日進駅 (埼玉県)

提供: Yourpedia
移動: 案内検索

日進駅(にっしんえき)は、埼玉県さいたま市北区日進町二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)川越線である。

歴史[編集]

駅構造[編集]

相対式ホーム2面2線を有する地上駅大宮側は複線西大宮指扇側は単線であり、下りが本線、上りが分岐側の副本線である。川越線は大宮駅から当駅までの一区間だけ複線である。

業務委託駅(JR東日本ステーションサービス委託)。自動券売機Suica対応自動改札機自動精算機設置。みどりの窓口指定席券売機の設置に伴い、2007年10月31日をもって閉鎖された。

旧駅舎は、同じ川越線の指扇駅(旧駅舎)、南古谷駅に類似していた。

当駅周辺ではさいたま市による再開発事業(後述)が予定されており、その一環で橋上駅舎化による北口・自由通路開設や、南北駅前広場などの整備が挙げられた。駅舎と自由通路の基本設計が2006年3月にJR東日本に委託され、駅前広場とアクセス道路についても基本設計が行われた。JR東日本では2008年度に仮駅舎を設置し、2010年3月28日に北口の仮開設、2011年度に橋上駅舎の開業と共に自由通路及び北口を本開設する予定と2008年9月に発表し、同年12月28日始発から仮駅舎の使用を開始した。そして、2010年3月28日より、自由通路と北口が開通し、供用が開始された。さいたま市やJR東日本が工事を手掛け、総事業費は25億2,000万円である。

のりば[編集]

番線 路線 行先
1 川越線 川越高麗川方面
2 川越・埼京線 大宮池袋新宿大崎りんかい線方面

なお、当駅から西川越駅以西へ直通する列車は設定されていないため、高麗川方面は川越駅で乗り換えとなる。

利用状況[編集]

2012年度の1日平均乗車人員は12,764人である。近年の推移は以下のとおり。

年度別1日平均乗車人員[1][2][3]
年度 1日平均
乗車人員
1987年(昭和62年) 7,505
1988年(昭和63年) 8,590
1989年(平成元年) 9,120
1990年(平成02年) 9,550
1991年(平成03年) 9,924
1992年(平成04年) 10,256
1993年(平成05年) 10,680
1994年(平成06年) 11,206
1995年(平成07年) 11,395
1996年(平成08年) 11,654
1997年(平成09年) 11,358
1998年(平成10年) 11,454
1999年(平成11年) 11,538
2000年(平成12年) 11,647
2001年(平成13年) 11,941
2002年(平成14年) 11,822
2003年(平成15年) 11,830
2004年(平成16年) 11,788
2005年(平成17年) 11,632
2006年(平成18年) 11,732
2007年(平成19年) 12,040
2008年(平成20年) 12,323
2009年(平成21年) 11,966
2010年(平成22年) 12,290
2011年(平成23年) 12,389
2012年(平成24年) 12,764

駅周辺[編集]

駅前広場はかなり狭く、タクシーや自家用車などが数台駐停車可能な程度のスペースしかない。

当駅周辺はさいたま市総合振興計画の基本計画における副都心「日進・宮原地区」の一つ「日進駅周辺地区」として再開発されている。このうち、東地区である大成建設跡地等(旧・日進工業専用地区)16.8haでは先行して開発が行われており、2009年3月に完成した。

路線バス[編集]

乗り場 系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
日進駅   北区役所線   宮原駅西口 さいたま市コミュニティバス 平日運行
北区役所線 鉄道博物館南土呂駅西口東宮原駅前 宮原駅東口 さいたま市コミュニティバス 平日運行
  • 2011年4月4日から北口駅前広場への乗り入れが開始された。

駅名の由来[編集]

日進は四字成語「日進月歩」からとられたもので、最初に「日進小学校」に付けられ、後から村の名(合併して字の名)となり、当駅名に付けられたという歴史を持つ。

北海道宗谷本線にある「日進駅」と区別するため、乗車券において当駅は川越線を意味する(川)を添え、「(川)日進」と示される。 また、愛知県日進市にも名鉄豊田線の駅として同名の駅が存在する。

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道
川越線
通勤快速・快速・各駅停車(いずれも川越線内は各駅に停車)
大宮駅 - 日進駅 - 西大宮駅

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]