奈良県

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奈良県 Nara Prefectural Govemment
奈良県の位置
データ
知事 荒井正吾

自治体コード

29000-9
面積 3,691.09km²(全国40位)
総人口 1,421,367
2005年10月1日
総世帯 502,930世帯
2005年10月1日
県内総生産 -
(2004年)
隣接府県 大阪府京都府和歌山県三重県
ISO 3166-2 JP-29
県の花 ナラノヤエザクラ
県の木 スギ
県の鳥 コマドリ
奈良県庁舎
所在地 〒630-8501
奈良県奈良市登大路町30
電話番号 0742-22-1101
外部リンク 奈良県
市町村境界図
ファイル:Nara-pref.png

奈良県(ならけん)は、日本都道府県の一つで、本州の中西部に位置する県。近畿地方の一角。令制国大和国の領域を占める。

現在、2010年平城遷都1300年記念事業に向け、県内外でその準備に取り組んでいる。 また、やまと21世紀ビジョンを作成し「世界に光る奈良県づくり」「関西のオアシス」を目指している。古代より多くの都城が置かれ、「日本の故郷」とされる。

地理[編集]

紀伊半島中央の内陸に位置し、北西部に奈良盆地、北東部に大和高原、それ以外は大台ケ原近畿地方最高峰の八剣山(八経ヶ岳)といった山地が広がる。

県内の地区を北和、中和、西和、南和などと区分されることもあるが、それぞれの境界線は曖昧であり、近年は単に北部、中部、南部と表記されることも多い。

日本の中でも温暖な地域に属し、奈良盆地(奈良市・橿原市などの地域)では降雪の観測日数は多くない。一方、五條地域・吉野地域・宇陀地域などは降雪・積雪に見舞われることがあり、天川村にはスキー場も存在する。これらの地域では積雪が交通に影響を与えており、奈良県の道路政策には「雪害対策」の文言が含まれている。

気象は一般的に内陸性気候に属する北部(基準地は奈良市)と太平洋側気候に属する南部(基準地は十津川村風屋)に大別される。天気予報では北部と南部に分けて発表される。

さらに北部を北西部(基準地は奈良市で狭義の奈良盆地の地域)、北東部(基準地は宇陀市で、おもに宇陀地域)、五條・吉野北西部(基準地は五條市で五條・西吉野地域と吉野郡のうち近鉄吉野線の地域・ただし旧大塔村の地域を除く)と3分割している。

南部は南東部(基準地は吉野郡上北山で、宇陀市宇陀郡のうち、御杖・曽爾地域と吉野郡の国道169号沿いの地域)と南西部(基準地は十津川村風屋・五條市のうち旧・大塔村の地域・十津川村野迫川村)と2分割している。

北西部(基準地は奈良市で狭義の奈良盆地の地域)以外は典型的な山岳気象で、同じ地域にありながら、A地点とB地点で大きく気象が異なるのもしばしばであり5分割では不十分とする意見もある。

奈良のの暑さは日本有数と言われている。盆地気候で蒸し暑いが、実際には2005年7、8月における最高気温では十津川村風屋の37.3℃、上北山の37.0℃、五條の36.7℃、奈良の36.2℃となる。また最高気温25℃以上の夏日は奈良と五條がほぼ全日の60日間で両トップである。

の寒さはどの地域でも厳しい。特に北部山岳部の冷え込みは3月まで続くことが多く、年間を通じての最低気温が宇陀市大宇陀区が3月で-6.2℃、針が-6.1℃となっておりこれらの宇陀地域は遅霜などの影響を受けやすい。このほか前述の通り積雪による影響を受ける地域もあり奈良県の気象と一概に言えないのが現状である。

産業[編集]

  • 現在では観光産業が賑わいを見せ、各地の寺社仏閣や遺跡、万葉の故地などが観光客を集めている。東大寺二月堂修二会(お水取り)や春日若宮御祭りなどの伝統行事や若草山の山焼きが多くの観光客に親しまれている。奈良県への年間観光客数は約4000万人。
  • イチゴスイカ茶葉の有数の産地でもある。

  特にイチゴはあすかルビーという有名品種がある。

  • 和書・書道に欠かせないや筆(奈良市)、茶道に欠かせない茶筅生駒市高山)、等の産地。
  • 金魚では大和郡山市が国内の代表的な名産地として知られている。近年では金魚すくい大会が賑わいを見せ全国から参加者が集まっている。出荷匹数は日本一である。
  • 素麺桜井市)の四大産地である。また、手延べ素麺(三輪素麺)の三大産地の一つでもある。
  • 吉野地域の山間部において、林業が県南部の基幹産業となっている。吉野杉のブランドで知られる。
  • 中和地域において、靴下広陵町)や野球のグローブなどスポーツ用品の生産も高いシェアを得ている。
  • 奈良県は古代遺跡を多く有しているため、遺跡発掘が盛んである。

歴史[編集]

古墳時代から奈良時代まで[編集]

紀元3世紀から4世紀頃に、この地方の豪族が力を強めて周辺地域に覇を唱えた。その後長い年月と代替わりを経て、他地域との交流・攻防や大陸との交流の末、現在の日本地域の大半を支配する大勢力となった。これがヤマト王権と呼ばれる。

ヤマト王権は、現在の天皇家の祖であるとされ、宮内庁比定の天皇陵などが集まっている。また、邪馬台国と同一視する説、北九州にあった邪馬台国の子孫が移住して新たに建国した国であるという説、神武天皇の東遷説などがある。

以来8世紀末まで、この地域に大和朝廷の累代の天皇の宮があった首都地域であり、都城としては藤原京平城京が建設された。

古代からの神道信仰の伝統、及び6世紀仏教伝来以来の国策により、この地域には神社仏閣が多数存在する。

遷都後もそれらはこの地域に残り、その後地域の耕作者を支配下において大きな勢力となった。

平安時代から室町時代まで[編集]

  • 平安時代後期は、清和源氏源満仲の次男の源頼親(兄・源頼光/摂津源氏。弟・源頼信/河内源氏)の大和源氏の本拠地となる。
  • 中近世の大きな歴史的事件には登場しない。
    ただし温暖で肥沃な盆地を抱える地域であるため、この地域の豪族はいずれも大きな力を持った。
  • 一方で南部の険峻な山地には、その地の利を活かして反中央勢力(中でも反主流派の皇族)が居を定め、中央政府(京都の朝廷、及び幕府)とにらみ合う時代が長く続いた。南北朝時代後醍醐天皇吉野朝廷が有名である。吉野朝廷は地の利を生かしながら、また各地の武家勢力を糾合しながら60年にわたって抵抗し続けたが北朝に降った。しかしその後も活動を止めず、応仁の乱では山名持豊の推戴も受けた。
  • 奈良時代に建立された藤原氏氏寺の興福寺東大寺など南都寺院が大きな勢力を誇った。このため、鎌倉・室町の武家政権は大和に定まった守護を置けなかった。平氏が東大寺焼討ちなどを行って南都を制圧しようと試みたが、うまくいかなかった。

戦国時代から江戸時代まで[編集]

  • 戦国時代には筒井・古市・越智などが北大和地域に割拠し争ったが強力な政権となりえず、細川氏や畠山氏・三好氏の後援を受けた赤沢朝経木沢長政松永久秀といった他国勢力の支配を受けた。16世紀末に筒井党の筒井順慶織田信長の力を背景に大和を概ね制する。続く豊臣秀吉の時代、順慶亡き後筒井氏は伊賀国に転出し、代わって郡山(現在の大和郡山市)の大納言豊臣秀長が拠を構え、地域の再編と産業奨励に乗り出し大和は安定した。
  • 江戸時代は奈良(奈良奉行)と五條(五條代官)を幕府が直轄支配し、郡山・高取などの中小藩が成立した。
  • このうち大和南部の広大な山域は五條代官所管轄の天領(幕府直轄地)となった。実質はあまりに広域のため十津川村の十津川郷士などをはじめ各地域(郷村)による自治を行った。また、あまり知られていないことであるが、五條代官の支配地・管轄はかなり広域で現在の和歌山県の一部も含んでいた。

明治維新以後[編集]

  • 明治初期には、一度奈良府が設置されるも、版籍奉還廃藩置県府県統合により、堺県に合併されたり、堺県を含む大阪府に合併されて「大阪府の大和地域」にされるなどした。しかし、1887年には大阪府より分割され、奈良県が再設置された。かつて首都の置かれた地域は「県」ではなく「府」とされたため、奈良県でも、京都府大阪府東京府と並ぶ「奈良府」への改称運動が起こったが実現せず、奈良県の存在感は薄かったが、今日では、古都と言えば京都と奈良と言われる程知名度が高く、日本の観光都市として栄えている。

地域[編集]

以下の12市7郡15町12村がある。町の読み方はすべて「ちょう」。

奈良盆地[編集]

奈良盆地は奈良県の中央から北西側に位置する。住宅開発が進んだ結果、大阪市京都市ベッドタウンとして、多くの住民が大阪市や京都市へ通勤・通学している(奈良府民)。また、盆地外周の丘陵地(京阪奈丘陵・赤膚丘陵・矢田丘陵・馬見丘陵)ではニュータウンも開発された。

吉野地方[編集]

吉野地方は奈良県南部に位置する山林地帯である。十津川村などの山間の村落が多く、年間を通してが多い、日本でも有数の多雨地帯である。

人口[編集]

年齢構成[編集]

テンプレート:奈良県/5歳階級別人口

512px
奈良県と全国の年齢別人口分布図(比較) 奈良県の年齢・男女別人口分布図
紫色は奈良県
緑色は日本全国
青色は男性
赤色は女性
総務省統計局 / 国勢調査2005年

行政[編集]

歴代奈良県知事(公選後)[編集]

  1. 野村万作(就任期間1947年4月21日 - 1951年4月14日 当選回数1回)
  2. 奥田良三(就任期間1951年4月30日 - 1980年9月30日 当選回数8回)
  3. 上田繁潔(就任期間1980年10月26日 - 1991年11月27日 当選回数3回)
  4. 柿本善也(就任期間1991年11月28日 - 当選回数4回) * 5月2日退職予定
  5. 荒井正吾(就任期間2007年 - 当選回数1回) * 5月3日就任予定

大学[編集]

国立[編集]

県立[編集]

私立[編集]

高等専門学校[編集]

マスメディア[編集]

テレビ局[編集]

県域放送局
全国系列局
その他
  • 一部地域では、テレビ大阪(大阪府域局)の大阪親局または枚方中継局・柏原中継局が受信可能であるが、生駒山の大阪側の西中腹に送信所があるため、生駒山山頂とその周辺(海抜560m〜642mの部分)に遮られていないおよそ真南から南東にあたる地域以外では受信できない(放送区域は生駒市北田原町・南田原町・西白庭台、香芝市、大和高田市、葛城市、平群町、三郷町、王寺町の一部のみ)。また、奈良市・生駒市など北部の一部では枚方中継局が受信できる場合がある。親局のテレビ東京(関東広域局)が栃木県群馬県のほぼ全域でも受信できるのとは対照的である。

ケーブルテレビ[編集]

Category:奈良県のケーブルテレビ局

コミュニティ放送[編集]

奈良県初のコミュニティーFM(1999年7月24日開局)、周波数 81.4MHz / 送信出力 10W
2000年6月1日開局、周波数 78.4MHz / 送信出力 20W

※奈良県では全国で唯一、県域民放ラジオ放送局が現在存在していない(他の46都道府県では少なくとも県域民放中波放送または県域民放超短波放送のどちらか1局以上は存在する)。FM民間放送の周波数割り当て(85.8MHz/500w)もなされているが現在のところ開局めどが立っていない。周波数取り消しの予定である。その代わり、NHK奈良放送局が奈良県域の地上デジタルラジオ放送の要望がある。

新聞[編集]

金融機関[編集]

※現在において奈良県に本店を置く唯一の銀行である。

文化財[編集]

世界文化遺産(都道府県としては日本最多)
国宝美術工芸品(都道府県としては東京、京都に続く第三位)
  • 143件
国宝建造物(都道府県としては日本最多、64件71棟)
特別史跡(都道府県としては日本最多、10件)
特別名勝(2件)
国の重要無形民俗文化財
特別天然記念物(2件)
重要伝統的建造物群保存地区

主な観光地[編集]

世界遺産[編集]

奈良県の鉄道[編集]

奈良県の高速道路自動車専用道路[編集]

京奈和自動車道、南阪奈道路、第二阪奈有料道路はすべて一般国道バイパス予算で建設されている(西名阪道も開通当初は国道25号バイパス予算の有料道路だったが、1973年昭和48年)4月1日に高速自動車国道へ昇格された)。

京奈和自動車道は奈良盆地を縦断する大幹線国道である国道24号のバイパス予算で建設された高速道路で、奈良県内と和歌山県内では無料である(京都府内は有料)。

奈良県の一般国道[編集]

奈良県の主要地方道一般県道[編集]

奈良県にゆかりのある作品[編集]

映画[編集]

奈良県を舞台にした作品[編集]

奈良県でロケが行われた作品[編集]

アニメ・特撮[編集]

TVドラマ[編集]

クラシック音楽[編集]

その他[編集]

  • 1000世帯あたりのピアノの所有台数が日本一多い(1999年、359台)
  • 県内4カ所目の世界遺産登録に向け、明日香村が活動を行う。
  • 1905年(明治38年)1月に東吉野村で捕獲された若いオスが、最後に目撃されたニホンオオカミである。
  • 奈良県内は上記の通り歴史関係の施設や伝統行事、遺跡などが多い。この事からNHK奈良や奈良テレビが放送する県内向けニュースでは当然のように歴史関係のニュースが多くなる傾向にある。トップニュースはもちろん、そこから数項目続けて歴史・伝統行事関係のニュース、というのは当たり前の事である。(奈良県の一日のニュースはこれらと行政関連のニュースで大半を占める事が多い)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

日本の都道府県
北海道地方: 北海道
東北地方: 青森県 | 岩手県 | 宮城県 | 秋田県 | 山形県 | 福島県
関東地方: 茨城県 | 栃木県 | 群馬県 | 埼玉県 | 千葉県 | 東京都 | 神奈川県 | 山梨県
中部地方: 新潟県 | 富山県 | 石川県 | 福井県 | 長野県 | 岐阜県 | 静岡県 | 愛知県 | 三重県
近畿地方: 滋賀県 | 京都府 | 大阪府 | 兵庫県 | 奈良県 | 和歌山県
中国地方: 鳥取県 | 島根県 | 岡山県 | 広島県 | 山口県
四国地方: 徳島県 | 香川県 | 高知県 | 愛媛県
九州地方: 福岡県 | 佐賀県 | 長崎県 | 熊本県 | 大分県 | 宮崎県 | 鹿児島県 | 沖縄県



テンプレート:奈良県の自治体

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