立教大学

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立教大学の学生
立教大学の学生
立教大学の学生

立教大学(りっきょうだいがく、英称:Rikkyo University)は、日本私立大学である。

概観[編集]

大学全体[編集]

安部 優花(あべ ゆうか)・18歳・出身-北海道・誕生日-11月29日・血液型-A型・身長-154cm・高校時代の部活-吹奏楽部フルート担当・大学で挑戦したいこと-留学

立教大学は日本聖公会系のキリスト教主義学校ミッションスクール)である。もともとは米国聖公会の宣教師チャニング・ムーア・ウィリアムズ主教が設立した聖書教育と洋学教育の私塾である立教学校が母体。設立当初の英語名称はSt.Paul's School。その後に大学として改変されたことから、第二次世界大戦前にはSt.Paul's Collegeと変更。現在は正式な英称をRikkyo Universityとしているが、Saint Paul's UniversityまたはSt.Paul's Universityとも呼ばれる。

立教大学は早稲田大学慶應義塾大学明治大学法政大学、立教大学、東京大学(後に日本最古の大学野球の対校戦である東京六大学野球となる)で構成される東京六大学(東京六大学野球連盟)の一校である。

「St.Paul's University」は、立教大学の守護聖人が聖パウロであることに由来する。アメリカ聖公会系の学校にはすべて「守護聖人」が存在している。

建学の精神[編集]

立教大学は自らを「自由の学府」と呼び、建学の精神を端的に表す言葉として各所で使用している。モットーは“Pro Deo et Patria”。(ラテン語で、「神と国のために」)。(ここでいう「国」とは故郷や祖国といった意)

教育および研究[編集]

立教大学におけるキリスト教学とは他のキリスト教系大学にあるような牧師養成を目的とした神学では無く、純粋に学問としてキリスト教を研究する宗教学である。従って信仰の有無は問われない。聖書学からキリスト教芸術やキリスト教の倫理学まで広範な領域をキリスト教の視点からカバーしている。

沿革[編集]

略歴[編集]

米国聖公会英国国教会起源の会派)の宣教師で、大阪川口居留地に住み、英語塾「聖テモテ学校」を運営していたチャニング・ムーア・ウィリアムズ主教が、1874(明治7)年上京し、聖書英学教育を目的として東京築地外国人居留地に設立した私塾"立教学校"に始まる。その後、関東大震災により築地校舎の消失に遭うも1918(大正7)年、校地を現在の池袋に移し、現在に至る。それ故、日本聖公会で洗礼を受けた信徒たちは、立教大学において学びたいと動機づけられ、実際に彼らが立大生になることが少なくない。

年表[編集]

木原 星花(きはら せいか)19歳観光学部・出身-沖縄県・誕生日-4月19日・血液型-AB型・身長-153cm・趣味/特技-バレエ・高校時代の部活-地域政策研究部・大学で挑戦したいこと-フラダンス
山根 理央(やまね りお)19歳・現代心理学部・出身-山口県・誕生日-8月25日・血液型-A型・身長-159cm・趣味/特技-マンガを読むこと、かわいい人を見ること・高校時代の部活-チアリーダー部・大学での目標-ツインテール協会に入りたい!
年号 沿革
1874 東京・築地の外国人居留地付近に立教学校設立
1883 立教大学校(St. Paul's College)設立。アメリカ合衆国式のカレッジであった。
1907 専門学校令による大学となり、立教大学と改称。文科、商科、予科を設置。
1918 池袋へ移転。
1922 大学令による大学へ昇格。文学部(英文科、哲学科、史学科)、商学部、予科を発足。
1923 関東大震災により、築地キャンパス壊滅。
1931 商学部を経済学部に改称。
1941 太平洋戦争勃発。外国人教員本国送還。
1943 文学部、教会閉鎖。
1944 理科専門学校設置。
1946 文学部復活。キリスト教学科、英米文学科。
1947 文学部社会学科設置。
1948 理科専門学校を改組、理学部設置。
1949 新制大学として認可・発足。文学部、経済学部、理学部。
1956 文学部日本文学科設置。
1956 板橋区と練馬区にまたがる土地を東京都から借り受け、総合グラウンド「セントポール・グリーンハイツ」竣工(現東京都立城北中央公園)。
1958 社会学部設置。
新座校地を東武鉄道より譲り受ける。
1959 法学部設置。
1962 文学部心理教育学科を心理学科・教育学科に分割。
1963 文学部ドイツ文学科、フランス文学科設置。
1964 社会学部産業関係学科設置。
1967 社会学部観光学科設置。
1969 志木市富士見町に学院総合グラウンド完成。
1970 総合グラウンド「セントポール・グリーンハイツ」の土地を東京都に返還。
1988 法学部国際・比較法学科設置。
1990 武蔵野新座キャンパス開設。
1996 法学部政治学科設置。
1998 観光学部・コミュニティ福祉学部設置。
2002 経済学部会計ファイナンス学科、社会学部現代文化学科、理学部生命理学科設置。
大学院独立研究科発足。
2004 法科大学院設置。
2006 経営学部、現代心理学部設置。
経済学部経済政策学科、社会学部メディア社会学科、文学部文学科、観光学部交流文化学科、コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科設置。
文学部日本文学科、英米文学科、フランス文学科、ドイツ文学科、心理学科、経済学部経営学科、社会学部産業関係学科募集停止。
武蔵野新座キャンパスを新座キャンパスへ改称。
2008 異文化コミュニケーション学部(異文化コミュニケーション学科)設置。
コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科設置。
2009 文学研究科組織神学専攻募集停止、キリスト教学研究科設置。

基礎データ[編集]

所在地[編集]

象徴[編集]

校歌[編集]

校歌:栄光の立教
作詞:杉浦貞二郎、作曲:島崎赤太郎。大正10年(1921年)に東京六大学野球連盟に加盟したのをきっかけに作られた。作詞は当時の学長事務取扱・杉浦貞二郎が、立教中学校教諭の諸星寅一に依頼。出来上がった歌詞の各節末尾に杉浦学長の発案で「自由の学府」の文句を付け加え完成した。それに東京音楽学校(現・東京芸術大学)教授の島崎赤太郎が曲をつけ、大正15年(1926年)、校歌「栄光の立教」が誕生した。その年の卒業式で初めて公に歌われた。携帯電話着信メロディーとしてもダウンロードできる。
第一応援歌:行け立教健児
作詞:小藤武門、作曲:土橋啓二。昭和21年(1946年)、戦争で中断していた東京六大学野球連盟が華々しく復活した。「新しい時代には、新しい応援歌を」と当時の応援団団長・小藤武門が古今聖歌集の聖歌300番を基に作詞をした。
第二応援歌:St.Paul's will shine tonight
昭和2年(1927年)、米国カリフォルニア州フレズノで日系二世を中心に結成された野球チーム「the Fresno Athletic Club」が来日し、本学バスケットボール部とバスケットボールの親善試合を行った。試合後、フレズノ側が自チームの応援歌「セント・フレズノ ウィル シャイン…」を「リッキョー ウィル シャイン…」と歌い、勝った立教を祝福した。この歌はバスケ部歌となり、やがて大学の応援歌となった。授業開始・終了時のチャイムとしても使われている。なお詳細含め銭村健一郎を参照。

教育および研究[編集]

組織[編集]

学部[編集]

立教大学では2006年度に大規模な学部・学科の新設・改編を行い、以下のような変更がなされた。文学部から心理学科を独立させて現代心理学部が、経済学経営学科と社会学部産業関係学科を合わせて経営学部が新設された。

  • 文学部
    大学創立時からの流れを汲む文学部の学科数は同大学中最も多かったが、2006年度改編に伴いキリスト教・文・史・教育の4学科となり、新たに専修が加わった。また、これまで通り比較文芸・思想コースが設置されている。このコースは正式な学科ではないが、このコースを履修する学生には独自科目が配置される。入学した学科に所属しながら、コース独自の科目を履修し、卒業時には「卒業研究」として創作文芸作品や芸術研究、共同制作の映像作品などを提出する。
    教育学科は小学校教員免許が取得できる「初等教育コース」も設置。
  • 異文化コミュニケーション学部
    • 異文化コミュニケーション学科
  • 経済学部
  • 経営学部
    「リーダーシップの育成」を目標に掲げ、グローバル化する社会に資する人材を育成すべく、独自のプログラムを展開している。学外の高校や企業とのコラボレーションも盛んで、学部生は一年生の段階から、授業を通して企業から提示されたプロジェクト課題に取り組み、問題解決やプレゼンテーションなど実践的なスキルを身につけてゆく。
    • 経営学科
    • 国際経営学科
  • 理学部
    • 数学科
    • 物理学科
    • 化学科
    • 生命理学科
  • 社会学部
    • 社会学科
    • メディア社会学科
    • 現代文化学科
  • 法学部
    • 法学科
    • 政治学科
    • 国際ビジネス法学科
  • 観光学部
    前身の社会学部観光学科の初代学科長は野田一夫1998年度に日本初の独立した観光専門の学部となる。
    • 観光学科
    • 交流文化学科
  • コミュニティ福祉学部
    • 福祉学科
    • コミュニティ政策学科
    • スポーツウエルネス学科
  • 現代心理学部
    現代心理学部は、2006年度に文学部心理学科から独立した。
    • 心理学科
    • 映像身体学科:週刊朝日2010年4月2日号で香山リカ同学科教授が、映像身体学は未開拓の学問であると断言した。

大学院[編集]

  • 文学研究科
    • 日本文学専攻
    • 英米文学専攻
    • ドイツ文学専攻
    • フランス文学専攻
    • 史学専攻
    • 地理学専攻
    • 教育学専攻
    • 比較文明学専攻
  • 経済学研究科
    • 経済学専攻
    • 経済学専攻(国際企業環境コース)
  • 経営学研究科
    • 経営学専攻
    • 国際経営学専攻
  • 理学研究科
    • 物理学専攻
    • 化学専攻
    • 数学専攻
    • 生命理学専攻
  • 社会学研究科
    • 応用社会学専攻
    • 社会学専攻
  • 法学研究科
    • 比較法専攻
    • 民刑事法専攻
    • 政治学専攻
  • 法務研究科(法科大学院
  • 観光学研究科
    • 観光学専攻
  • コミュニティ福祉学研究科
    • コミュニティ福祉学専攻
  • 現代心理学研究科
    • 心理学専攻
    • 臨床心理学専攻
    • 映像身体学専攻
  • キリスト教学研究科
    • キリスト教学専攻
    聖公会牧師養成校である聖公会神学院との単位互換制度がある。
  • ビジネスデザイン研究科
    • ビジネスデザイン専攻
    • ホスピタリティーデザイン専攻
  • 21世紀社会デザイン研究科
    • 比較組織ネットワーク学専攻
  • 異文化コミュニケーション研究科
    • 異文化コミュニケーション専攻
  • 法務研究科法務専攻(法科大学院)

附属機関[編集]

  • 総合研究センター
    • アメリカ研究所
    • リーダーシップ研究所
    • キリスト教教育研究所
    • ラテンアメリカ研究所
    • 社会福祉研究所
    • 観光研究所
    • アジア地域研究所(CAAS)
    • 英語教育研究所
    • 教会音楽研究所
    • 経済研究所
    • 日本学研究所
    • ウエルネス研究所
    • ビジネスロー研究所
    • 法曹実務研究所
    • グローバル都市研究所
  • 研究支援
    • リサーチ・イニシアティブセンター
    • 国際センター
    • 知的資源活用センター
    • 大学教育開発・支援センター
  • 研究所
    • 原子力研究所
    • 心理教育相談所
    • 先端科学計測研究センター
    • 極限生命情報研究センター
    • 理学部学術フロンティア
    • 東アジア地域環境問題研究所
    • 人の移動と文化変容研究センター
    • ビジネスクリエイター創出センター
    • 平和・コミュニティ研究機構
    • アミューズメントリサーチセンター(RARC)
    • ESD研究センター
  • 図書館
    • 池袋本館
      • 池袋メディアライブラリー
    • 人文科学系図書館
    • 社会科学系図書館
    • 自然科学系図書館
    • 新座図書館
    • 新座保存書庫
  • 江戸川乱歩
  • 立教大学出版会

教育[編集]

1997年から始まった全学共通カリキュラムは一般教養科目の新しい展開方法として導入された仕組みであり、このカリキュラムに含まれている「立教科目」と呼ばれる科目群は「特色ある大学教育支援プログラム」に採択されている。

  • 現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)
    • バイリンガル・ビジネスパーソンの育成~多層イマージョン教育プログラム~(2004年採択)
    • 理数教育連携を通じたCBLSプログラム~豊島区との理数教育連携による専門教育プログラム「Community-Based Learning in Science Education」~(2005年採択)
    • 国際ビジネスにおける知財活用人材の養成(2006年採択)
  • 特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)
    • 立教科目――建学の精神から学ぶ科目展開(2005年採択)
    • 学生相談を核とした全学的学生支援の展開(2006年採択)
  • 派遣型高度人材育成協同プラン
    • CSR(Corporate Social Responsibility)インターンシップ・プログラム(2005年採択)
    • ビジネスデザイン研究科による派遣型ビジネスクリエーター養成プログラム(2006年採択)
  • 法科大学院等形成支援プログラム
    • 原訴訟資料オンライン共有システムの構築(2004年採択)
  • 「魅力ある大学院教育」イニシアティブ
    • 持続可能な未来へのリサーチワークショップ(異文化コミュニケーション学構築をめざして)(2005年採択)
  • 大学院教育改革支援プログラム
    • 観光学研究科によるツーリズム・イノベーターの戦略的育成(2007年採択)

学生生活[編集]

学園祭[編集]

立教大学の学園祭は池袋キャンパスではSt.Paul's Festival(SPF)、新座キャンパスではIVY Festaと呼ばれ、毎年秋に両キャンパスで開催される。

特にSt.Paul's Festivalは東京六大学学園祭連盟に加盟している。

スポーツ[編集]

  • 硬式野球部東京六大学野球連盟に所属している。多くの卒業生がプロ野球へ進んでいる。また、創生期の全日本大学野球選手権大会で3回優勝している。ユニフォームの校名の表記は「RIKKIO」となっている。ローマ字表記と異なるが、ⅠとKが左右対称になるようにデザインされたロゴである。
  • アメリカンフットボール部(St.Paul's Rushers)は関東学生アメリカンフットボール連盟1部Bブロックに所属。立教大学の体育会では数少ない学生最高峰リーグで戦っているクラブである。日本のアメリカンフットボールの歴史は、立教大学教授であったポール・ラッシュの尽力により1934年12月8日に実施された日本発の公式戦、立教大学対明治大学との対戦から幕を開けた。以来、立教ラッシャーズは、日本最古のアメリカンフットボールチームとして学生日本一を争う甲子園ボウルに6回出場、内優勝4回という輝かしい成績を残している伝統のある強豪クラブである。また、ポール・ラッシュは日本アメリカンフットボールの父と呼ばれ、日本選手権(ライスボウル)の最優秀選手には、氏の名を冠したポール・ラッシュ杯が授与される。
  • ラグビー部は1923年創部で、関東ラグビーフットボール協会に所属。関東大学ラグビー対抗戦グループで戦っている。ラグビー草創期からの伝統を持ち、長く低迷していたが近年になって復調の兆しを見せ、2011年度からBグループからAグループに昇格する。
  • サッカー部、1923年創部。2008年11月現在、東京都大学サッカー連盟1部に所属。
  • バスケットボール部は1921年創部。戦後の全日本大学バスケットボール選手権大会で6回優勝した古豪であるが、長い低迷が続き現在は関東大学バスケットボール連盟3部Aに所属。

大学関係者と組織[編集]

施設[編集]

キャンパス[編集]

  • 新座キャンパス(埼玉県新座市北野1-2-26)
    学部(観光学部、コミュニティ福祉学部、現代心理学部)
    大学院(観光学研究科、コミュニティ福祉学研究科、現代心理学研究科)
    • 東武東上線(地下鉄有楽町線・副都心線相互乗り入れ)「志木駅」下車。<池袋駅より快速急行17分、急行20分>
      志木駅南口より徒歩15分、スクールバス3~4分、西武バス<所沢駅東口行>または<清瀬駅北口行>「立教前」下車。
    • JR武蔵野線 「新座駅」下車。
      新座駅南口より徒歩20分、スクールバス5~6分、西武バス<志木駅南口行(北野入口経由)>「立教前」下車。
    2006年に新座キャンパス全体がグッドデザイン賞建築・環境デザイン部門を受賞している。

対外関係[編集]

池袋キャンパスのある豊島区と「豊島区と立教大学による教育連携の協定」を締結、共同でとしま教育文化工房21を設立するなど、豊島区と連携した様々な活動が行われている。

他大学との協定[編集]

姉妹校[編集]

学校法人立教女学院は同一人物によって設立されたことから関係が深い。

学校法人立教学院に所属してはいないが、立教大学関係者が設立し関係が深いため便宜上姉妹校とする。

関係校[編集]

立教大学はキリスト教の一派である日本聖公会に所属している。

系列校[編集]

学校法人立教学院では、設置している教育機関を全て同格に扱っており、大学を頂点とする附属校としていない。そのため、本節にてまとめている。

附属学校[編集]

学校法人立教学院では、設置している教育機関を全て同格に扱っており、大学を頂点とする附属学校は設置していないため系列校でまとめている。

外部リンク[編集]