高崎駅 - 水上駅間 …高崎総合指令室(運転取扱は、高崎駅・新前橋駅・八木原駅・渋川駅・沼田駅・後閑駅・水上駅が行う。)
    • 水上駅 - 宮内駅間 …新潟総合指令室 (CTC)

支線[編集]

  • 管轄:東日本旅客鉄道(第一種鉄道事業者)
  • 区間(営業キロ):越後湯沢駅 - ガーラ湯沢駅間 1.8km
  • 駅数:1(起点駅をのぞく)
  • 軌間:1435mm
  • 複線区間:全線(単線並列)
  • 電化区間:全線(交流50Hz・25,000V)
  • 閉塞方式:車内信号式(ATC方式)
  • 運転指令所:新幹線運行本部総合指令室

高崎駅 - 土合駅間が東日本旅客鉄道高崎支社土樽駅 - 宮内駅間とガーラ湯沢支線が東日本旅客鉄道新潟支社の管轄であり、土合駅と土樽駅の間(上り線清水トンネルの土合方出口付近、大宮起点146.43km地点)に支社境がある。

沿線[編集]

上越線は、群馬県から新潟県へと抜けるために三国山脈を越える路線であるが、高崎駅から渋川駅まではまだ平地が多い。榛名山の麓の渋川を過ぎると、周囲に山が迫り徐々に上り勾配になってきて山岳路線の様相を呈してくる。沼田駅 - 水上駅間は利根川上流沿いを走るが、このあたりは最近ゴムボートで渓流を下るラフティングで賑わっている。

水上温泉郷谷川温泉を抱えるみなかみ町の水上駅を過ぎると、これより越後中里駅まで、夜行列車をのぞくと一日わずか5往復前後しか定期の旅客列車が運行されていない閑散区間になる。下り線は湯檜曽駅手前で県境を越える新清水トンネルに突入する。トンネル内には湯檜曽駅と、地下深い場所にホームがあるモグラ駅として有名な土合駅があり、夏は登山客で賑わう。トンネルを出ると一旦上り線と合流するが、土樽駅を過ぎると再び分かれ、下り勾配をカーブで緩和しながら坂を下って越後中里駅へと至る。一方越後中里側からの上り線は、ループ線で上り勾配を緩和し土樽駅を出ると清水トンネルに入る。トンネルを出ると土合駅があり、再びループ線で坂を下り湯檜曽駅を通過中に下り線と合流する。

なお、川端康成の小説『雪国』の冒頭の「国境の長いトンネル」とは単線時代の(現在は上り線の)清水トンネルのことであり、冒頭の場面で主人公の島村と同じ汽車に乗り合わせた葉子が駅長を呼ぶ場面は当時の土樽信号場(現在の土樽駅)が舞台である。

その後、新潟県屈指の温泉越後湯沢温泉を擁し、前述の『雪国』の舞台になった湯沢町の玄関駅、越後湯沢駅に到着する。付近には冬は首都圏から気軽に行けるスキー場が多くあり、スキースノーボード客で賑わっている。また、越後には多数の地酒があり、こちらも人気がある。

観光エリアの越後湯沢を後にし、六日町周辺では、魚野川を右手に見て、魚野川よって形成された河岸段丘地帯を進む、両脇を山々が路線に平行に連なっている。一帯は日本でも有数の稲作地帯である。六日町で北陸方面への短絡経路である北越急行ほくほく線が分岐していく。

六日町地域を過ぎて、なお、魚野川を右手に見て進んでいく。浦佐駅で再び上越新幹線と接続する。浦佐駅をでると、先の小出駅まで再びのどかな田園風景が続く。小出駅を過ぎると、線路は大きく左へとカーブしていく両脇の丘陵が一気に迫り、トンネルが増え車窓にも変化がみられる。

線路は北堀之内駅の先で魚野川右岸へと渡り、左手に緩やかに流れる川を見るようにして越後川口駅へと到着する。付近で谷川岳を源流とし、幾多の流れが集まった魚野川は長野県から流れてきた信濃川に合流するのにとともに上越線は長野からやってきた飯山線と接続する。

小千谷駅を出て妙見トンネルを過ぎると、急速に周囲が開け、ようやく越後平野に入る。越後滝谷駅を進んでいくと国道17号としばしの並走し、越後平野を一直線に進んでいく線路は左から合流してくる信越本線とともに、上越線の終点宮内駅へと滑り込む。越後湯沢方面からの普通列車はすべて次の長岡駅まで運行されている。

運行形態[編集]

普通列車は水上駅を境として高崎駅 - 水上駅間と水上駅 - 長岡駅間の2系統に運転系統が分かれている。後者はさらに水上駅 - 越後中里駅間と越後中里駅 - 長岡駅間に分けて解説する。

高崎駅 - 水上駅間[編集]

以下の上野駅新宿駅から直通の定期特急列車両毛線前橋駅吾妻線万座・鹿沢口駅まで運行されている。

  • 特急「草津」 上野駅 - 万座・鹿沢口駅(吾妻線直通)
  • 特急「あかぎ」「スワローあかぎ」 新宿駅・上野駅 - 前橋駅間(両毛線直通)

普通列車については、歴史的経緯と通勤需要から高崎駅 - 新前橋駅間で高崎線や両毛線と一体化された輸送がなされており(詳細は「歴史」を参照)、両毛線や高崎線への直通普通列車を中心に1時間あたり5 - 7本程度運行されている。高崎線からは普通列車に加え、快速「アーバン」・通勤快速・湘南新宿ラインの一部も乗り入れている。新前橋駅発着の列車は「高崎線」、前橋駅発着の列車は「両毛線」(「高崎・両毛線」)と、いずれも上越線は省略して案内されている。新前橋駅 - 渋川駅・水上駅間の上越線・吾妻線系統は1時間あたり2本程度(うち1本が渋川駅から吾妻線に直通)であり、いずれも群馬県内で完結する列車のみの運行となっている。

臨時列車[編集]

高崎駅 - 水上駅間では、臨時列車として夏季や冬季の多客時に上野駅 - 水上駅間の特急「水上」が運転されるほか、D51 498またはC61 20牽引によるSL列車SLみなかみ」などが運転される。

高崎駅 - 渋川駅間では、吾妻線に直通する臨時列車としてジョイフルトレインリゾートやまどり」を使用して特急「リゾート草津」や快速「リゾートやまどり」などが運転される。

このほか、夏季に行われる高崎花火大会の日に臨時列車が運転される年もある。

水上駅 - 越後中里駅間[編集]

この区間の1日の普通列車は、平日は5往復、土曜・休日は午前中に1往復が加わった6往復のみの運行となり、2 - 4両編成[2]で運行されている。ただし、冬期間は増発され、平日1日7往復、土曜・休日は1日8往復となる。普通列車は最大で3 - 4時間ほど運転されない時間帯もあり、貨物列車のほうが首都圏と北陸を結ぶ役割もあって本数が多い。この区間を走る普通列車は全列車が後述の越後中里駅 - 長岡駅間と直通運転する。

上越国境の山間部を走る区間であり、恒常的なローカルな旅客流動は少ない。しかし、冬季のスキー客輸送や、夏季の尾瀬ハイキング客輸送には上野駅・新宿駅から直通の臨時列車が運行される。

湯檜曽駅土合駅は、トンネルの中に長岡方面ホーム(下り)があること、また湯檜曽 - 土合間と土樽 - 越後中里間の上り線には、勾配を緩和する目的で2箇所のループ線が存在する。

越後中里駅 - 長岡駅間[編集]

越後中里以北は新潟県内のローカル輸送のため、普通列車主体の運行が行われており、1 - 2時間に1本程度運行されている。運行系統上の終点は、線路名称上の終点である宮内駅から1駅信越本線に乗り入れた長岡駅となっており、宮内駅を始発・終着駅とする列車はない。また、長岡駅からさらに新潟駅まで直通運転する列車が朝下り2本、夕方上り1本ある。

また、北越急行の列車が越後湯沢駅 - 六日町駅間に乗り入れる。北越急行ほくほく線は東京 - 北陸ルートの短絡線であり、新幹線接続のアクセス列車である特急「はくたか」などが運行される。なお、ほくほく線の普通・快速列車は上越線内では一部の普通列車が塩沢駅上越国際スキー場前駅(ただし、上越国際スキー場前駅は季節限定)に停車するが、石打駅大沢駅は全列車が通過する。

朝6時台・夜0時台(長岡発23時台)には石打駅発着の列車がある。また、朝時間帯に越後湯沢駅で越後中里・水上方面に折り返す列車がある。このほか、冬季には「スキーリレー号」として越後中里駅 - 六日町駅間で増発が行われる。

越後川口駅 - 長岡駅間では、飯山線からの列車が朝に2往復乗り入れている。

越後湯沢駅 - ガーラ湯沢駅間[編集]

この区間はJR線路名称公告上は上越線の支線となっているが、運行上の形態は上越新幹線の一部である。在来線の扱いだが、新幹線用の施設・車両を使用し新幹線特例法の対象となっている。

途中駅はなく、終点のガーラ湯沢駅は隣接のスキー場にアクセスするために新設された駅であり冬季のみ営業となっている。ゆえにこの区間は冬季のみの営業で、運行期間中は東京方面からの新幹線列車が乗り入れる。この区間を運行する列車はすべて特急列車であるため、乗車する場合は乗車券のほかに特急料金100円が必要となる。この区間のみの指定券は発売しないことになっている。また、特急料金不要の特例は無く、普通列車用の企画乗車券である青春18きっぷ北海道&東日本パスでの乗車はできない。この運行形態は、西日本旅客鉄道(JR西日本)の博多南線とほぼ同等である。また、オフシーズンでも越後湯沢駅終点の新幹線列車が折り返しのために入線するが、客扱いはしない。また冬季であっても、路線の性格上スキー客がほぼすべてであるが、本数はそれほど多くはなく、下りは朝8時台の2本を除いて1時間に1本程度で15時以降は2時間運行されない時間帯もある。また終電は18時22分越後湯沢駅発で終了する。上りは始発から16時台の2本以外は、1時間1本程度の運行であり、終電は19時6分ガーラ湯沢駅発で終了する。列車の運行されない時間帯の同区間の交通は、シャトルバスが担っている。

開業当初はこの区間内のみを走る「シャトル・ガーラ」が運転されており、最盛期の1992 - 1993年シーズンは下り12本、上り13本が運転された。しかし、この区間に並行する形で無料のシャトルバスが頻繁に運転されていたため利用客は多くなく、さらに東京方面からの直通列車も増えたことから、1994 - 1995年シーズンを最後に運転されなくなった。「シャトル・ガーラ」は全車自由席でグリーン車は閉鎖されていた。号数は紙の時刻表には表示されていなかったが、駅の発車案内表示機にはシステムの関係で表示されており、上越新幹線で原則として使われない200号台(列車番号は92xxC)が割り当てられていた。

長距離旅客列車[編集]

高崎駅 - 宮内駅間(本線)の全線を通して運行されるのは次の夜行列車のみである。

貨物列車[編集]

貨物列車については先述のとおり首都圏と新潟・秋田方面とを結ぶ列車が、おおむね毎日下り12本・上り11本(下り3本・上り2本の臨時便を含む)運行され、線内完結の列車は設定されていない。近年はほとんどが上越線を夜間帯に走行していたが、2009年3月14日のダイヤ改正より4往復(臨時便1往復を含む)が上越線を日中時間帯に走るダイヤに移行した[3][4]。また、新津製作所で落成した車両の首都圏への甲種輸送は、一部をのぞき当路線経由で行われる。

線内を通過する貨物列車の2009年時点での運行区間・本数は以下のとおり。

使用車両[編集]

現在の使用車両[編集]

優等列車[編集]

普通列車[編集]

  • 電車
    • E233系3000番台(JR東日本高崎車両センター所属)
      • 高崎線直通列車・両毛線直通列車として、上越線内は高崎駅 - 新前橋駅間で運用されている。
    • E231系1000番台(JR東日本小山車両センター国府津車両センター所属)
      • 高崎線直通列車・両毛線直通列車・湘南新宿ラインとして、上越線内は高崎駅 - 新前橋駅間で運用されている。
    • 115系(JR東日本高崎車両センター・新潟車両センター所属)
      • 全線で運用されているが、水上駅を境に各方面へ折り返すため通し運転はない。水上駅以南は高崎車両センターの車両が、水上駅以北は新潟車両センターの車両が使用されている。カラーリングは、高崎車は国鉄時代から継承されている湘南色、新潟車は新潟支社独自の色を採用している。
    • 107系(JR東日本高崎車両センター所属)
      • 高崎駅 - 水上駅間で運用されている。
    • HK100形(北越急行所属)
  • 気動車

臨時列車[編集]

臨時列車は季節ごとに設定されるため、使用車両・所属は季節によって変更される場合もある。また、運転されない年もある。

貨物列車[編集]

貨物列車の牽引については、次の電気機関車が担当している。

  • EH200形高崎機関区所属)
    • EF64形の後継機で、2009年3月14日ダイヤ改正より上越線にも進出し、一部の貨物列車牽引の仕業を受け持っていたが、EF64形が全機愛知機関区へ配置転換されたことに伴い、翌2010年3月13日のダイヤ改正ですべての定期列車がこのEH200形に置き換わった。

導入予定車両[編集]

普通列車[編集]

  • 電車
    • E129系(JR東日本新潟車両センター所属)[8] - 2014年度から投入し、115系を置き換える予定。上越線では水上駅 - 宮内駅間で運用される予定。

過去の使用車両[編集]

電車[編集]

  • 489系 - 特急「はくたか」、急行「能登
  • 161系・181系 - 特急「とき」「新雪」
  • 153系 - 準急「ゆきぐに」、ほか急行など。
  • 155系 - スキー臨時列車など。
  • 157系 - 特急「白根」
  • 165系 - 急行「佐渡」「越路」「越後」「弥彦」「よねやま」「ゆきぐに」「ゆざわ」「奥利根」「ゆけむり」「伊香保」「草津」、快速「ムーンライトえちご」など。普通列車にも運用。
  • 70系
  • 80系 - 準急「ゆきぐに」「奥利根」「ゆけむり」「みくに」「草津」など。普通列車にも運用。
  • 211系(JR東日本高崎車両センター所属) - 高崎線直通列車・両毛線直通列車として、上越線内は高崎駅 - 新前橋駅間で運用されていた。

新幹線車両[編集]

上越新幹線から越後湯沢駅 - ガーラ湯沢駅間に冬季のみ乗り入れ。

気動車[編集]

  • キハ81系 - 特急「いなほ」
  • キハ58系 - 急行「鳥海」「よねやま[9]」「野沢」「うおの」、準急「奥利根」「みなかみ」「みくに」「草津」など。只見線や飯山線に直通する普通列車などにも運用。

客車[編集]

  • 20系 - 寝台特急「北陸」、急行「天の川」
  • 14系 - 寝台特急「北陸」

電気機関車[編集]

歴史[編集]

関東と新潟を短絡する鉄道として計画されたもので、1920年には新潟県側の上越北線(じょうえつほくせん)宮内(長岡) - 東小千谷間、1921年には群馬県側の上越南線(じょうえつなんせん)新前橋 - 渋川間が開業した。両線は順次延長され、1925年には北線が越後湯沢まで、1928年に南線が水上まで開業している。

なお上越線の開業以前より、1893年には高崎 - 渋川間に群馬馬車鉄道が、1911年には渋川 - 沼田間に利根軌道新来迎寺 - 小千谷間に魚沼鉄道がそれぞれ開業していたが、群馬馬車鉄道は路面電車化されて最終的に東武鉄道高崎線となった後1953年廃止、利根軌道は路面電車化され東京電燈の所有路線となった後に上越線の開業により1924年休止・1925年廃止、魚沼鉄道は国有化されて魚沼線になったものの1981年に特定地方交通線に指定され1984年に廃線となっている。

三国山脈が立ちはだかる県境の水上 - 越後湯沢間は、全長9,702mの清水トンネルをはじめとしてその前後に2つのループトンネルを有する山岳路線であり、同区間が開通し上越線が全通するのは1931年のことである。この区間は長大トンネルを有するので、運転の保安上から水上 - 石打間が開業当初より直流電化され、電気機関車の牽引により運転された。太平洋戦争後の1947年には、高崎 - 長岡間の電化が完成している。

1960年代は、東京と日本海側を結ぶ主要幹線として複線化による輸送力増強が進められ、1967年に湯檜曽 - 土樽間に新清水トンネルが開通して、全線の複線化が完了した。1982年の上越新幹線開業を境に、上越線は東京 - 新潟間の都市間広域輸送の役目を新幹線に譲り、一部の列車をのぞいて地域輸送と貨物輸送が主力となる(列車についての詳しい沿革は、「上越線優等列車沿革」・「水上」を参照のこと)。

高崎駅 - 新前橋駅間(両毛線)[編集]

  • 1884年明治17年)8月20日日本鉄道 高崎駅 - 前橋駅間が延伸開業。
  • 1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道が国有化。
  • 1909年(明治42年)10月12日:線路名称設定により、小山駅 - 高崎駅間が両毛線となる。
  • 1921年大正10年)7月1日:上越南線開業に伴い、新前橋駅が開業。
  • 1931年昭和6年)9月1日:上越線全通に伴い、新前橋駅 - 高崎駅間が両毛線・上越線に属する二重戸籍区間になる。
  • 1957年(昭和32年)12月20日:両毛線の終点が新前橋駅に変更。新前橋駅 - 高崎駅間の二重戸籍解消。

新前橋駅 - 水上駅間(上越南線)[編集]

  • 1921年(大正10年)7月1日:上越南線 新前橋駅 - 渋川駅間が開業。新前橋駅・群馬総社駅・八木原駅・渋川駅が開業。
  • 1924年(大正13年)3月31日:渋川駅 - 沼田駅間が延伸開業。敷島駅・岩本駅・沼田駅が開業。
  • 1926年(大正15年)11月20日:沼田駅 - 後閑駅間が延伸開業。後閑駅が開業。
  • 1928年(昭和3年)10月30日:後閑駅 - 水上駅間が延伸開業。上牧駅・水上駅が開業。

宮内駅 - 越後湯沢駅間(上越北線)[編集]

  • 1920年(大正9年)11月1日上越北線 宮内駅 - 東小千谷駅間が開業。六日市駅(現在の越後滝谷駅)・東小千谷(現在の小千谷駅)が開業。
  • 1921年(大正10年)8月5日:東小千谷駅 - 越後川口駅間が延伸開業。越後川口駅が開業
  • 1922年(大正11年)8月1日:越後川口駅 - 越後堀之内駅間が延伸開業。越後堀之内駅が開業。
  • 1923年(大正12年)
    • 9月1日:越後堀之内駅 - 浦佐駅間が延伸開業。小出駅・浦佐駅が開業。
    • 11月18日:浦佐駅 - 塩沢駅間が延伸開業。五日町駅・六日町駅・塩沢駅が開業。
  • 1925年(大正14年)
    • 10月1日:六日市駅が越後滝谷駅に改称。
    • 11月1日:塩沢駅 - 越後湯沢駅間が延伸開業。石打駅・越後湯沢駅が開業。

全通以後[編集]

  • 1931年(昭和6年)9月1日:水上駅 - 越後湯沢駅間延伸開業(清水トンネル開通)し全通。上越南線が上越北線を編入し、上越線に改称。同時に起点を高崎駅に変更、同区間は両毛線との二重戸籍区間となる。湯檜曽駅・越後中里駅が開業。土合信号場・土樽信号場が開設。水上駅 - 石打間が電化。
  • 1932年(昭和7年)8月1日:東小千谷駅が小千谷駅に改称。
  • 1933年(昭和8年)12月8日:岩原スキー場前仮乗降場が開業。
  • 1936年(昭和11年)12月19日:土合信号場が駅に変更され、土合駅が開業。
  • 1941年(昭和16年)1月10日:土樽信号場が駅に変更され、土樽駅が開業。
  • 1943年(昭和18年)5月15日:土合駅 - 土樽駅間に茂倉信号場が開設。
    • 10月1日:敷島駅 - 岩本駅間に津久田信号場が開設。
    • 11月10日:石打駅 - 大沢駅間に越後大沢信号場が開設。
  • 1944年(昭和19年)9月25日:越後川口駅 - 小千谷駅間に越後山辺信号場が開設。
    • 9月20日:越後堀之内駅 - 越後川口駅間に越後下島信号場が開設。
    • 10月11日: 高崎駅 - 新前橋駅間に井野信号場、後閑駅 - 上牧駅間に下牧信号場が開設。
  • 1946年(昭和21年):岩原スキー場前仮乗降場が廃止。
  • 1947年(昭和22年)4月1日:高崎駅 - 水上駅間が電化。
    • 10月1日:石打駅 - 宮内駅( - 長岡駅)間が電化。
  • 1948年(昭和23年)1月1日:津久田信号場が駅に変更され、津久田駅が開業。
  • 1949年(昭和24年)5月28日:越後大沢信号場が駅に変更され、大沢駅が開業。
    • 7月11日:越後山辺信号場が廃止。
    • 12月20日:大穴仮乗降場(冬季のみ営業)が開業。
  • 1950年(昭和25年)2月15日: 越後下島信号場が駅に変更され、北堀之内駅が開業。
  • 1952年(昭和27年)12月20日:岩原スキー場前仮停車場が開業。
  • 1957年(昭和32年)12月20日:両毛線終点変更に伴い、新前橋駅 - 高崎駅間の二重戸籍が解消。井野信号場が駅に変更され、井野駅が開業。高崎駅 - 新前橋駅間が複線化。
  • 1961年(昭和36年)3月29日:新前橋駅 - 群馬総社駅間が複線化。
  • 1962年(昭和37年)11月29日:小千谷駅 - 越後滝谷駅間に妙見信号場が開設。妙見駅 - 越後滝谷駅間が複線化。
  • 1963年(昭和38年)2月7日:群馬総社駅 - 八木原駅間が複線化。
    • 3月10日:大穴仮乗降場が廃止。
    • 8月2日:八木原駅 - 渋川駅間が複線化。
    • 11月5日:浦佐駅 - 小出駅間が複線化。
    • 12月5日:水上駅 - 湯檜曽駅間に新湯檜曽信号場が開設。水上駅 - 新湯檜曽信号場間が複線化。
    • 12月16日:岩本駅 - 沼田駅間が複線化。
    • 12月20日:津久田駅 - 岩本駅間が複線化。
  • 1964年(昭和39年)3月18日:渋川駅 - 敷島駅間が複線化。
    • 9月18日:敷島駅 - 津久田駅間が複線化。
    • 9月24日:越後中里駅 - 越後湯沢駅間が複線化
    • 9月30日:土樽駅 - 越後中里駅間が複線化。
    • 11月20日:越後川口駅 - 小千谷駅間に山辺信号場が開設。山辺信号場 - 小千谷駅間が複線化。
    • 11月30日:越後湯沢駅 - 石打駅間に赤坂信号場が開設。越後湯沢駅 - 赤坂信号場間が複線化。
  • 1965年(昭和40年)1月15日:八色駅が開業。
    • 7月8日:赤坂信号場 - 石打駅間が複線化。赤坂信号場が廃止。
    • 7月13日:沼田駅 - 後閑駅間が複線化。
    • 9月28日:六日町駅 - 五日町駅間が複線化。
  • 1966年(昭和41年)7月20日:後閑駅 - 上牧駅間が複線化。下牧信号場が廃止。
    • 9月16日:五日町駅 - 浦佐駅間が複線化。
    • 9月23日:越後滝谷駅 - 宮内間に下条信号場が開設。越後滝谷駅 - 下条信号場間が複線化。
    • 9月25日:石打駅 - 大沢間が複線化。
    • 9月27日:上牧駅 - 水上駅間が複線化。
    • 9月29日:越後堀之内駅 - 北堀之内駅間が複線化。
    • 11月22日:北堀之内駅 - 越後川口駅間が複線化。
  • 1967年(昭和42年)7月4日:越後川口駅 - 山辺信号場間が複線化。山辺信号場が廃止。
    • 9月1日:小千谷駅 - 妙見駅間が複線化。妙見信号場が廃止。
    • 9月8日:小出駅 - 越後堀之内駅間が複線化。
    • 9月13日:大沢駅 - 六日町駅間が複線化。
    • 9月21日:下条信号場 - 宮内駅間が複線化。下条信号場が廃止。
    • 9月28日:新清水トンネル開通により、湯檜曽駅 - 土樽駅間が複線化。湯檜曽駅が新湯檜曽信号場の地点へ移転。新湯檜曽信号場が廃止。旧湯檜曽駅の地点に北湯檜曽信号場が開設。
  • 1969年(昭和44年)10月1日:岩原スキー場前仮停車場が臨時乗降場に変更。
  • 1982年(昭和57年)11月15日上越新幹線 大宮駅 - 新潟駅間が開業(高崎駅 - 上毛高原駅 - 長岡間は上越線の別線扱い)。上毛高原駅が開業。
  • 1984年(昭和59年)11月1日:茂倉信号場が廃止。
    • 11月8日:北湯檜曽信号場が廃止。

国鉄分割民営化以降[編集]

  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、全線を東日本旅客鉄道が継承。日本貨物鉄道が第二種鉄道事業者となる。岩原スキー場前臨時乗降場が駅に変更され、岩原スキー場前駅が開業。
  • 1990年平成2年)12月20日:支線 越後湯沢駅 - ガーラ湯沢駅間が開業。ガーラ湯沢駅が開業。
  • 1997年(平成9年)12月27日:上越国際スキー場前駅(臨時駅)が開業。
  • 2003年(平成15年)4月1日:上越国際スキー場前駅が通年営業化。
  • 2004年(平成16年)
    • 10月16日:高崎問屋町駅が開業[10]。新前橋駅 - 渋川駅間が東京近郊区間になり、Suicaのサービスエリアになる[11]
    • 10月23日新潟県中越地震により、水上駅 - 宮内駅間が不通となる。
    • 11月2日:水上駅 - 六日町駅間の運行再開。六日町駅 - 小出駅間でバス代行輸送開始。
    • 11月8日:バス代行輸送区間が六日町駅 - 越後堀之内駅間に変更。
    • 11月11日:小千谷駅 - 長岡駅間でバス代行輸送開始。
    • 11月13日:六日町駅 - 小出駅間で運行再開。小出駅 - 長岡駅間はバス代行輸送継続。
    • 12月27日:。越後川口駅 - 越後滝谷駅間は上り線を使った単線運転により、全線で運転再開[12]タブレット閉塞で運転(夜行列車と一部の列車は運休)。小出駅 - 宮内駅間で速度制限を行い、臨時ダイヤで運行。このとき、単線・複線を切り替える際のポイントスプリングポイントを使用した。
  • 2005年(平成17年)1月31日:速度制限が緩和(小出駅 - 越後川口駅間と越後滝谷駅 - 宮内駅間:45km/h→65km/h、小千谷駅 - 越後滝谷駅間:30km/h→45km/h)。
    • 3月25日:越後川口駅 - 越後滝谷駅間の下り線も復旧し、複線運転が再開[13]。運休中の夜行列車も運転再開。速度制限は継続。
    • 4月11日:小出駅 - 越後川口駅間と越後滝谷駅 - 宮内駅間の速度制限が解除。越後川口駅 - 越後滝谷駅間の上り線は45km/h→65km/hに緩和。
    • 4月28日:越後川口駅 - 越後滝谷駅間の上り線の速度制限が解除。越後川口駅 - 越後滝谷駅間の下り線は45km/h→65km/hに緩和。
    • 6月16日:速度制限が解除。
  • 2009年(平成21年)3月14日:渋川駅 - 水上駅間が東京近郊区間になり、Suicaのサービスエリアになる[14]
  • 2011年(平成23年)
    • 7月28日:集中豪雨のため水上駅 - 宮内駅間が運休。
    • 7月31日:水上駅 - 越後湯沢駅間で運行再開。越後湯沢駅 - 宮内駅間は豪雨による路盤流出で不通になる。
    • 8月2日:小出駅 - 宮内駅間で運行再開。
    • 8月4日:六日町駅 - 小出駅間で運行再開。
    • 8月13日:越後湯沢駅 - 六日町駅間が復旧し、全線で運行再開[15]
      • 上越線が不通となっていた間、寝台特急「あけぼの」・臨時快速「ムーンライトえちご」が運休した。また、特急「はくたか」も本来の越後湯沢駅発着から信越本線経由で長岡駅の発着に変更された。寝台特急「あけぼの」は8月10日から北上線経由で運転を再開[16]、8月13日から「はくたか」が越後湯沢駅発着、「あけぼの」が所定の上越線経由での運転を再開した。
  • 2014年(平成26年)4月1日:小千谷駅 - 宮内駅が新潟近郊区間になり、小千谷駅、宮内駅がSuicaのサービスエリアになる[17]

駅一覧[編集]

便宜上、宮内駅側で全旅客列車が直通する信越本線長岡駅までの区間を記載する。

  • (貨):貨物専用駅、◇印:貨物取扱駅(定期貨物列車の発着なし)
  • ほくほく線直通以外の普通列車(臨時快速を含まない)は基本的に全駅に停車するが、一部列車は上越国際スキー場前駅を通過する。
  • 特急列車および臨時列車の停車駅については各列車記事を参照。
路線名 駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ 接続路線 所在地
上越線 高崎駅 - 0.0 東日本旅客鉄道上越新幹線北陸新幹線長野新幹線)・高崎線湘南新宿ライン含む)[* 1]八高線[* 2]信越本線
上信電鉄上信線
群馬県 高崎市
高崎問屋町駅 2.8 2.8  
井野駅 1.2 4.0  
新前橋駅 3.3 7.3 東日本旅客鉄道:両毛線[* 3] 前橋市
群馬総社駅 4.8 12.1  
八木原駅 5.6 17.7   渋川市
渋川駅 3.4 21.1 東日本旅客鉄道:吾妻線[* 3]
敷島駅 6.4 27.5  
津久田駅 3.0 30.5  
岩本駅 5.8 36.3   沼田市
沼田駅 5.1 41.4  
後閑駅 5.2 46.6   利根郡
みなかみ町
上牧駅 7.1 53.7  
水上駅 5.4 59.1  
湯檜曽駅 3.6 62.7  
土合駅 6.6 69.3  
土樽駅 10.8 80.1   新潟県 南魚沼郡
湯沢町
越後中里駅 7.3 87.4  
岩原スキー場前駅 3.7 91.1  
越後湯沢駅 3.1 94.2 東日本旅客鉄道:上越新幹線・上越線(ガーラ湯沢支線
石打駅 6.4 100.6   南魚沼市
大沢駅 4.0 104.6  
上越国際スキー場前駅 1.0 105.6  
塩沢駅 2.3 107.9  
六日町駅 3.9 111.8 北越急行ほくほく線[* 4]
五日町駅 6.6 118.4  
浦佐駅 5.5 123.9 東日本旅客鉄道:上越新幹線
八色駅 3.1 127.0  
小出駅 5.2 132.2 東日本旅客鉄道:只見線 魚沼市
越後堀之内駅 2.5 134.7  
北堀之内駅 3.4 138.1  
越後川口駅 4.7 142.8 東日本旅客鉄道:飯山線 長岡市
小千谷駅 6.6 149.4   小千谷市
越後滝谷駅 7.2 156.6   長岡市
宮内駅 6.0 162.6 東日本旅客鉄道:信越本線(柏崎方面)
(貨)南長岡駅 1.4 164.0  
長岡駅 1.6 165.6 東日本旅客鉄道:上越新幹線・信越本線(新潟方面)
  1. 高崎線・湘南新宿ラインの列車は一部新前橋駅・両毛線前橋駅まで乗り入れる
  2. 八高線は全列車が高崎発着だが、路線の正式な終点は高崎線倉賀野駅(線路は北藤岡駅の倉賀野側で分岐)
  3. 3.0 3.1 両毛線・吾妻線の列車はともに高崎駅まで乗り入れる
  4. 北越急行ほくほく線の一部列車は越後湯沢駅まで乗り入れる
  • ※:宮内駅 - 長岡駅間は信越本線
  • 群馬総社 - 八木原間で北群馬郡吉岡町を通るが、駅はない。

支線[編集]

  • 新潟県南魚沼郡湯沢町に所在。全列車特急列車(新幹線車両を使用)。
駅名 営業キロ 接続路線・備考
越後湯沢駅 0.0 東日本旅客鉄道:上越新幹線東京方面へ直通)・上越線(本線)
(臨)ガーラ湯沢駅 1.8 季節営業の臨時駅

過去の接続路線[編集]

  • 高崎駅:東武伊香保軌道線(高崎・前橋 - 渋川 - 伊香保間馬車鉄道路面電車)(高崎駅前) - 1953年7月1日高崎線廃止
  • 渋川駅:
    • 東武伊香保軌道線(渋川駅前) - 1956年12月29日伊香保線廃止
    • 吾妻軌道(渋川 - 中之条間馬車鉄道・路面電車) - 1933年3月休止、1934年9月30日廃止
    • 利根軌道(渋川 - 沼田間馬車鉄道・電気鉄道) - 1924年4月1日休止、1925年3月6日廃止(上越線開業時には接続なし)

乗車人員[編集]

JR東日本:各駅の乗車人員より

2008年度 2007年度 2006年度 2005年度
順位 駅名 一日平均
乗車人員
順位 駅名 一日平均
乗車人員
順位 駅名 一日平均
乗車人員
順位 駅名 一日平均
乗車人員
1 高崎駅 28,749人 1 高崎駅 28,366人 1 高崎駅 28,280人 1 高崎駅 27,698人
2 長岡駅 11,318人 2 長岡駅 11,180人 2 長岡駅 11,308人 2 長岡駅 11,318人
3 六日町駅 5,978人 3 六日町駅 6,052人 3 六日町駅 5,901人 3 新前橋駅 5,788人
4 新前橋駅 5,940人 4 新前橋駅 5,797人 4 新前橋駅 5,801人 4 六日町駅 5,637人
5 渋川駅 3,608人 5 渋川駅 3,482人 5 渋川駅 3,486人 5 渋川駅 3,563人
6 越後湯沢駅 2,811人 6 越後湯沢駅 2,861人 6 越後湯沢駅 2,660人 6 越後湯沢駅 2,760人
7 井野駅 2,230人 7 井野駅 2,265人 7 井野駅 2,422人 7 井野駅 2,529人
8 高崎問屋町駅 2,150人 8 沼田駅 2,041人 8 沼田駅 2,102人 8 沼田駅 2,135人
9 沼田駅 2,100人 9 高崎問屋町駅 1,787人 9 高崎問屋町駅 1,549人 9 群馬総社駅 1,469人
10 群馬総社駅 1,536人 10 群馬総社駅 1,456人 10 群馬総社駅 1,466人 10 浦佐駅 1,401人
11 浦佐駅 1,312人 11 浦佐駅 1,327人 11 浦佐駅 1,360人 11 高崎問屋町駅 1,184人
12 小千谷駅 1,157人 12 小千谷駅 1,123人 12 小千谷駅 1,122人 12 小千谷駅 1,082人
13 後閑駅 1,017人 13 後閑駅 1,025人 13 後閑駅 1,054人 13 後閑駅 1,053人
14 八木原駅 1,012人 14 八木原駅 1,013人 14 八木原駅 1,010人 14 八木原駅 1,050人
15 小出駅 936人 15 小出駅 965人 15 小出駅 994人 15 小出駅 1,010人
16 宮内駅 781人 16 宮内駅 714人 16 宮内駅 690人 16 宮内駅 631人
17 塩沢駅 646人 17 塩沢駅 683人 17 塩沢駅 676人 17 塩沢駅 628人
18 水上駅 609人 18 水上駅 612人 18 水上駅 589人 18 水上駅 621人
19 越後堀之内駅 462人 19 越後堀之内駅 474人 19 越後堀之内駅 447人 19 越後堀之内駅 436人
20 五日町駅 265人 20 五日町駅 265人 20 五日町駅 267人 20 五日町駅 269人
21 越後川口駅 213人 21 越後川口駅 214人 21 越後川口駅 211人 21 越後川口駅 199人
22 石打駅 154人 22 石打駅 160人 22 上牧駅 177人 22 上牧駅 186人
23   23   23 石打駅 149人 23 石打駅 149人

※六日町駅の乗車人員には、上越線とほくほく線を直通する列車で六日町駅を通過するだけの乗客の数も含まれる。

2004年度 2003年度 2002年度 2001年度 2000年度
順位 駅名 一日平均
乗車人員
順位 駅名 一日平均
乗車人員
順位 駅名 一日平均
乗車人員
順位 駅名 一日平均
乗車人員
順位 駅名 一日平均
乗車人員
1 高崎駅 27,632人 1 高崎駅 27,830人 1 高崎駅 27,784人 1 高崎駅 27,905人 1 高崎駅 27,615人
2 長岡駅 10,877人 2 長岡駅 11,544人 2 長岡駅 11,499人 2 長岡駅 11,604人 2 長岡駅 11,321人
3 新前橋駅 5,858人 3 新前橋駅 5,940人 3 新前橋駅 6,032人 3 新前橋駅 6,036人 3 新前橋駅 6,045人
4 六日町駅 5,457人 4 六日町駅 5,784人 4 六日町駅 5,843人 4 六日町駅 5,781人 4 六日町駅 5,557人
5 渋川駅 3,585人 5 渋川駅 3,643人 5 渋川駅 3,779人 5 渋川駅 3,926人 5 渋川駅 3,997人
6 越後湯沢駅 2,818人 6 越後湯沢駅 3,042人 6 越後湯沢駅 3,032人 6 越後湯沢駅 3,068人 6 越後湯沢駅 3,170人
7 井野駅 2,809人 7 井野駅 2,789人 7 井野駅 2,888人 7 井野駅 2,955人 7 井野駅 3,134人
8 沼田駅 2,166人 8 沼田駅 2,199人 8 沼田駅 2,231人 8 沼田駅 2,326人 8 沼田駅 2,422人
9 群馬総社駅 1,474人 9 浦佐駅 1,504人 9 群馬総社駅 1,529人 9 浦佐駅 1,514人 9 浦佐駅 1,515人
10 浦佐駅 1,364人 10 群馬総社駅 1,496人 10 浦佐駅 1,527人 10 群馬総社駅 1,514人 10 群馬総社駅 1,471人
11 小千谷駅 1,064人 11 小千谷駅 1,210人 11 小千谷駅 1,211人 11 小千谷駅 1,256人 11 後閑駅 1,328人
12 後閑駅 1,049人 12 小出駅 1,160人 12 小出駅 1,211人 12 小出駅 1,250人 12 小出駅 1,316人
13 小出駅 1,039人 13 後閑駅 1,099人 13 後閑駅 1,138人 13 後閑駅 1,243人 13 小千谷駅 1,293人
14 八木原駅 1,036人 14 八木原駅 1,054人 14 八木原駅 1,057人 14 八木原駅 1,070人 14 八木原駅 1,064人
15 高崎問屋町駅 746人 15 宮内駅 715人 15 水上駅 740人 15 越後堀之内駅 770人 15 越後堀之内駅 777人
16 水上駅 651人 16 水上駅 706人 16 塩沢駅 725人 16 水上駅 748人 16 水上駅 772人
17 宮内駅 638人 17 塩沢駅 696人 17 越後堀之内駅 710人 17 塩沢駅 734人 17 塩沢駅 717人
18 塩沢駅 623人 18 越後堀之内駅 643人 18 宮内駅 685人 18 宮内駅 689人 18 宮内駅 668人
19 越後堀之内駅 457人 19 敷島駅 364人 19 敷島駅 379人 19 敷島駅 406人 19 敷島駅 415人
20 五日町駅 276人 20 五日町駅 311人 20 五日町駅 351人 20 五日町駅 364人 20 五日町駅 351人
21 越後川口駅 206人 21 越後川口駅 263人 21 越後川口駅 272人 21 越後川口駅 289人 21 越後川口駅 284人
22 上牧駅 185人 22 岩本駅 232人 22 岩本駅 236人 22 岩本駅 252人 22 岩本駅 253人
23 石打駅 150人 23 石打駅 181人 23 石打駅 193人 23 石打駅 202人 23 上牧駅 201人
24   24 上牧駅 173人 24 上牧駅 177人 24 上牧駅 198人 24 石打駅 191人

脚注[編集]


関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  • 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年 ISBN 978-4533029806
  • 2008年6月に土樽駅・土合駅のホーム改良工事が行われ、以前の停車ホームからせり出す形で旧通過線上に新しいホームが設けられた。この新ホームは旧ホームより短くなったため、編成両数が制限されるようになった。
  • 交通新聞2009年1月13日発表。
  • JR貨物時刻表 2009年版による。
  • 大阪駅 - 金沢駅・和倉温泉駅間を運行する「サンダーバード」の定期列車は吹田総合車両所京都支所に所属する681・683系のいずれも0番台で運用される。
  • 683系4000番代T52編成 出場試運転 - 鉄道ホビダス ネコ・パブリッシング RMニュース 2011年7月27日
  • 『鉄道ダイヤ情報』2009年2月号 交通新聞社
  • 通勤形車両の新造計画について - 東日本旅客鉄道株式会社、2013年7月2日。
  • 1972年3月15日-同年10月1日
  • 2004年10月ダイヤ改正について - 東日本旅客鉄道プレスリリース 2004年7月23日
  • 首都圏でSuicaをご利用いただけるエリアが広がります - 東日本旅客鉄道プレスリリース 2004年8月23日
  • 新潟県の在来線が全線再開 一部単線運転 - 47NEWS 2004年12月27日
  • 25日から全線で複線運転 中越地震被害の上越線 - 47NEWS 2005年3月18日
  • Suicaをご利用いただけるエリアが広がります - 東日本旅客鉄道、2008年12月22日。
  • JR上越線、16日ぶりに全通。 - 新潟日報 2011年8月13日
  • “あけぼの”、う回運転実施 - 『鉄道ファン交友社 railf.jp鉄道ニュース 2011年8月12日
  • Suicaの一部サービスをご利用いただける駅が増えます - 東日本旅客鉄道、2013年11月29日。