朽木白哉

提供: Yourpedia
移動: 案内検索

朽木白哉(くちき びゃくや)は、久保帯人作の漫画作品およびそれを原作としたアニメ『BLEACH』に登場する架空の人物。アニメの声優置鮎龍太郎。ミュージカルでの俳優は林修司

プロフィール[編集]

  • 護廷十三隊六番隊隊長
  • 朽木家二十八代目当主
  • 一人称:私
  • 呼称:貴様、もしくは兄(けい)
  • 身長:180cm
  • 体重:64kg
  • 誕生日:1月31日
  • 趣味:夜中の散歩
  • 特技:書道
  • 好物:辛い食べ物
  • 苦手:甘い食べ物
  • 体格:色白細身

人物[編集]

四大貴族「朽木家」の現当主及び六番隊隊長にして、朽木ルキアの義兄。

最高位貴族や一隊長としてのプライドが高く、掟を守ることで死神の規範たらんと考えている。矜持から来ると思われる皮肉屋ではあるが饒舌では無い。冷静沈着で滅多に感情を表に出さないが、義妹であるルキアを危険な目に遭わせないために、危険度の高い席官職に就かせないよう根回しをするといった至極不器用な心配りをする。

家十軒にも相当する値の「銀白風花紗(ぎんぱくかざはなのうすぎぬ)」を首に纏っており、上流貴族にしか着用を許されない髪飾り「牽星箝(けんせいかん)」を頭の上部と右側につけている。戦闘においては、高位歩法「瞬歩」が得意で、それを発展させた「閃花」によって一護の「鎖結(さけつ)」と「魄睡(はくすい)」(共に霊力の源となる急所)を一瞬にして破壊し死神能力を奪った。また、詠唱破棄の縛道で、隊長格に近い霊力を持つ阿散井恋次の動きを止めるなど、鬼道においても高い実力を持ち、死神として非常にバランスの取れた高い戦闘能力を有する。

黒崎一護との対峙時の「我等が掟を守らずして誰が掟を守るというのだ」という発言や、アニメ・バウント編での狩矢との戦いで「妹の仇をとりに来たのか」と訊かれるも関係無いと切り捨て「尸魂界にあだなす存在を斬るのみ」という発言からすると、掟や仕来りを重んじている様である。

本人の全く知らない所で、女性死神協会の宴会場等に邸内の部屋の一部を使われており、屋敷に通じる秘密の地下道や隠し扉が作られている。これらについて、本人はかなり嫌がっている。

美的感覚はルキアと同レベル。番外編では砂浜にてワカメ大使なる砂像を創作した。ルキアはこの像を絶賛していた。又、この『ワカメ大使』は本人のアイデアとして、出店の販売品の菓子デザインに使用されている。

羽裏色は青藍。

夜一からは「白哉坊」と呼ばれていて、やちるからは「びゃっくん」、一護からは呼び捨てで「白哉」と呼ばれている。ちなみに白哉は一護に呼び捨てで呼ばれることを嫌がっている様子。

尸魂界編[編集]

朽木家当主として掟を守ることに殉ずる意思を持ち、ルキアの処刑が決まっても至って平静に振る舞い、義妹であるルキアの処刑に異を唱えようとはせず、あくまでルキアを助けようとする黒崎一護阿散井恋次と対立し死闘を繰り広げた。一護との勝負で「私の刃は貴様の奔放さに砕かれた」と自身の負けを認めルキアの処刑を諦め、さらに事件の真相が知らされた後には一護との死闘で重傷にも拘らず殺されそうになったルキアを庇い、市丸ギンの刃を受け一時は重傷を負う。それ以降、ルキアに自らの思いと彼女を養子にした本当の理由を告げ謝罪をし和解をする。

破面編[編集]

破面編では、山本元柳斎重國から日番谷冬獅郎率いる先遣隊を連れ戻すという命令を受け、更木剣八と共に現世に下り、彼らを連れ戻しておきながら、尸魂界に帰還後は「連れ戻した後のことは命令されていない」ということでルキアと恋次の2人が虚圏へ向うことを黙認した。その後、剣八・マユリ・卯ノ花と共に虚圏に侵入し、ゾマリ・ルルーと交戦し、勝利する。

斬魄刀[編集]

斬魄刀の名は『千本桜(せんぼんざくら)

始解[編集]

刀身部分が無数の刃となって舞い散り、対象を斬り刻む。無数の刃が光に当たることで桜の花弁を思わせる。だが一方で、解放中は刀身が消えてしまうため、斬魄刀を通常の「刀」として使う事が出来なくなり、防御が手薄になるなどリスクも生じる。そのため力のある相手と接近戦を行う場合などには、あえて解放を行わなず「刀」のまま剣技で戦うことも多い。解号は「散れ『千本桜』(ちれ『~』)」。卍解時にも唱えることがある。アニメオリジナル「バウント篇」で、敵主将の狩矢は「美しい技だ」と褒め称えた。

卍解[編集]

【卍解】の名は『千本桜景厳(せんぼんざくらかげよし)

解放と共に斬魄刀を完全に手から離し、地面に向かって放り落とす。刀は地面に吸い込まれるように消え、同時に足元から巨大な千本の刀身が立ち昇る。直後それらが一斉に舞い散り、始解時を遙かに上回る数の刃と化す。その総数は数億枚とも言われ、桜色の濁流とも捉えられるその無数の刃を縦横無尽に操る事で、攻防一体・死角皆無の完全なる全方位攻撃が可能となる。刃は白哉の念のみでも操る事ができるが、手掌の動きを加えることで精度・速度が倍化(2倍)する。

『殲景・千本桜景厳(せんけい・せんぼんざくらかげよし)』
散り散りになっていた数億枚の刃を、卍解状態のまま千本の刀の姿に圧し固める事で、爆発的に殺傷能力を高めた形態。千本の刀の姿に圧し固めたため、変幻自在の包囲攻撃をすることはせず、白哉が自ら刃のひとつを手にして戦う、刀を矢の様に敵めがけて飛ばす(補助的に用いられる)ことが主な戦闘手段として用いられる。防御を捨てた超攻撃形態であり、白哉が自らの手で斬ると誓った者にしか見せない、千本桜の真の姿である。見るのは一護で2人目。
『吭景・千本桜景厳(ごうけい・せんぼんざくらかげよし)』
数億枚の刃で敵の全方位を球形に囲み、押しつぶす。
『終景・白帝剣(しゅうけい・はくていけん)』
千本桜景巌の全ての刃を圧し固め、一振りの究極の剣にした形態。アニメでは、霊圧が牙を剥く鳥獣に変化し凄まじさを物語った。

鬼道[編集]

  • 詳細はこちらを参照してください。
破道の三十三 蒼火墜
白哉は、詠唱破棄でも相当な威力のものを放てる。
縛道の六十一 六杖光牢
白哉の得意とする鬼道。

アニメ[編集]

バウント篇[編集]

尸魂界に潜入したバウント・ヨシに襲われたルキアを救出し、一護から協力を求められるが拒否する。その後、草鹿で狩矢と対峙し、互角の戦いを繰り広げる。

死神図鑑ゴールデン[編集]

恋次が現世に赴いている時は代わりに副隊長定例会に出席したり、ルキアの不在時には女性死神協会の定例会にも出席する素振りも見せるなど、かなり仕事熱心な一面も描かれている。口うるさいやちるをお菓子でいとも簡単に黙らせたり、変な質問にも真面目に応答するため、周囲の人を戸惑わせることも。恋次に「千本桜で髪を切った」という普段は口にしない冗談を発し、恋次を驚かせたこともある。勇音とネムに無断で写真を撮られた時には、朽木家隠密機動隊の一部を指の合図で動かし二人を捕らえカメラを飲み込もうとしたネムからカメラを押収したことから、極力プライベートを見られることを嫌う様である。家(朽木邸)に大きな庭があり、その池には大きな鯉を飼っていた様だが、いつの間にか消えていたという。

参考文献[編集]

  • 久保帯人『BLEACH OFFICIALCHARACTER BOOK SOULs.』集英社、2006年
  • 久保帯人『BLEACH OFFICIAL BOOTLEG カラブリ+』集英社、2007年

関連項目[編集]