綾崎ハヤテ

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綾崎 ハヤテ綾崎 颯、あやさき はやて)は、畑健二郎の漫画作品及びそれを原作とするアニメ『ハヤテのごとく!』に登場する架空の人物で、本作の主人公。 主人である三千院ナギ執事として仕えている。アニメでの声優は白石涼子

なお、当該作中登場人物の一人である西沢歩については、作中では主に「西沢さん」の呼称が用いられるが、本項では以下「歩」と表記する。


注意以降に核心部分が記述されています。

プロフィール[編集]

  • 生年月日:1988年[1]11月11日
  • 血液型:A型
  • 年齢:16歳
  • 身長:168cm
  • 体重:57kg(体脂肪率は1桁)
  • 好き、得意:バイオリン、サバイバル(どんなところでも生きていけます)
  • 苦手:女の子[2]

経歴[編集]

綾崎家の次男で、家族構成は父・瞬、母、兄(いずれも消息不明)。両親揃ってギャンブル好きの無職という境遇のため、幼少期から生活費を稼ぐために年齢を誤魔化してアルバイトをしてきた過去を持つ。母親はハヤテが病気で寝込んでいても看病を放棄しパチスロに通い[3]、父親は幼いハヤテに詐欺を手伝わせたりするなど、両親の愛情を殆ど受けない悲惨な家庭環境で育つ。なお、「ハヤテ」という名前は、「借金取りからハヤテのように逃げられる強い子に育って欲しい」という理由で父親に名付けられた[4]

2004年(アニメでは200X年)のクリスマスイブに、両親が1億5680万4000円[5]の借金返済のため、ヤクザに息子を売却し失踪。所持金も12円しかなく、営利誘拐を企み公園にいたナギに声を掛けたが、愛の告白と誤解されナギの好意を受け、住み込みの執事として雇われる。借金はナギが肩代わりし、約40年かけてナギに返済することになった。

他にもワタルレンタルビデオ店で、父がハヤテの顔写真で借りていたビデオの158万円の延滞料金が判明[6]。更に借金が増加したが、ビデオテープを弁償する形で決着をつけた。元は自分で学費を稼ぎながら都立潮見高校に在学していたが、両親が勝手に退学手続きを行っていた。

その後、白皇学院高等部の編入試験を受け、雪路の妨害が原因で一度は不合格となるも、マリアの推薦により合格。ナギや生徒会3人娘と同じ1年7組に編入した。2年進級時には、ナギや生徒会3人娘の他に、ヒナギク伊澄・ワタル・愛歌・千桜東宮虎鉄も同じクラスで、担任は1年時と同じく雪路になる。潮見高校時代は成績は良かったが、白皇では編入生のためテストでは高得点を取らなければならず、定期試験では落第ギリギリである。

人物像[編集]

普段はナイーブかつ温厚な性格で、悲しみや怒りは露骨に表面に出すことは少ないが、悪い方向へと考えがちで、自分の居場所がなくなることを極度に恐れている。一人称は「僕」だが、連載初期にはたまに「オレ」となっているシーンもある。

あまり自己主張はせず、周りに流されやすい。人並みの幸せや愛情を受けられなかったため、世の中に対してとても荒んだ一面も持っている。いつもは決して露骨に出たりしないが、社会の渡り方をよく知っている人間でもあり、時々そういった性格が垣間見えるときがある。大人の中で過ごしたため人前で話したりするのは得意であり、無茶振りをされてもソツなくこなしている。アルバイトのおかげで家事から読唇術まで何でもできるが、逆に完璧にやろうとして落ち込んでしまう面もあり、働いていないと落ち着かない性格でもある[7]。また、マリアに嫌われると泣くこともある。

伊澄の母の初穂曰く、ナギの母の紫子に似ていて、ナギも温泉で酔った際にハヤテを紫子と勘違いしている。ナギが初対面のハヤテを一発で信用したのもそのためらしい。似ている点は「いいかげんなところ」だという。[8]

タマシラヌイなどの動物を除けば、ほとんどの人に丁寧語や尊敬語を使っているが、ナギ・マリアなど以外だと、ツッコミ時など敬語がなくなったりする。第1話では原作・アニメ共に、同級生達に対等に接していた。また、連載初期にはナギに対しても丁寧語を使っていないシーンが僅かにある。幼稚園時に植え付けられた恋愛観を持っており、ヒナギクが初対面時「情緒が小学生並み」と評するほどに純情だが、ナギ等の年下相手には無関心故にではあるが大胆なことを平気でする等、落差が激しい。美希エロ本を見せられても赤面して後ろに振り向くなど、女性に関しては消極的で、理沙曰く「白皇で一番人畜無害な男」。ヒナギクに「お風呂一緒に入りたい?」と聞かれた時も動揺している。

執事としてナギを良い方向に導くことを目指してはいるが、マリアにナギを甘やかしていると指摘されることが増えた。もっとも、持ち前のスペックの高さからか、だんだんと執事として優秀な様を見せ、特にアニメでは執事長であるクラウス以上にナギをうまく扱えるようになっている。当初ハヤテをやめさせようとしていたクラウスも、第7巻以降表立ってハヤテをやめさせようとすることはなくなった。

極度の不幸体質[9]で、両親と生活していた時代はもちろん、ナギに雇われてからも何度も不幸にあっている。誤解のせいでナギから伊澄へ1億5千万円で売られたり、雪路に妨害され入学試験に不合格になったりと、冗談で済まされない出来事もあり、落ち込んだりすることもある。また、どうでもいい時に幸運を使い果たしてしまう。執事としての給料はほとんど借金返済に当てており、ハヤテが自由に使える金は1か月あたり5000円にも満たない。そんな中でも世話になった人間のプレゼントにお金を割いているので常に金欠になっている。3泊するために持たされた100万円も、屋敷を出た途端に災難に見舞われた人に続けて遭遇し、見過ごすことも出来ずに渡し続けて1日で残り12円になった程[10]である。将来の夢は「3LDKに住むこと」。

実は連載最後にハヤテが言うセリフは初めのうちから決まっているが、現在のハヤテでは言えないらしい[11]。作者が思い描くエンドは、現在の調子と全く違うためか常に「グッドエンド」ではなく「トゥルーエンド」と言っている。

容姿[編集]

身体が華奢で女顔かつ童顔であるのが特徴。初対面の人間には「幸薄そう」「お金に縁がなさそう」などと言われ、執事と名乗ったり、お嬢様キャラと一緒にいたりするとしばしば不審者に間違われる。髪型に癖があり前髪が盛り上がっており、頭頂部から髪が少し跳ねている。髪はややブルーがかった灰色(アニメではややくすんだ水色)で描かれている。瞳は青色。平時は執事服を着用し、から与えられたペンダントを服の下につけている。私服は普通に年相応の格好。学校に行く時も分かりやすいことと気合が入るために常時執事服を着ており、制服は事情がある場合以外は着ていない。原作では「ブサイクではないけれど(雪路が)言うほどかっこよくもない」と評されていた。ナギや歩には実際より格好良く見えている。

なお、ハヤテの執事服について、作者は更なるモデルチェンジを予告している[12]

能力・技術[編集]

豊富なバイト経験で[13]、多彩な技術と超人的な身体能力を持っている。バイトの例として、麻雀の代打ちや遠洋漁業自転車便、プールバーなどがあげられる。「未成年だからつかまっても大丈夫」と、どんな職種でもバイトをしていたらしい。自転車の最高速度は200km/hくらい[14]で業界最速と言われていた。車や列車を相手にしてもそれ以上のスピードを長時間にわたって出せる。清掃やケーキ屋のバイトをしたことがあるため、家事も得意である。漫画を描いて賞を貰ったこともあり、彼が描いたブリトニーちゃんは読者人気投票ではナギが描いたものより人気があった。

ハヤテの特技は料理、洗濯、掃除、裁縫と女の子らしい得意分野を持っている。特に料理の腕は「喫茶どんぐり」の大量かつ喫茶店としては理不尽な注文を一人で捌き切るほどの手際で、味も高評価である。喫茶店店長経験やバリスタ技術もある。清掃も業者相手にダメだし出来る。ヴァイオリンも得意で、社交ダンスも踊れる。また、ワタルのレンタルビデオ屋に会員になった時に身分証明書として運転免許証を出したことからなんらかの運転免許も持っている[15]。アニメ第48話ではあやとりの腕前もすごく、ムラ○メライガーもできる程である。

不死身といえるほど体が丈夫で、時速80kmの自動車に正面からぶつかっても、大量出血状態で極寒の海に入っても、ジャッキーの真似で白皇の時計塔の上から飛び降りても、走っている電車から飛び降りて[16]そのままトラックに轢かれても、死なず、怪我をしても少しすれば回復する。怪我で動きが鈍くなることもあったが、段々と丈夫になっている。両親が肉を食わせてやると言ってサファリパークでライオンの群れの中に放り込まれ、餌を強奪したこともあった。ドアの前に立った人の気配を感じることが出来る。 武器があれば妖怪退治もでき、伊澄の力が失われた際は攻撃系の術が使えない初穂達の代わりに倒したこともある。黒鍵やMG42機関銃(重量11.6kg)を片手で振り回すなど、武器の扱いにも熟達し、爆発音から使用された爆薬の種類や数を把握している。他にS○Kで習ったという読唇術も使えるが誤読が多い(しかし自分ではよくできていると思っている)。力もかなりのものがあり、スーパービュー踊り子のドアを腕力だけでこじ開けている[16]

知識も豊富で、アクセサリーの類から鉄道関係まで多岐に渡る。また漫画やアニメに関することにも詳しく、ナギと一晩語り明かせるほど。過去の経験から借金取りがどのタイプのヤクザかを一目で見わけるという、できれば一生目覚めて欲しくない能力を持っている。絵画を偽物か本物と瞬時に見分けることができる[17]。執事として、神出鬼没のライセンスをデフォルトで備えていたりする。ナギによると、ファッションの知識も豊富なようである。ただし、語学力については日本語以外あまり得意ではない様子で、アニメ第42話では「1.5ヶ国」と書かれていた。

このように、能力的にはほぼ弱点が存在せず、ナギやマリアに「ハヤテはパーフェクト超人」と言わしめるほどのスペックを誇る[2]

アニメ第38話では理事長に執事の力を吸い取られ、サイボーグ執事や「プリンセス・ゴット(姫神)」に敗れたが、ナギの激励で力を取り戻す。姫神にはナギのことを頼むと言われている。

Bダッシュアタック[編集]

ヒムロから「一流の執事なら必殺技ぐらい持ってて当然」と指摘され、会得した必殺技[18]。だが未完成であり、ハヤテは納得していない。そのためか「必殺技を会得したら見せて欲しい」と言ったヒナギクには披露していない。技自体はリィン・レジオスターが考案したもので、「主を思う気持ち」が必要な技。作者によればこの技は自身のHPを任意に消費しその分相手にダメージを与える技[19]。当初は限界以上の力で行ったため、全身の骨がおかしくなった自爆技でもあるが、威力自体は絶大。使ったときに大きな風が吹きスカートをめくり上げる作用があり、マリアに見せるために神父がこの技を使うことを提案したときは、これが本当の狙いとなっている。当初は「疾風のごとく」が仮名称だったが、ヒナ祭り祭りでヒナギクと対峙した際に出現したハヤテの天使、マスター・ペスト(和装女性の姿のリス)はこの技を「Bダッシュアタック」と勝手に命名した。なお、マスター・ペストは、登場してわずか2ページでヒナギクに正宗で破壊されている。

アニメでは、オープニングにこの技が登場しており、同第39話でヨーくんを倒すときに発動した。

対人関係[編集]

強くて頼りになる上に優しく、顔も悪くはないので、ナギを筆頭に作中の同年代〜年下の女の子には、少なからず好意を寄せられており、マリアは「天然ジゴロ」と評している。しかし他人の恋心にはとても鈍感で、潮見高校時代には歩が弁当を作ってきていた[20]り、一緒に遊園地へ行っている[21]にもかかわらず、当時はその好意に気付かなかった。歩が観察するには「大人っぽく頼りがいがあり綺麗で優しい女性」が好みで、マリアにほのかに好意を抱いているのではないかと気づいている[22]。本人もマリアを意識している描写が散見される。ただ、幼稚園時に出会った「アーたん」の影響で、女の子を養う甲斐性の無い男は恋愛をする資格がないと思っている。ナギ、歩、ヒナギク等ハヤテを慕う娘らによって彼を巡る三角関係が本人の知らぬ間に出来ており、彼女達との関係が些細な事で瓦解しかねない危険な状況に進みつつある。

基本的に年下は子供として恋愛対象として見ていないため、天の声は「子供が恋愛対象にならない健全な主人公」と称している。本編で最初に彼に告白をしたのは伊澄だが、「子供に好かれやすい体質なのかも」と思うだけだった。咲夜に関しても全く反応しない。

ナギに対しても理性上は子供か妹としか見ていない。ただ、多少意識しているような描写も時折ある。一度第4巻第6話で歩に告白された時に泣いているナギが頭をよぎったことがあり、実は自分は心の中ではナギが好きなのではないかと疑ったが、その時はその後のナギの行動を見て、あれは世話のかかるナギが心配だから頭をよぎった、と本人は解釈している。その後もナギを大切に思う気持ちに関してこのような解釈をし続けている。だがナギとの関係は双方誤解の上に成り立つ非常に危険なもので、作中では「二人の間には爆弾がある」と表現されている。それでもなかなか誤解を解けないのは、事情を知っているマリアがナギをキレさせてしまうのを恐れているためと、ハヤテ自身が自分の命を救ってくれたナギのことを「世界で一番大事な人」だと考えているためである。また、ナギの危機に現れ必ず助けるヒーローという性質が強いので、それも誤解が解けにくい一因となっている。一方、本人は自覚しておらずたまにではあるがナギに対してかなり破廉恥なことをしている。ナギを子供扱いしており羞恥心が無いためだが、やられているナギ本人は相当効いている。女の子はお姫様だっこが基本。

ヒナギクにはマラソン自由形で勝利して以降、事あるごとに叱られており、彼女が不機嫌になったときには何か失敗をしたのか、と思ったり、実際にホワイトデーで歩へのお返しをし損なった時には露見するのを恐れている。普段と違って怒らないヒナギクの機嫌を取るため、美希と理沙から映画に誘ってご機嫌をとるよう言われ、映画に誘った時にもヒナギクの笑顔にものすごく恐怖を感じていた。

咲夜やからもかなり好感を持たれている。さらに、異性だけでなく男性にも結構好かれており、ワタルからも少し憧れられている。虎鉄からは別の意味で好かれている。また、何かにつけて雪路、ヒムロ、シスターの3人に金銭関連で絡まれ、麻雀での賭けを強要されたりする。こういった場合には、何とか場を逃れようと考えを巡らしたりする。

両親が借金を押し付けて消えたことや両親のそれ以前の生活態度などもあり、両親をかなり嫌悪しており、更生はありえないと断言したり、死に掛けたときも親が保険金で喜ぶのが心残りなあまり蘇った事がある。ただし兄の事は気に掛けており、生死も分からないながら、いつか探し出したいと考えている。

女装[編集]

ハヤテは体が華奢で女顔かつやや童顔で、さらに家事が得意・他人へのプレゼントにクッキーを選ぶ・よく語尾にハートマークがつく・繊細でよく泣き出す・叫び声が「キャー!」であるなど、女の子っぽい面が強く、内面も女性的である。作中ではそんな印象から(ナギやマリアの想像なども含め)度々女装姿が描かれる。ナギやマリアもハヤテがバレンタインでチョコをあげても大丈夫じゃないかと言っている。ハヤテ本人には女装する気は全くなく、女装させられてしまったときは目にうっすら涙を浮かべながら嫌がり、人目を気にしている。しかし、女装中は無意識のうちに言葉遣いや仕草が少し女の子っぽくなっている。これまで着せられた衣装はセーラー服から濃いコスプレ衣装まで多い。現在ではナギ以上にマリアから気に入られており、ことあるごとに女装させられそうになる。卓球勝負の約束で虎鉄と2人でメイド姿で働かせる権利をマリアに握られているが、第16巻までの時点ではまだ使われていない。

他にも、作者は「半分女の子」「たまにヒロイン」「作中数少ないやさぐれ系キャラ」とコメントしている。また、アニメの監督・川口敬一郎は「ハヤテと女装ハヤテは別キャラ扱いでいい」「骨格も女の子で」と言っている。

綾崎ハーマイオニー[編集]

ハヤテの女装は最初のころはほんの1話にしか出なかったり、キャラの空想による1コマのみの登場だった。しかし、作中の「ヒナ祭り祭り」では、ヒナ人形の呪いによってハヤテが数話にわたって女装させられてしまい、女装を恥ずかしがるハヤテの姿が、ファンの間に多くの波紋を生んだ。この時にハヤテが虎鉄に声をかけられて、女装しているとバレないために咄嗟に口にした偽名が「綾崎ハーマイオニー」である。最初はネコミミのようなホワイトプリムをつけたメイド服を着せられていた。本人はこの姿を他人に見られるのをとても嫌がっており、「ヒナ祭り祭り」ではカムフラージュに白魔道士のマントを着用したが、虎鉄にぶつかって脱げてしまった上に一目惚れされた。途中で呪いの原因の人形師ぜぺっどにより、ウサミミ、ミニスカートニーソックスの際どい衣装にされる。ぜぺっど曰く「もっと恥ずかしい格好」にもできたらしい。しかし、虎鉄がナギを誘拐したため、祭りに集まった大衆の中を走り抜けなければならなくなったり、美希たちに動画で隠し撮りされるなど相当恥ずかしい目にあった。虎鉄に同性婚の認められているオランダで結婚することを迫られ、ハヤテはいつもの姿からは考えつかないほど虎鉄に対して邪険にしており、「変態」と呼ぶのが普通になっている。虎鉄がナギの誘拐の刑で執行猶予になった際には「一生、捕まっていればよかったのに」と言い、彼との卓球では「僕が勝ったら、死んでください」と冗談抜きで突きつけるほどである。しかし、高尾山では二人で「ダブル執事キック」を放つなど息のあった面も見せている。

綾崎ハーマイオニーは、作者によるとある理由から「読者がひくぐらいのこと」をしようとして登場させたが、一部の読者(主に20代男性)から絶大な支持を得ることとなった。男の子キャラなのにかわいく人気があるという部分が半分ネタのように扱われ、ナギとマリアに続く3人目のメインヒロインとして扱われたり、プロフィールのページを「綾崎ハヤテ」とは別に、しかも見開き2ページ使って用意されたりと特別な待遇を受けている。ファンの間では女装したハヤテのことを指してハーマイオニーと呼ぶことが多い。作者によれば本来ハヤテは「ヒナ祭り祭り」の話では完全に女性化する予定だったのだが「なんだかそれはやりすぎな気がしたのでこのあたりで落ち着きました」と[23]。また、ワタルも女装させ、ミスコンを開くつもりだったという[24]

アニメ第36話では、クラウスを励まそうと女神の姿になったときにこの名前を名乗っている。

アニメ[編集]

  • 第1話の誘拐を企む場面で、ハヤテの天使と悪魔が登場する(声はどちらも白石)。姿かたちはハヤテの顔をしている以外はごく普通であるが、一般的な位置づけとは異なり、誘拐を進言したのは悪魔ではなく天使であり、逆に悪魔が諭すという構図であった。なお、この天使がアニメでは未登場のマスター・ペストと同一かは不明。
  • 第7話でハヤテがビデオタチバナで会員登録をしている時の画面の父親の身分証明書(原付の運転免許証)には「昭和○×年11月11日生まれ・平成12年3月15日免許取得・平成17年6月2日交付・平成22年11月11日まで有効」と書かれており、ハヤテと誕生日が同じに書かれている。身分証明書を偽装したとも見られるが、顔写真はどう見てもハヤテにしか見えない程そっくりであった。
  • 第8話の時点で、借金が1億5582万3975円に減っている(つまり、156,804,000-155,823,975=980,025円ナギに返済していることになる。これによると1ヶ月あたりの返済額は32万6655円+5000円[小遣い]で、本来、ハヤテがもらえる報酬額は月給なら少なくとも33万円、日給なら1万4000円前後となる)。
  • 原作では全ての話に登場している(ミニ外伝は除く)ハヤテだが、アニメ第10話では白石が手術中だったため一切セリフが無く、EDのスタッフロールにクレジットがなかった(ハヤテのキャラクターソングがBGMで流れたのみ)[25]
  • 白皇の学生番号は、1929979003906[26]

備考[編集]

  • 第1回人気投票では3位を記録しているが、「綾崎ハーマイオニー」が13位、さらに「女装ハヤテ」が19位に入っている。この別に集計している全てを合計しても1位のヒナギクには及ばないものの、マリアを抜いて2位になる。また、2007年10月の「秋葉原エンタまつり2007」で開催された「ハヤテのごとく!キャラクター人気投票in秋葉原」では、男性キャラとしては1位の座を守ったものの、全体では第6位と伸び悩み、[27]2008年4・5月の「ハヤテのごとく!キャラクター人気投票in大阪・日本橋」でも6位止まりであった[28]
  • 読み切り版では苗字の読み方が「あやざき」であった。

以上で作品の核心的な内容についての記述は終わりです。

脚注[編集]

  1. 原作のみの設定。単行本巻末プロフィールや公式ガイドブックには1988年生まれとは記載されていないが、作中時間および誕生日から生まれた年が分かる。
  2. 2.0 2.1 アニメ第42話では、「女心が読めないのが弱点である」とマリアが気付く場面がある。
  3. アニメ第6話で母親がハヤテの給食袋から給食費を抜き取り、パチスロにつぎ込む描写がある。
  4. 第12巻第11話より。
  5. 作中では1億5000万円に省略されることが多い。読切版では1億3852万6630円と設定されていた。
  6. アニメにおいてこの内訳は、158本が未返却で延滞料は1日あたり1本200円、つまり単純計算で1,580,000÷158本÷200円=50日分の延滞料となる。だが、1週間レンタルで借りたと考えた場合、レンタル時に支払う代金を抜きにして考えたとしても57日前に158本を一度に借りた計算になるため、アニメ内での日付の4月末頃から日にちを逆算すると3月上旬頃にレンタルしたということになる。その場合、アニメでは1億5千万の借金を作って失踪した後にレンタルをしたという矛盾が生じる。 延滞料の上限はビデオの購入代と考えれば何の問題もなし。 なお、原作では未返却のビデオは13本となっている。
  7. 第7巻第1話より。
  8. 第13巻おまけページのナギの発言
  9. 作者は、ハヤテが不幸なのは「(おそらく少年時代から)世界名作劇場が好きすぎたため」という理由を第1巻のプロフィールで述べている。
  10. この12円が残った場面は第1話のセルフパロディである。
  11. バックステージVol.49 2005年10月5日
  12. バックステージVol.168 2008年1月30日
  13. 第1巻プロフィールではバイト以外の理由もほのめかされている。日頃から指一本で腕立て伏せを300回以上するなど鍛錬をしていることが明らかとなっている。
  14. バックステージVol.77 2006年5月3日
  15. アニメでははっきり原付免許と確認できる
  16. 16.0 16.1 現実には走行中の列車の扉を手で開けるのは非常に困難であり、ドアをこじ開けた時点で非常ブレーキが作動して急停車する。緊急時ドアを手動で開けるドアコックという物があるが、このような事例で使用すると逮捕される。また、走行中の列車から飛び降りた場合、鉄道営業法違反となる。原作の掲載時にも真似をしないようにとの注意書きが入っている。
  17. 他にも、小説版第1弾ではナギの偽物と本物を瞬時に見破り偽物に驚愕された。
  18. この技以前にも、300kgのタマを一撃で吹っ飛ばす「イナズマキック」を披露していたが、ハヤテは必殺技とはいえないと考えていた。なお、アニメ第21話ではかめはめ波を放とうとしている描写がある。
  19. バックステージVol.62 2006年1月18日
  20. 第5巻扉絵より。
  21. 第15巻の扉絵では、彼女が銀杏商店街の福引きでその入園券を当てた描写がされている。
  22. 第13巻第11話より。
  23. バックステージVol.93 2006年8月23日
  24. バックステージVol.99 2006年10月4日
  25. アニメ第10話以外はすべて出演している。
  26. 2008年現在の単行本第14巻まで共通の書籍JANコード(価格改定により2008年4月発売の第15巻以降は「003906」が「004002」に変化している)
  27. ハヤテのごとく! 公式サイト内の最終結果発表
  28. ハヤテのごとく! 公式サイト内の最終結果発表
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