鶴瓶のスジナシ!

提供: Yourpedia
移動: 案内検索

鶴瓶のスジナシ!』(つるべのスジナシ)は、1998年から中部日本放送(CBCテレビ)で放送されているバラエティ番組。「鶴瓶の - 」は通称で、実際の番組タイトルは「スジナシ」である。

番組開始当初は毎週30分の放送であったが、下記に挙げるように放送枠の拡大などの変遷を経て、現在は毎週火曜日の深夜(CBCでの放送時間)に55分間放送している。かつてBS-i(現・BS-TBS)での放送があったことから早い時期(2003年/地上デジタル放送開始前)からハイビジョン放送である(同じCBCの番組「ノブナガ」は2007年4月から)。なお、アナログ放送では通常ハイビジョン放送の左右をカットした4:3型放送(4:3サイドカット)となるが、当番組ではレターボックス(16:9レターボックス)での放送となりそれに従い16:9画面に準じたテロップ装飾がされている。

番組概要[編集]

番組進行役の笑福亭鶴瓶と一人のゲスト俳優が一つのセット内でエチュード(即興ドラマ)を十数分間演じ、その後観客のいる隣のスタジオに移って収録したドラマを見ながら反省会(プレビュートーク)を行う。収録当日までゲストが誰なのかは伏せられる。新作の放送は毎月1回だが収録は2か月に一度原則2本撮りで行っている。

番組の変遷[編集]

CBCでの放送時間を記す。

過去[編集]

  • 1998年開始。毎週水曜・深夜0時40分からの30分
番組開始当初は観覧制度はなかったが、その後しばらくして立見で数人のみ観客を入れるようになった。この頃はドラマスタジオとトークスタジオは同じだった。
  • 毎週金曜・深夜0時35分からの1時間
放送時間拡大に伴い観客の人数は大幅に増えたが、直接観覧できるのはトーク部分のみでドラマ部分は別スタジオでモニターを通して見ることになった。
  • 毎週月曜・深夜0時55分からの1時間
この頃から新作が月1回のみで他の週は再放送になった。
  • 毎月第一土曜・午後4時からの1時間
この頃、一時期ドラマスタジオとトークスタジオを同じにして観客が直接ドラマを観られるようにしたこともあったが数回で元に戻った。
また、一度だけ生放送が行われた(2002年7月20日放送分。この日のゲストは柳沢慎吾)。
  • 毎月最終月曜・深夜11時55分からの1時間
  • 毎月最終木曜・深夜0時55分からの1時間
  • 原則毎月最終日曜日・深夜1時5分から1時間(CBCエンターテインメントスペシャル)
  • 原則毎月第3日曜日・深夜1時5分から1時間(CBCエンターテインメントスペシャル)
  • 毎週火曜・深夜0時59分からの1時間。
新作はこれまで通り月1回で、その他の週では過去放送分の再放送と行うというスタイルである(関東地区の地上波(TBS)では初OAである)。また放送当時「CBCエンターテインメントスペシャル」と表示していた本編オープニングは、「スジナシ」という表示に差し替えられている。

現在[編集]

  • 毎週火曜・深夜0時25分からの30分
2011年4月より番組リニューアル。放送時間は30分に短縮されるが、毎週新作が放送されるようになる。また新たに中井美穂が進行役として番組に加わる。番組タイトルも「鶴瓶のスジナシ」に正式に変更される。

番組・収録進行[編集]

オープニング[編集]

東京:TBSでの定期ネットに伴い、鶴瓶がその日出演するゲストについてのコメントが流れる。過去放送分の場合は放送の内容を絡めたコメントとなる。新作の場合、本編収録前ならばその日のゲストに対する思いと共に、収録が終わってすぐの鶴瓶の様子が放送されることもある。このシーンだけは全て新規に撮影されたものである。コメントの途中で即興ドラマの一部を十数秒、再びコメントが流れたあとプレビュートークの一部が十数秒ながれ、本編スタートというテロップが出てCMに入る。DVDが発売となった2009年9月ごろからは後半にDVD発売の案内が行われ、コメントは短くなっている。

再編集について[編集]

  • 全体
従来のCMを除いた本編尺がもともと45分だったため、新録のコメント(2分)の挿入をしても放送枠に収まらない状態にはなっていない。また、一部の案内テロップ(最新のDVD発売告知やイベント情報など)については最新のものに差し替えている。
  • 本編
出演者同士の会話の中で出てくる作品名があくまで会話上でのみ行われている場合、そのシーンの映像自体の再編集は行われていない。場合により放送日時の断りテロップ(この放送は○○年○○月に放送されたものです)が出される。ただし、映画の宣伝も兼ねて出演しているゲストの場合、作品映像がゲスト発表の前(こちらは会場も流す)や、プレビュートーク前に映し出されたりしているため、DVD化されている作品である場合は権利上、会話を含めてオールカットされている。放送ではDVD発売などの案内で穴埋めしているため、通常より案内の放送回数が多い。

本編[編集]

  • 即興ドラマまで
鶴瓶登場。
観客との会話。鶴瓶が番組に送られた感想を読み上げたり、自身の最近の出来事を話す。基本的にこのシーンが放送されることは稀だが、2008年までの年末SPには回と回の間などにこのシーンを入れている。
設定(セット)の発表。併せてモニターでセットの様子を映す。鶴瓶もこのとき初めて実際の様子を確認することになる。
鶴瓶の衣装を決定する。3、4点の中から観客に選んでもらう。まれに眼鏡を選ぶこともあるが、この眼鏡は大抵自前のもの。
ゲストの発表。OAでは先にこの部分を放送している。
鶴瓶に即興ドラマ中に言ってもらいたい言葉、もしくはしてもらいたい動作を観客から決めてもらう。複数の案が出された場合、拍手の多数決で決定する。
衣装決定やキーワードの設定は三浦友和出演回からのもの。なお初回のキーワードは「女言葉で話す」。
楽屋ではディレクターがゲストをインタビュー。ドラマ撮影前の今の気持ちを話し、以後、鶴瓶の衣装決定→ゲストの衣装についての質問、というように同時進行で放送。出演歴のテロップは過去放送分については放送時点のものである。
鶴瓶が隣の即興ドラマを撮影するスタジオへ移動。設定の紹介ナレーションの後、ゲストが楽屋からスタジオへ移動する様子を放送(エレベータの中もよく映る)。
鶴瓶が衣装へ着替え終わるとゲストと対面。過去の共演歴を語りつつ、セットの確認をする(ゲストはここで実際のセットとも対面)。
ゲストのマネージャーなど、主にゲスト側の人間にスタート時の状況(どちらが板付き(スタート時すでに中にいる)かフレームイン(あとで部屋などに入ってくる)か)を決めさせる。
小道具を確認して使用するか否かを決める。ドラマスタート直前まで考える人もいる。
フロアディレクターの指示により諸注意(スタッフ含めて私語・笑い声・物音を立てる行為の禁止)と即興ドラマのカウントダウン開始。セットを確認してからそれほど時間は多くとらない。
10秒前からカウントダウンスタート。大抵スタートの際にフレームインする側がドア裏で待機してるところから中へ入っていく様子を放送し、「CMのあと、じっくりと。」のテロップでCMに入る。
初期の30分時代は「この番組は、名古屋で作っています。」というナレーションと著作製作CBCのテロップが出されていた。
  • 即興ドラマ中
約15分間のドラマが開始される。ドラマ開始時、終了時と途中の数回に効果音を入れて実際のドラマらしくしている。この音楽はプレビュー時は使わない。
55分に拡大して一時期、経過時間を出していたが、今 いつ?は出していない。
ディレクター(30分版にリニューアル後は進行役の中井)のOKの一声でドラマは終わる。終わる場合、カメラはだんだん引きの画になり、テレビで見る場合では別のカメラに切り替わってからOKがかかるように編集されている。
  • プレビュートーク
先に鶴瓶が観客のいるプレビュースタジオに戻ってくる。スタジオ裏にいるゲスト側のドラマ終了後すぐの感想を放送する回もある。鶴瓶の紹介でゲスト入場。ゲストの経歴をスーパーで表示する。プレビュートークではお互いピンマイクを着ける。
二人の前にはペットボトルの水(女性ゲストの場合ストローが付けられている)が用意されている。また、男性ゲストの場合、椅子は箱馬となる。
放送時の画面は約4分割されている。
左上…二人の動作や発言の概要、ツッコミなどテロップで表示。テロップの色は進行の様子は白、出演者(鶴瓶とゲスト)の基本的な様子や発言を青、緑、紫のうちのいずれか1色ずつを用いる。強調されるところで黄、赤が使用される。
右上…モニターを見る二人の映像。
左下…即興ドラマの映像。一番大きくスペースを割いている。
右下…「スジナシ with ○○(ゲスト名)」と表示。ビデオテープがくるくる回っており、広い面に書かれるタイトル欄にはHV(ハイビジョン)、タイトルラベル欄にスジナシと表記されている。かつては両方ともスジナシと表記されていた。
鶴瓶が「どうぞ」の合図で映像を再生する。ストップはどちらもかけることができるが、大抵鶴瓶が止める。映像を止めてスタジオの一画面になった場合に数回観覧方法の案内スーパーが流れる。このスーパーは番組の感想や放送案内についても流れることがあり、過去放送分については新しいものに差し替えて流す。

またプレビュートーク一回目のCM明けにも観覧方法は表示される。その際「名古屋市中区のCBC内で収録しています」とナレーションで案内している。EメールアドレスはCBCの公式ページ(hicbc.com)だったが、関東での放送開始に伴い、「CBC スジナシ[検索]」とう表記に変更された(過去放送分もこのテロップは差し替え)。

プレビューは放送時間の関係上一部省略される。特に鶴瓶が商品名をドラマ中に発言することがあるが、大筋とは関係ないことが多いため大抵カットされている。
  • エンディング
すべてプレビューが終わるとトークをしばらくした後、ゲストが退場する。鶴瓶は後ろを付いていってゲストが楽屋へ帰る途中で別れて、またスタジオへ戻る。ゲストは楽屋へ帰りつつ本日の感想を収録。楽屋のドアが閉まるとカメラは楽屋前のゲストのネームプレート(ホワイトボード)を写す。そこのホワイトボードには「○○さん、『でした』」と追記されている。
回によっては退場のシーンで番組は終了する。
リニューアル以降は中井がドラマのタイトルを付け締めくくる。
次回予告は次回が新作の場合、予告を差し替えて放送される場合がある。月1放送のときは原則行われず、2本撮りの2本目の回だった場合にはゲスト名は伏せて次回放送日だけしか表示されないこともあった。

出演者[編集]

ナレーション

  • 小高直子(初代)
  • 丹野みどり(2代目)
    • 共にCBCアナウンサー。2011年4月のリニューアルを以てナレーションは廃止。

セット[編集]

  • プレビュースタジオ
中央に出演者の椅子があり、後ろに大型モニターがある。画面左手に鶴瓶、右手にゲストが座る。観覧者の多くと、スタジオに切り替わった際に視聴者が見るものである。出演者には下にモニターがあり、見下ろす形になるので、プレビューの右上の映像では出演者の顔が下を向いている状態を映すことが多い。カメラは中央に1台設けられ、正面の映像をとらえる。出演者が見るモニターの裏側は、観覧を入れない(もしくは少数)頃はこの部分がカメラに映るモニターだったが、後ろの大型モニターに換わって現在 いつ?は「スジナシ」のロゴで目隠しされている。また、観覧者後ろ側にも幕で隠されている。幕の中央に「スジナシ」と書かれているが、こちらは初期のロゴである。幕の間にカメラを入れて斜めからの映像を撮影している。
観覧席は左右二つに分かれており、中央はカメラの邪魔にならないよう開いている。中央は通路にもなっており、出入りにも使われる。前室を挟み向かい側にドラマのスタジオがある。両端の席の前には小型モニターがあり、そちらでも見ることは出来る。
  • ドラマスタジオ
原則2本撮りなので、別の回のセットも建てこまれている場合もある。「ノブナガ」などで使用される備品が置かれている場合もある。

歴代使用曲[編集]

オープニング[編集]

ドラマ前後[編集]

プレビュートーク[編集]

エンディング[編集]

東京進出[編集]

  • 2004年12月23日(鶴瓶の誕生日)放送分はゲストに妻夫木聡、設定立案に宮藤官九郎が担当し初めてTBSでも放送された。その日のはなまるマーケットの「はなまるカフェ」には鶴瓶がゲストとして登場した。
  • この番組は一時期、BS-i(現:BS-TBS)でも放送されていた(その時期、BS-iからも「共同制作」ということで番組予算が出ており、これにより番組打ち切りの危機を切り抜けたとされる)。2005年9月からはCS放送・TBSチャンネルで放送されている(スカパー!HDと一部ケーブルテレビ局での配信はハイビジョン放送。スカパー!e2は16:9フルサイズのSD放送。スカパー!SDと一部ケーブルテレビ局での配信(4:3ノーマルサイズ)はレターボックスの状態で放送)。また、地上波の放送でも東京以外の地域では、毎日放送で2000年4月から10月頃まで、信越放送で過去に不定期で放送されていた経緯があり、北海道放送では2005年12月31日、2006年12月29日、2007年12月31日に放送(それ以降も不定期放送は現在に至るまで何度か行っている)、静岡放送でも2010年9月頃に放送されるなど、BS・CS・一部地域の地上波で事実上全国規模での放送となった。
  • 2009年4月からTBSでもレギュラー番組として正式にネットされることになった(4月17日より毎週金曜日26:55)。

ネット局[編集]

以下の放送局と時間帯で放送されており、いずれもTBS系列で放送している。

2013年以前[編集]

放送地域 放送局 放送日時 遅れ日数 定期放送開始年
中京広域圏 中部日本放送 (CBC)制作局 火曜 24:55 - 25:55
火曜 24:25 - 24:55(2011年4月 - )
基準 1998年10月
青森県 青森テレビ (ATV) 火曜 23:50 - 24:20 14日遅れ 2011年4月
宮城県 東北放送 (TBC) 木曜 24:05 - 24:35(2011年4月 - 9月)
月曜 24:55 - 25:25(2011年10月 - 2012年3月)
火曜 25:10 - 25:40(2012年4月)
16日遅れ 2011年4月28日
福島県 テレビユー福島 (TUF) 火曜 24:20 - 24:50 約1か月遅れ 2011年1月18日
関東広域圏 TBSテレビ (TBS) 水曜 25:55 - 26:55
水曜 25:25 - 25:55(2011年4月 - 9月)
火曜 25:25 - 25:55(2011年10月 - )
1時間遅れ 2009年4月
長野県 信越放送 (SBC) 月曜 24:45 - 25:25 13日遅れ 2011年4月14日
静岡県 静岡放送 (SBS) 木曜 24:25 - 24:55 16日遅れ 2011年4月21日
富山県 チューリップテレビ (TUT) 土曜 25:43 - 26:13 53日遅れ 2010年4月末
広島県 中国放送 (RCC) 日曜 24:50 - 25:20 19日遅れ 2011年5月1日
山口県 テレビ山口 (TYS) 日曜 24:50 - 25:20 12日遅れ
福岡県 RKB毎日放送 (RKB) 日曜 26:30 - 26:59[1][2] 54日遅れ 2010年4月
宮崎県 宮崎放送 (MRT) 日曜 24:50 - 25:20 12日遅れ 2011年4月24日

※ RKB毎日放送では2012年6月30日まで定期放送されていたが、7月7日より「ソードアート・オンライン」の放送が開始されたため、一時放送休止された。

2013年3月まで[編集]

放送地域 放送局 放送日時 備考
中京広域圏 中部日本放送 (CBC)制作局 火曜 24:25 - 24:55
福島県 テレビユー福島 (TUF) 月曜 24:20 - 24:50
関東広域圏 TBSテレビ (TBS) 火曜 25:25 - 25:55
静岡県 静岡放送 (SBS) 木曜 24:25 - 24:55
山口県 テレビ山口 (TYS) 日曜 24:50 - 25:20
福岡県 RKB毎日放送 (RKB) 日曜 5:45 - 6:15 2013年1月より放送再開
宮崎県 宮崎放送 (MRT) 日曜 24:50 - 25:20
高知県 テレビ高知 (KUTV) 日曜 24:50 - 25:20

2013年4月以降[編集]

放送地域 放送局 放送日時 備考
中京広域圏 中部日本放送 (CBC)制作局 火曜 24:33 - 25:03 4月より放送時間変更
関東広域圏 TBSテレビ (TBS) 火曜 25:28 - 25:58 4月より放送時間変更
福島県 テレビユー福島 (TUF) 月曜 24:58 - 25:28 4/1(月)より放送時間変更
広島県 中国放送 (RCC) 水曜 24:58 - 25:28
山口県 テレビ山口 (TYS) 日曜 24:50 - 25:20
福岡県 RKB毎日放送 (RKB) 日曜 26:33 - 27:03 4/9(火)より放送時間変更
高知県 テレビ高知 (KUTV) 水曜 11:50 - 24:20
  • 番組中、頻繁に「CBC スジナシ[検索]」というテロップが表示される。関東ネット以前は表示されたことはなかったため、関東でのOAを意識したものであると考えられる。
  • 製作著作ロゴは「中部日本放送」表記ではなく、2011年3月以前はローカル放送時のみ使用していた「CBC」表記のロゴである。これはあくまで「東海ローカル」であるため、JNN全国ネットに乗せる前提ではないことによった。TBS以外のJNN各局が制作する番組の製作クレジットにおいて「ジ〜ン」マークがつけられる番組は、基本的にTBSも含めたJNN全国ネット番組に限られる。
  • 余談ではあるが、CBC制作でJNN系数局へネットされている「キユーピー3分クッキング」はJNN全国ネットの扱いではないが、東海ローカルではなく全国各地へネットされているという性格上、製作クレジットは全国ネット向けの「中部日本放送」の漢字表記とした上で、ジーンマークは外されていたが、2011年4月の方針変更で「CBC」に改められ、全国ネットでないにもかかわらずジ〜ンが併記された。また、使い分けが明確でなかった1980年代までは、全国ネットでも「CBC」と表記された例があり、その後漢字表記となっていたが、これも2011年4月から「CBC(ジ〜ン)」に改められている。
  • 2012年2月21日放送分はCBC・TBSともに字幕放送を実施された。4月以降から正式に字幕放送を実施。

放送分一覧[編集]

2009・2010年度の放送分(全作品16:9放送)
すべてCBCでの放送日を記す(暦では翌日になる)。
TBSは1日遅れて(同2日後)放送(47回までは3日遅れて(同4日後)放送(ただし一部を除く))。

右の[表示]をクリックで一覧表示

2008年度以前の放送分
すべてCBCでの放送日。

右の[表示]をクリックで一覧表示

劇場スジナシ[編集]

舞台版の「劇場スジナシ」も名古屋で3度行われている。

勝村政信(ミスタースジナシ)・牧瀬里穂(スジナシの女王)・八嶋智人(スジナシの名人)の3名が登場している(なお過去のスタジオによるスジナシ経験者)。これについてはスタジオ観覧のように無料招待という形をとっている。

現在 いつ?では即興ドラマを観客がモニターを介さずに直接観ることができる数少ない機会である。もちろんドラマ中は観客は音を立ててはならないが、まれに笑い声が入ってしまうこともある。

また、関東地区の要望に応えて2006年3月29日から31日まで、糸井重里(スジナシの御意見番ほぼ日刊イトイ新聞)の協力により東京・新宿「紀伊國屋ホール」で初の関東の「スジナシ」が行われた。ただしこちらは入場料を要した。なおゲストはいつもどおり当日まで分からない。チケットの一般発売後「ほぼ日刊イトイ新聞」にてスジナシ応援団が募集され、ほぼ日読者の中から各日10名が招待されたがドイツ、ベルギーから観覧に来た客もいた。

劇場スジナシの模様は2006年6月2日と7月5日に広末涼子の回がWOWOWにて放送された(イッセー尾形、生瀬勝久の回はダイジェストで放送)。また8月にDVDも発売されている。 2015年2月2日に会見あり3月にやる事発表された。3日のワイドショーで報道された ゲスト 3月3日。FF13ー2スタッフ 3月4日。猫の化身

DVD[編集]

全8種類のDVDが発売中である。発売元は中部日本放送、販売元は第1弾から第5弾までコロムビアミュージックエンタテインメント、第6弾以降はアニプレックスとなっている。収録順と放送順は関係しておらず、ランダムである。

  • 第1巻 「スジナシ」
ゲスト 放送日 通算回数 備考
大竹しのぶ 1999年6月 #33 第48回日本民間放送連盟賞テレビエンターテインメント部門優秀賞
及び平成11年度JNNネットワーク協議会賞 娯楽番組部門 奨励賞を受賞
勝村政信ミスタースジナシ) 2000年9月 #95
段田安則 1998年6月 #1
  • 第2巻 「スジナシ2」
ゲスト 放送日 通算回数 備考
イッセー尾形 2000年8月 #89
斎藤暁 1999年9月 #47
吉田日出子 1999年12月 #58
  • 第3巻 「スジナシの箱」(3枚組)(箱は上記1巻、2巻を一緒に収納できるようになっている)
各編とも30分時代(2000年9月、#96以前)の作品を2作、60分時代の作品を1作ずつ収録している。
ゲスト 放送日 通算回数 備考
女優編 牧瀬里穂 1999年4月 #24
杉田かおる 1999年2月 #17
奥菜恵 2000年10月 #99
男優編 奥田瑛二 1999年5月 #27
大杉漣 2000年6月 #81
古田新太 2004年8月 #162
座長編 佐藤B作 2000年2月 #63
中島らも 2000年5月 #75
渡辺えり子 2000年11月 #104
  • 第4巻 「スジナシ笑福亭鶴瓶×妻夫木聡×宮藤官九郎」
ゲスト 放送日 通算回数 備考
妻夫木聡宮藤官九郎 2004年12月 #166 東京上陸SP&未公開
  • 第5巻 「劇場スジナシ東京初公演」
ゲスト 公演日 備考
イッセー尾形 2006年3月29日 「劇場スジナシ」の項を参照
生瀬勝久 2006年3月30日
広末涼子 2006年3月31日
  • 第6巻 「スジナシ其の一」(2009年9月2日発売)
第6巻以降は30分時代の作品を1作、60分時代の作品を3作ずつ収録している。
ゲスト 放送日 通算回数 備考
阿部サダヲ 2005年04月 #170 HV
上野樹里 2008年2月 #204 HV
佐藤隆太 2004年9月 #163 HV
羽野晶紀 1999年4月 #25
  • 第7巻 「スジナシ其の二」(2009年9月2日発売)
ゲスト 放送日 通算回数 備考
谷原章介 2004年2月 #156 HV
中尾明慶 2006年8月 #186 HV
八嶋智人 2003年9月 #151 HV
生瀬勝久 1999年9月 #44
  • 第8巻 「スジナシ其の三」(2009年9月2日発売)
ゲスト 放送日 通算回数 備考
劇団ひとり 2005年12月 #178 HV
佐々木蔵之介 2006年5月 #183 HV
三谷幸喜 2008年6月 #208 HV
筧利夫 1998年10月 #2
  • 第9巻 「スジナシ其の四」(2009年11月18日発売)
ゲスト 放送日 通算回数 備考
竹中直人 2009年7月 #221 HV/放送からDVD化までのスパンが4カ月というのは史上最短
松尾貴史 2001年2月 #112
森光子 2003年4月 #146
高橋克実 2000年9月 #96
  • 第10巻 「スジナシ其の五」(2009年11月18日発売)
ゲスト 放送日 通算回数 備考
蛭子能収 2004年1月 #155 HV
斎藤由貴 2002年9月 #138
宅間孝行 2007年10月 #200 HV
平田満 2000年2月 #66
  • 第11巻 「スジナシ其の六」(2009年11月18日発売)
ゲスト 放送日 通算回数 備考
山口智充 2005年2月 #168 HV
吉川ひなの 2008年5月 #207 HV
ラサール石井 2004年3月 #157 HV
藤村俊二 1999年1月 #12
  • 第12巻 「スジナシ其の七」(2010年1月13日発売)
ゲスト 放送日 通算回数 備考
北村一輝 2004年5月 #159 HV
鈴木杏 2008年12月 #214 HV
寺島進 2006年9月 #187 HV
石原良純 2000年4月 #74
  • 第13巻 「スジナシ其の八」(2010年1月13日発売)
ゲスト 放送日 通算回数 備考
田中美里 2007年3月 #193 HV
温水洋一 2002年10月 #139
福田麻由子 2006年12月 #190 HV
萩原流行 1999年3月or2000年12月 #23
  • 第14巻 「スジナシ其の九」(2010年1月13日発売)
ゲスト 放送日 通算回数 備考
大沢樹生 2003年7月 #149 HV
紺野まひる 2006年6月 #189 HV
田中圭 2008年10月 #212 HV
片桐はいり 1999年11月 #55
  • 第15巻 「スジナシ其の十」(2010年8月4日発売)
ゲスト 放送日 通算回数 備考
板尾創路 2001年4月 #121
船越英一郎 2002年4月 #133
宮迫博之 2006年2月 #180 HV
劇団ひとり 2010年3月 #229 HV/下北沢編

エピソード[編集]

番組自体と関連[編集]

  • かつて、笑福亭鶴瓶は名古屋で人気ラジオ番組『ミッドナイト東海』を担当していたが、その当時のスタッフに『笑っていいとも!』などを引き合いに出し、「最近好きなことやってないでしょ」と言われたのがきっかけで作られた企画が「スジナシ!」である。
  • 当初は系列会社・東海ラジオにおける『ミッドナイト東海』やテレビ番組『鶴瓶の音楽に乾杯』〈1988年1991年放送)をかつて担当していた関係から、東海テレビに企画を売り込んだものの、断られた結果CBCでの放送になったようである。
  • 近年は映画やテレビドラマのキャンペーンの一環としてゲスト出演する場合も多く、その場合アンコール放送ではすでに公開が終了しているために映画の場合、[公開中]→[DVD発売中]と表記を差し替えたり、[○○年○○月に放送されたものです]と追加でテロップを表示したりしている。一方毎週の放送となり、当初はCBCの番組(といってもキー局TBSの制作する番組)のドラマ・映画に出演するゲストのアンコール放送を多く放送していたため、その現在放送されている番組や映画の案内テロップを表示して一見アンコールとはわからないようにしている場合もある。
  • 2010 FIFAワールドカップの日本対パラグアイ戦の中継直後に放送された2010年6月29日放送分(正確には30日未明)は31.5%の高視聴率を記録した(現在の最高視聴率)。

即興ドラマ及び出演者関連[編集]

即興ドラマは、台本も打ち合わせもなしで、全編アドリブでドラマを作っていくこと。アドリブなので妙な間が空いたり辻褄が合わなかったりすることもある。思いがけないことが起きることもあるので演技中の二人は笑いそうになることもあるがもちろん堪えなければならない。さらにスタッフ側・特にカメラやスイッチャーも当然台本がないため、臨機応変に出演者の動きに対応しなければならないし、ディレクター(リニューアル後は中井)のOKをかけるタイミングも重要である。

撮り直しは基本的に行わないが別作品や続編という形式でならある。

  • 近藤芳正が出演した際、鶴瓶がドラマの出来に納得できず、撮り直しを要望。近藤も応じたため、リテイクが行われた。
  • 萩原流行が2度目に出演した際、鶴瓶が「せっかくなので客に別の設定を決めてもらって、もう1回やったらどうか」と提案。客から「オカマ(の設定で)」と意見が出たので、二人ともオカマという設定で即興ドラマが行われた。なお、オカマという意見が出たのは、萩原が1度目に出演した際にオカマを演じ、強烈なインパクトがあったためである。
  • 渡辺えり子ホテルロビーという場所設定で出演した際、鶴瓶と二人でホテルの部屋に入っていくところで終わったが、プレビュートーク終了後にディレクターから「ホテルの部屋から戻ってきたところからもう少しドラマを撮りたい」と要望があり、二人が同意したため「続編」が行われた。なお、この出演時、収録前にセットを見た渡辺が「衣装を変更したい」と言い出し、カメラを連れて名古屋市内の百貨店三越本店)へ衣装を買いに行ってしまうという大ハプニングがあった。
  • 過去「待合室」に関係した設定の場合、ほとんどの回が、お互いの怒鳴りあい・修羅場乱闘シーンといったインパクトのある強烈な激しい場面になりかつ大波乱になることが多い。しかしながら、「待合室」に関係した設定のほとんどは、過去、スジナシ史上、最高の名作を生み出されてきたのである。
  • 峰岸徹が出演した際、高いところに登ったためセットの端が見切れてしまった。
  • 雛形あきこが出演した際、雛形がはさみを持って鶴瓶に襲いかかる展開となり、鶴瓶が逃げ回ったためセットの端が見切れてしまった。
  • 名古屋章は古い民家を解体する役になりきり、無断でつるはしを振るってセットを破壊してしまった。
  • 大杉漣が出演した際、お互いの怒鳴りあい・修羅場乱闘シーンといったインパクトのある強烈な激しい場面になりかつ大波乱になった。
  • 生瀬勝久谷原章介が出演した回では観客の1人をエキストラとして出演させた。
  • 山本學が出演した際、選挙に出馬する、有名人(もちろん架空の人物)で盛り上がった。出馬予定者は、久米宏みのもんた板東英二笑福亭鶴瓶黒柳徹子和田アキ子藤田まこと中村勘三郎板東妻三郎坂東玉三郎・桂三枝(現・六代目桂文枝)・明石家さんまビートたけし大岡越前水戸黄門加藤剛GLAYのメンバー・ジャニーズ事務所の誰か・吉本興業の誰か・吉本新喜劇の誰か・松竹芸能の誰か・松竹新喜劇の誰かであった。
  • 鶴瓶はテレビ大阪きらきらアフロ」の中でこの番組についてよく取り挙げれている。
  • 佐藤B作が出演した際、鶴瓶の頭を何度も殴った。設定は船の待合室
  • 池畑慎之介(ピーター)が出演した際、即興ドラマの前半の5分間はほとんどがうんこに関する話で盛り上がった。設定は駅の待合室
  • 佐藤二朗が出演した際、うんこに関する話で盛り上がった。
  • 六平直政が出演した際、六平が言った名前の勘違い(六平は「いいな、いずみ(名前はいずみよしおである)」、鶴瓶は「いいだ、いずみ」)で盛り上がった。設定はバスの待合室
  • 寺島しのぶが出演した際、即興ドラマの終了後に中村勘三郎六平直政が突如乱入した。
  • 石倉三郎が出演した際、即興ドラマの終了後に林与一が突如乱入してきた。
  • 30分時代のスジナシでカメラの裏側で板東英二が観覧した回があった。
  • 鶴瓶は2001年に「ピーコさんをこの番組で出演させる」と言っていたが、未だに実現していない。
  • 鶴瓶は「大橋巨泉北野武をこの番組で出演させる」とも言っていたが、未だに実現していない。
  • 鶴瓶は「SMAP木村拓哉をこの番組で出演させる」とも言っていたが、未だに実現していない。
  • 斉藤暁が出演した際、「自分はバルタンから来た」と本人自らバルタン星人を演じた。
  • 片岡鶴太郎が出演した際、設定で出演していたエキストラオウムに自分自身の持ちネタである「きゅーちゃん、おはよ」を披露し、さらに弟子春一番の持ちネタである、アントニオ猪木の「1・2・3ダー」を披露した。
  • 波乃久里子が出演した際、鶴瓶の顔面にフェイスパックをさせた。さらに波乃は本番直前に衣装を急遽変更(着物姿からTシャツ姿に変更)した。このことがあり、次回の浅香唯が出演した際、鶴瓶はこれを真似て、本番直前に急遽衣装を変更(スーツ姿がらパジャマ姿に変更)した。
  • 浅香唯が出演した際、突然、照明のスイッチを消すシーンがあり、この時スタッフが動揺したが(この場面はプレビューでスタッフ側の対応も公開された)、無事に照明を消すことが出来た。設定は誕生日。また鶴瓶はラストで浅香とキスをすることを考えたがスタッフの「OKでーす」の終了の一言を言ったため結局キスシーンは実現しなかった。
  • 泉ピン子が出演した際、泉は即興ドラマのために大量の小道具東京から自前で持ってきた。即興ドラマの中で泉は自ら妊娠してしまう役を演じた。
  • 高橋英樹が出演した際、即興ドラマに登場する人物はなんと15名になり、鶴瓶はかなり混乱していた。
  • 近藤正臣が出演したプレビュートークの際、史上まれにみる激論となった。設定はキャンプ場
  • 吹石一恵が出演した際、吹石がヌード写真集を出すことで盛り上がるが、鶴瓶は吹石がヌードにさせたくないとする思いから、我がのように即興ドラマのことを忘れて本気に怒り出した。
  • 遠藤久美子が出演した際、鶴瓶は即興ドラマ中に古典落語(題名は子別れ)を披露した。
  • 田中健が出演した際、即興ドラマ中に田中がケーナ演奏(曲は自分自身のオリジナル)した。観客の1人がそのケーナ演奏ぐんでいた。
  • 天本英世が出演した際、ラクダエキストラとして出演した。
  • えなりかずきが出演した際、即興ドラマ中に鶴瓶をアルツハイマー役に仕立て鶴瓶を困らせた。
  • 松尾貴史が出演した際、鶴瓶は松尾に何度も生の肛門を見せるシーンがあった。
  • 渡辺えり子が出演した際、用意された衣装に納得が行かずデパート(三越本店)へ買いに走っで観客を40分間も待たせることになった(前述)。
  • 松田美由紀が出演した際、鶴瓶に「私はです」と言ってしまい、終わりまで男役を演じた。
  • 鶴瓶は即興ドラマの登場人物の苗字をなぜか木村さんか吉岡さんにすることが多い。
  • 鶴瓶は即興ドラマの登場人物の名前をなぜかめぐみさんかゆうこさんにすることが多い。
  • 河合美智子が出演した際、鶴瓶を柔道の技の巴投げをしてしまった。
  • 高橋ひとみが出演した際、鶴瓶はズボンのチャックを全開にしたまま最後まで即興ドラマを演じた(最後に鶴瓶は高橋ひとみにチャック全開であると指摘された)。
  • 斉木しげるきたろうが出演する時は、いつも、考えられないような衣装で登場する(きたろうの例:ジャージの上に白衣を着てマフラーを巻いてさらに口紅を塗って登場した。別の回では眉毛になすびをつけて登場した)。
  • 吉本多香美谷原章介奥菜恵吉田日出子藤田朋子が出演した際、史上まれに見る感動作品となり、観客の多くが号泣していた。
  • 谷原章介が出演した際、本番直前に役作りのためか自分の電動髭剃り機で入念に髭剃りをしていた。
  • 藤田朋子が出演した際、鶴瓶の配役の名前を元NHKアナウンサーと同じ名前の鈴木健二にしてしまった。後のプレビュートークで鶴瓶は「あのハゲおっさんと同じ名前にしては困る」と苦笑いしながら藤田に話した。
  • あき竹城が出演した際、設定の校長室を「バー校長室」にしてしまった。またあきは鶴瓶と共に、ゲイ役を演じた。
  • 板尾創路が出演した際、鶴瓶と共にホモ役を演じた。
  • 林与一が出演した際、林は女装中高年女性)で登場した。さらに鶴瓶の配役を俳優歌手と同じ名前の鶴田浩二にしてしまったのである。
  • 岡田眞澄が出演した際、本番直前にスタッフバケツに入ったをかけるように頼み、ずぶ濡れのまま即興ドラマを演じた。
  • 勝村政信ミスタースジナシ)が出演した際、クマ着ぐるみ姿で登場し、鶴瓶を困らせるような芝居をさせた。
  • 蛭子能収が出演した際、終始、理不尽に笑いながら即興ドラマを演じた。
  • 石田えりが出演した際、意味不明な演技(例:もし額に男性器があったとしたらなど)をしたため、先にプレビュートークを全て行ってから、即興ドラマを放送した。
  • MEGUMIが出演した際、即興ドラマの中で、鶴瓶と共に放送禁止用語に近い下ネタを言いまくった。
  • 2005年に宮藤官九郎がゲスト出演した際、スタッフが即興ドラマを止めるタイミングを逃してしまい、普段は15分ほどで終わるはずの即興ドラマを30分以上もやるはめになってしまった。設定は待合室
  • 普段は方言を使わない俳優が即興ドラマで名古屋弁を使い、愛知県出身であることをうかがわせることがある。奥田瑛二斉藤洋介など。
  • 森光子は撮影開始早々「(あらあなた)鶴瓶さん!?」と呼びかける反則ぎりぎり(?)の行動に出た。
  • 黒沢年男は即興中に素に戻ってしまい芝居にならなかった。このドラマでは唯一途中でCMが入った作品であった。また、鶴瓶の生も映ってしまった作品(設定は銭湯脱衣場)でもある。
  • 金田明夫は即興劇内での漫才コンビを演じる中で、ギャグを完成させた。
  • 若い女優さんと共演するとき鶴瓶は入念な歯磨き(万一、キスシーンになる可能性があるため)を行うことが定番となっている。
  • 三船美佳との共演の際、鶴瓶とあわやディープキスを交わす寸前となるが、スタッフの「OKでーす」の終了の一言を言ったため結局キスシーンは実現しなかった。
  • イッセー尾形の回では、家の玄関が設定の即興ドラマの途中、音声か照明スタッフのミスにより、セットに機材が当たってしまうミスが出た。しかし、イッセーが機転を利かし、奥さんが怒って暴れているという体にしてしまう。その結果、ドラマの主軸が、イッセーさんの奥さんということになってしまった。
  • 梅宮辰夫の回では、開始冒頭で梅宮が銀幕俳優にまつわる鶴瓶との思い出話を切り出し、鶴瓶もそれに応じたため、ドラマの体をなさない奇妙な「トーク番組」と化してしまった。中井が合流した後半、梅宮自身は番組の趣旨を「理解」まではせずとも「把握」はしていたようで、鶴瓶からの切り返しの演技を待っていたことが判明した[4]。この回は番組恒例の「カット」もかからず、50分以上話し込む二人を尻目に中井がエンディングを一人で行う形となった。中井がつけたタイトルは「前代未聞」。
  • 明石家さんまはこの番組の大ファンであり、「あの番組は、鶴瓶がどつぼにハマって行くところが面白い!!!」と言っている。また、さんま本人もこの番組に出演したいと言っている。
  • 石田ゆり子は本人からの希望での出演。しかもディレクターの失態によって話の途中でOKが出てしまったことに鶴瓶が納得できず、リテイクが行われた。結局1本目が番組で使用されたが、2本目の収録は今後特番かDVDで公開する予定である、と番組内で予告された。
  • 番組のセットで、設定によっては自動販売機が置かれていることがあるが、その場合必ず伊藤園の商品の自動販売機が置かれる。これは鶴瓶が「天然ミネラルむぎ茶」のCMに出演しているためである。

スジナシファンの有名人[編集]

受賞歴[編集]

  • 大竹しのぶ出演回において、第48回日本民間放送連盟賞テレビエンターテインメント部門優秀賞、及び平成11年度JNNネットワーク協議会賞 娯楽番組部門 奨励賞を受賞。
  • 田中圭出演回において第35回放送文化基金・番組部門テレビエンターテインメント番組優秀賞を受賞。
  • なおこの番組は、今後、我が国番組の最高の栄誉、「ギャラクシー賞」を受賞することを目標としているのである。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  1. 深夜帯に長時間の放送休止をする際は60分繰り上げて25:30 - 25:59に放送。
  2. 60分時代は火曜 24:55 - 25:55(いつ頃までなのかは不明)に放送されていた。またこの時間に移動した時期は不明。
  3. 3.0 3.1 現在は「保阪尚希」に改名している。なお、再放送での表記は放送当時(改名前)のままであった。
  4. 実際、梅宮は収録中に「何者かに電話で呼び出された」との演技を挟んでいる。

テンプレート:笑福亭鶴瓶