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'''フェイト・テスタロッサ'''は、[[テレビアニメ]]作品『[[魔法少女リリカルなのは]]』シリーズに登場する架空の人物であり、同作の主人公の一人である<ref>『A's』以降。第1期では敵として登場する。</ref>。後にリンディ・ハラオウンの養子になり、名前が'''フェイト・T(テスタロッサ)・ハラオウン'''となる。担当[[声優]]は[[水樹奈々]]。
 
'''フェイト・テスタロッサ'''は、[[テレビアニメ]]作品『[[魔法少女リリカルなのは]]』シリーズに登場する架空の人物であり、同作の主人公の一人である<ref>『A's』以降。第1期では敵として登場する。</ref>。後にリンディ・ハラオウンの養子になり、名前が'''フェイト・T(テスタロッサ)・ハラオウン'''となる。担当[[声優]]は[[水樹奈々]]。
  
 
== 人物像 ==
 
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=== 第1期・A's時 ===
 
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{{SpoilerH|フェイト}}その正体はプレシアが事故で娘のアリシアを失ってから狂ったように研究していた『使い魔を超える人造生命の作成と死者蘇生の研究プロジェクト』、通称「'''F計画'''」の'''前者の方の産物'''として生み出されたアリシアのクローンである。<br />第1期11話のエイミィの台詞からフェイトという名前はF計画の開発コードであることも明かされている。{{SpoilerF}}
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使用デバイスはインテリジェントデバイス「バルディッシュ」。彼女の教育係だったリニスが、フェイト専用として愛情を込め作り上げたもの。常にフェイトの傍らにあって心の支えとなるが、A'sにおけるシグナムとの戦いで大破。後、新機能を組み込み「バルディッシュ・アサルト」として生まれ変わった。
 
使用デバイスはインテリジェントデバイス「バルディッシュ」。彼女の教育係だったリニスが、フェイト専用として愛情を込め作り上げたもの。常にフェイトの傍らにあって心の支えとなるが、A'sにおけるシグナムとの戦いで大破。後、新機能を組み込み「バルディッシュ・アサルト」として生まれ変わった。
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2009年6月12日 (金) 13:47時点における最新版

フェイト・テスタロッサは、テレビアニメ作品『魔法少女リリカルなのは』シリーズに登場する架空の人物であり、同作の主人公の一人である[1]。後にリンディ・ハラオウンの養子になり、名前がフェイト・T(テスタロッサ)・ハラオウンとなる。担当声優水樹奈々

人物像[編集]

第1期・A's時[編集]

9歳[2]。金の髪と「寂しげな目」をした[3]もう一人の魔法少女。母の使い魔であったリニスから戦闘訓練を受けていて、なのは同様魔導師としての才能は非凡[4]なものがある。出会った当初、なのはは手も足も出なかった。高速移動からの斬撃による一撃離脱を得意とし、射撃・高範囲魔法も優れた前衛戦闘型の魔導師。一方でバリア出力の低さなど防御面に難があり、また攻撃に傾倒し過ぎるためトラップに弱い点をクロノに指摘された。A's時ではAAAクラスの魔導師。一見、冷たそうな印象があるが、実際はとても温厚な性格。母から酷い仕打ちを受けながらも懸命に尽くそうとするなど、強い意志の持ち主。一方で彼女の身を案じるアルフの言葉に耳を貸さない等、頑固な一面もある。使い魔のアルフとは「使い魔と主人」の関係を越えた深い絆で結ばれている。

その正体はプレシアが事故[5]で娘のアリシアを失ってから狂ったように研究していた『使い魔を超える人造生命の作成と死者蘇生の研究プロジェクト』、通称「F計画」の前者の方の産物として生み出されたアリシアのクローン[6]である。
第1期11話のエイミィの台詞からフェイトという名前はF計画の開発コードであることも明かされている。

使用デバイスはインテリジェントデバイス「バルディッシュ」。彼女の教育係だったリニスが、フェイト専用として愛情を込め作り上げたもの。常にフェイトの傍らにあって心の支えとなるが、A'sにおけるシグナムとの戦いで大破。後、新機能を組み込み「バルディッシュ・アサルト」として生まれ変わった。

StrikerS時[編集]

19歳[2]。魔法術式・ミッドチルダ式/魔導師ランク・空戦S+。

部隊ごとに保有出来る魔導師ランクの総計規模の関連でかけられる「能力限定」の魔力リミッターによって、なのはと同様約2.5ランク落ちている。

幼馴染である、なのははやてとは今でも親友である。車を所有している。

さまざまな事件を解決する一方でロストロギアや違法研究の捜査を行なっている。また事件の犠牲となった子供たちを保護し、救うことを自らに任じており、かつての自分と似た境遇のエリオ・モンディアルとキャロ・ル・ルシエの保護者となっている。仕事振りも優秀な一流の魔導師だが、仕事を離れれば親友や子供たちに対して少々過保護なほど世話焼きな性格。

なお、執務官であるため、なのははやてと異なり階級は有していない。が、武装隊での階級は一尉相当とされている。


注意以降に核心部分が記述されています。

第1期におけるフェイト[編集]

母プレシアの指示で、ジュエルシードを集めるために使い魔のアルフを伴ってなのは達の住む世界にやってきた。

当初はなのはと敵対していたが、彼女の真っ直ぐな優しさや強さに頑なだった心を開いていく。1期終盤で自分の誕生の秘密をプレシアから暴露され、さらに自分は「いらない子」だと宣告され心を閉ざしてしまったが、アルフの呼びかけやバルディッシュの支え、そしてなのはの言葉を胸に新たな道を歩む決意をし、なのはのピンチに駆けつけた。「プレシア事件」終結後、「友達になりたい」というなのはの呼びかけにこたえるべくなのはと再会し、お互いの名前を呼び合うことで友達となった。

A'sにおけるフェイト[編集]

なのはとの再会の約束を胸に、1期の一連の出来事(PT事件)の重要参考人として裁判を受けていたが、ユーノやクロノ、リンディの働きかけでほぼ無罪が確定。その後、ヴィータの襲撃を受けたなのはの窮地にユーノ、アルフと共に駆け付け、戦いに加わることになる。そして、魔導師を襲撃して闇の書を蒐集するヴォルケンリッターと幾度となく衝突。その戦闘の最中、ヴォルケンリッターのリーダー格であるシグナムとは好敵手のような関係となった。

突然起こった事件の捜索と、時空管理局の巡行艦「アースラ」の修繕を機にリンディ、クロノ、アルフと一緒に海鳴市の高級マンション(高町家の近所にある)で新たな生活を始めた。その数日後「留学生」という形で私立聖祥大附属小学校へ通うことになり、なのはの親友アリサ、すずかとも友達になった。また1期の事件後、リンディから養子縁組の申し出をされる。当初は戸惑い保留していたものの、A'sの事件終了後にその申し出を受け入れ、正式にリンディ・ハラオウンの養女「フェイト・T・ハラオウン」となる。

「闇の書事件」後は義兄クロノの後を継ぎ、時空管理局執務官となっている。執務官試験に2度落ちており、その事は禁句。シグナムは事あるごとに、フェイトをからかう為にその事を引き合いに出す(但し、試験時期に親友の看病に時間を割いた為に、万全の状態で試験に臨めなかった可能性が『StrikerS THE COMICS』でそれとなく記述されている)。また、自宅から聖祥大附属中学に通学している。

StrikerSにおけるフェイト[編集]

なのはと共に正式に管理局に所属。訓練学校を経て義兄のクロノと同様時空管理局執務官となり、法務や事件捜査を担当している。執務官試験に2回落ちているが、なのはが負傷したことが原因になっていると思われる。新暦71年5月に、シャリオ・フィニーノを希望指名し、執務官補佐につけた。

親友のはやてが設立した「機動六課」に出向という形で所属し、部隊付執務官として法務担当と広域捜査の主任を勤める一方、「ライトニング分隊」隊長としてエリオとキャロを率い、前線で活躍する。

バリアジャケットはインパルスフォームという形態をとっている。

脚注[編集]

  1. 『A's』以降。第1期では敵として登場する。
  2. 2.0 2.1 外見年齢
  3. 第1期のなのは談。
  4. なお、彼女の魔導士としての能力の高さとオリジナルのアリシアとの因果関係・関連性は現時点においても不明。
  5. 但し、実際はそれが起こる事が十二分に予期出来た事故であり、その当時プレシアが所属していた「組織」によって、ある意味意図的に引き起こされたともいえるものであった。その所為で前述の「組織」から一方的に責任を取らされた挙句娘のアリシアをも喪ってしまったプレシアが引き起こした一連の騒動がいわゆる「PT事件」である。…なお、件の「組織」については現時点においても一切の詳細が不明であり、今作においても本編においては最後までまったく触れられる事はなかった。
  6. ちなみにアリシアの亡骸はプレシアによって大切に保管されていたが、最終的にはプレシアと共に消滅してしまった。
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