熊本県民テレビ

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株式会社熊本県民テレビ
Kumamoto Kenmin Televisions Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報
略称 KKT
本社所在地 日本の旗 日本 860-8522
熊本県熊本市世安町7番地
電話番号 096-363-6111
設立 1981年(昭和56年)11月26日
業種 放送業
事業内容 テレビ放送
代表者 代表取締役社長 西野正夫
資本金 20億円
売上高
総資産
従業員数 85人
決算期
主要株主
主要子会社 株式会社KKTエンタープライズ
関係する人物
外部リンク http://www.kkt.jp/
特記事項:

株式会社熊本県民テレビくまもとけんみんテレビ)は、熊本県放送対象地域とする日本のテレビジョン放送局である。通称・くまもと県民テレビ。略称はKKT九州日本テレビ系列(フルネット)としては1969年開局の福岡放送に続く2番目の開局である。

コールサインJOQI-TVNNNNNS系列のテレビ局である。

概要

1982年4月1日に開局した、熊本県内では熊本放送(RKKテレビ)、テレビ熊本 (TKU) に次ぐ3番目の民間放送局。

開局時にテレビ熊本からNNN・NNS加盟を引き継ぎ、番組も熊本放送とテレビ熊本からそれぞれほぼ同数移行された。開局当初からマストバイ局(フルネット)であったが、当時熊本朝日放送 (KAB) が未開局であったためローカル時間帯に一部テレビ朝日系列の番組も入る編成だった。

マスコットキャラクターとして、両目がk、口がtの形をしたテレビたんを採用している。現在のキャッチコピーは「Kiss♪KKT ひとにつながるテレビ」。自社番組として夕方ワイド番組の『テレビタミン』が知られる。

開局時の局舎は、設計費の節約も兼ねて1年前の1981年に開局したテレビ新潟に似ているという。

現在の代表取締役社長は、KKTの大株主である讀賣テレビ放送の元専務である。

送信所・中継局の大半は後発局の熊本朝日放送と共同使用している。

ほとんどの新聞テレビ情報誌テレビ欄表記は「KKT くまもと県民」と掲載されているが、日本経済新聞のテレビ欄では「熊本県民 KKT」、西日本新聞西日本スポーツのテレビ欄では「KKT 熊本」と掲載されている。また九州スポーツでは「KKT 県民テレビ」と表記されている。地元紙の熊本日日新聞のように稀に「KKT」と略称だけ表記されている新聞も存在する。

沿革

ケーブルテレビ再送信局

以下のケーブルテレビではテレビが再送信されている。 ※ 太字は、デジタル波も再送信実施局

主な番組

注意:この項目・一覧は最新・正確な番組情報を提供するものではありません。録画・録音などの際には放送局の公式Webサイトなどで確認してください。免責事項もあわせてご覧ください。

自社制作番組

終了した番組

時差ネット番組

他系列番組

現在は全てテレビ東京系列(TXN)。熊本朝日放送開局まではテレビ朝日系列の番組も放送されていた。

終了した番組

熊本朝日放送開局まで

開局時の他局からの移行番組

熊本放送から

テレビ熊本から

アナウンサー

男性

女性

過去に在籍していたアナウンサー

男性

女性

オープニング・クロージング

一日の放送開始・終了時に放送される局名告知。NNN24(現・日テレNEWS24)の開始による終夜放送の実施後、地上デジタル放送開始、新社屋移転と、放送に関連する節目ごとに内容は変更されている。ただし、一時期を除き開局から一貫してイメージソング『きょう熱くライブ』を使用し続けている。

サービス放送開始(1982年3月)〜終夜放送開始前(2000年3月頃)まで

スキャニメイトを使用。

  • 宇宙→アンドロメダ→日本列島が点滅しながら→九州→熊本へズームイン→炎の赤→草の緑→川の青→流れ星→KKTのロゴがズームしていくのち解体→風車や円方体などのスキャニメイト映像→白バックにKKTのロゴ画面→ブルーバックになり、画面中央にJOQI-TVと表示→周波数・出力一覧→送信所と中継局のチャンネル一覧→再びKKTのロゴ画面
    • BGMは、イメージソング『きょう熱くライブ』(作詞:望田市郎、作曲:坂田晃一、歌:三井誠
    • クロージングでは二回目のKKTのロゴ画面が出ると画面が宇宙空間に吸い込まれて消える。BGMもインストゥルメンタルとなり、ゆっくりとした曲調になった。
    • 中継局一覧はのちにロールテロップとなり、最後にはキャラクター「Kぞう君」が下から現れるが、末期にはBGMの放送時間が長くなり、「Kぞう君」を省略したバージョンを放送していた。

終夜放送開始後(2000年4月頃~2002年3月)

  • オープニング
    • 緑の背景に、NNN24のロゴと、KKTと表示し、アナウンス。
  • クロージング
    • 開局当初からの映像を、炎以前の映像を省き、最後の画面は、KKTの文字に、NNN24が始まるようなことを伝える文字列を表示。

日曜深夜から月曜早朝にかけてはNNN24は放送しない。放送終了時および放送再開時に前作OPの短縮版(風車や円方体などのスキャニメイト映像をカットし、白バックにKKTのロゴ画面にすぐ変わると、右下に青字でコールサインが出てくるもの)を流す。アナウンスはそれぞれ違っている。

テレビたん採用後(2002年4月~2007年6月)

  • オープニング
    • マスコットキャラクター「テレビたん」の絵に「日テレNEWS24を終了します。引き続きKKTの番組をお楽しみください。」と表示される。
    • 同時に「おはようございます。番組の途中ですが、日テレNEWS24はここで終了します。今日もKKTの番組をお楽しみください。」というアナウンスが流れる。
    • 日テレNEWS24を放送しない月曜日〜木曜日は、熊本県庁のプロムナードのイチョウ並木の映像がアナウンスとともに流れ、放送を開始する。
  • クロージング
    • マスコットキャラクター「テレビたん」の絵に「このあとは日テレNEWS24をお送りします。引き続きKKTの番組をお楽しみください。」と表示される。
    • 同時に「ここからは日テレNEWS24をお送りします。引き続きKKTの番組をお楽しみください。」というアナウンスが流れる。

金曜日、土曜日および日曜日深夜に限り日テレNEWS24を放送する。月曜日〜木曜日は放送せず、阿蘇の風景をクロージングとして放送する。

2007年7月~社屋移転前(2017年7月23日)

日テレNEWS24を放送しない月曜日から木曜日の映像が更新された。映像は同一ソースで、金峰山周辺の上空(空撮)から始まり、山鹿の千人灯籠踊り阿蘇白川水源カルデラなどが流れ、最後は熊本市内上空(空撮)の映像で終わる。最後に流すアナウンスはそれぞれ異なる。

音楽も同一で、開局当初から使われていたイメージソング『きょう熱くライブ』が再び使われている。

なお、2008年7月24日からは、アナログ放送のみオープニング・クロージングとも30秒に短縮され、残った時間に地上アナログ放送終了告知画面を放送している。(30秒、アナウンスと局名告知からのきょう熱くライブのBGM付き)

2009年10月からは放送設備の点検・整備による放送休止の場合を除き、毎日終夜放送が実施されている(日テレNEWS24に入る直前に「アナログ放送終了のお知らせ」(前述のクロージングの映像にアナウンスと局名告知、きょう熱くライブのBGM付き)とマスコット採用後のクロージングの映像とアナウンスが流れる。また日曜深夜は「アナログ放送終了のお知らせ」の後、アナログ放送終了の告知(字幕スーパーのみ、BGM付き、アナウンス無し)の付いた熊本県内の風景映像を約10分程度流し、マスコット採用後のクロージングの映像とアナウンスが流れた後、日テレNEWS24に入る。)。

なお、放送設備の点検・整備による放送休止(同局では年に1〜2回ほど大規模工事が行われ、数週間連続で終夜放送休止になることがある。この場合、同社ホームページで公表される。)となる場合、日テレNEWS24は放送されない。Oha!4 NEWS LIVEも放送休止となることがある[1]

2017年1月のロゴ変更後は、旧ロゴの部分の上に新ロゴを表示して差し替えた。

社屋移転後

2017年7月24日から、社屋移転に伴い映像の大半を変更。空撮とドローンによる撮影を多用した。 新社屋の外観→熊本送信所の空撮→新社屋の空撮・内部の映像(サブ・報道制作フロア・マスター)→球磨川を走る特急「かわせみ やませみ」→万田坑(荒尾市)→阿蘇 米塚→熊本城(熊本地震の被害を受け修復工事中のため、この部分のみ地震前に撮影された1世代前のものを流用)→新社屋の空撮の順。

音楽は『きょう熱くライブ』を継続使用しているが、オープニングとクロージングでアレンジが異なっている。うち、クロージングについては、北海道を拠点にする同人音楽サークル兼有限会社「IOSYS」(イオシス)のメンバーである、Void(コバヤシユウヤ名義で担当)によるインストアレンジが使用されている[2]

歴代マスコットキャラ

備考

  • 開局時の局舎の建物の設計は、同じNNN系列局として1年前に開局したテレビ新潟とほぼ同じである。これは、建物の設計料金を節約する為でもあったという。
  • 熊本県の第3局については、日本テレビのほかテレビ朝日も系列局確保に名乗りを挙げていたが、資本などの関係で熊本は日本テレビ系となった。一方敗れた形のテレビ朝日は、熊本と同時期に第3局の割り当てのあった鹿児島県に系列局(KKB鹿児島放送)を開局させた(両局とも1982年開局である)。ちなみに1982年の系列局設置競争に敗れたテレビ朝日はその後、平成新局の設置許可がおりると真っ先に熊本朝日放送を開局させている(1989年10月)。
  • 開局日のズームイン!!朝!では当放送局のクレジットは、熊本・県民テレビだった。
  • 読売テレビ(ytv)制作の情報番組「なるトモ!」を、九州地方の系列局で唯一ネットしていた。この他にも「たかじんのそこまで言って委員会」「土曜はダメよ!2008年3月いっぱいで放送打ち切り)」など読売テレビ制作の番組を積極的に購入、放送している。理由の一つに、現在のKKT社長が読売テレビ出身(元専務)である事が考えられる。(読売テレビはKKTの大株主でもある)また、くまもと阪神(熊本市の百貨店、旧熊本岩田屋阪神百貨店も出資)があることも関係しているのではという説もある。なるトモ!をネットしている為か、陣内智則藤原紀香の挙式特番を、読売テレビ以外では全国で唯一放送した局でもある。また、「たかじんのそこまで言って委員会」で司会を務めるやしきたかじん辛坊治郎(読売テレビ解説委員)が熊本地区で20%超の高視聴率を叩き出したお礼として2007年7月9日放送のローカル番組「テレビタミン」に生出演した。なお、2007年10月よりザ・ワイド(2007年9月いっぱいで終了)の後番組として「情報ライブ ミヤネ屋」のネットを開始している。
  • 自社制作番組「テレビタミン」は2004年までは同時間帯のローカルワイド番組ではトップであったが、2005年4月にメインキャスター本橋馨を実質降板させ、リニューアルした結果視聴率が一気に落ち、トップをRKKの「RKKワイド夕方いちばん」に奪われてしまった。さらには、このとき司会となったうんばば中尾がリニューアル数ヶ月後に飲酒運転で追突事故を起こし謹慎となった。このこともうけて本橋馨は復帰するはこびとなり、番組も以前の形式に近くなった。事故で謹慎になっていたうんばば中尾は、2007年4月より番組レギュラーに復帰した。
  • 宮崎県延岡市日向市をサービスエリアとしているケーブルテレビ「ケーブルメディアワイワイ」では1990年代初頭よりKKTとKAB(熊本朝日放送)の再送信を行っているため、テレビタミンなどのローカル番組に延岡市民からのFAXが届くことも多々ある。このためか、延岡市の地元夕刊紙夕刊デイリー」のラテ欄は地元民放(宮崎放送テレビ宮崎)を差し置いて民放トップにKKT、KABを掲載している。長崎県島原地方、諫早地方、佐賀県からも同様(スピルオーバーも含む)の理由でFAX・メールが届くことがある。
  • 番組編成では突然何の脈絡も無く番組を打ち切る事が多い。最近では2007年4月中旬に日テレ同時ネットであった香取慎吾の特上!天声慎吾及びロンQ!ハイランドを予告無しに打ち切り、踊る!さんま御殿!!の再放送となった他、2009年1月からは遠くへ行きたいもネットを打ち切り、アニメスティッチ!』に変更されている。
  • 1997年、NNN/NNSの九州ブロックの基幹局である福岡放送CM不正(間引き)事件を起こしてNNSから1年間の会員活動停止処分を受けた際、KKTがNNS九州ブロックの幹事代行(基幹局)を担当した(『全国高等学校クイズ選手権』など)。
  • 2007年3月31日まで、地上デジタル放送では画面の右上の隅に「KKT digital 4ch」のマークが表示されていた(CM時、提供クレジット表示中を除く)。その後表示なしだったが、2008年4月1日より、地上デジタル放送では、画面右上の隅に「KKT」のロゴマークが表示されている(CM時、提供クレジット表示中を除く)。
  • 2007年度の全日(6時~24時)とゴールデンタイム(19時~22時)の視聴率が第1位となった。
  • 2008年度上半期の全日(6時~24時)、ゴールデンタイム(19時~22時)、プライムタイム(19時~23時)の視聴率がいずれも第1位(三冠王)となった。また月間視聴率が2008年7月~9月まで3ヵ月連続三冠王となった。さらに2008年の年間視聴率と2008年度の視聴率も三冠王を達成した。
  • 現在のところ、社名に「県民」を冠しているテレビ局は当局のみである(ラジオ局も含めると、新潟県民エフエム放送(FM PORT)もある)が、1993年までは静岡県のANN系列局である静岡朝日テレビが、『静岡県民放送』(静岡けんみんテレビ)という社名で「県民」を冠していた。

その他の熊本県の放送局

外部リンク

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  1. 2011年4月以降、平日放送設備の点検・整備による放送休止となる場合は5:20まで放送を休止し、「Oha!4 NEWS LIVE」は5:20〜5:50の30分間だけの放送となる。
  2. 2017年7月31日19時19分投稿のIOSYS公式ツイッター(@IOSYS_OS)のツイートによる