CDMA 1X WIN

提供: Yourpedia
移動: 案内検索

CDMA 1X WIN(シーディーエムエー ワン(いち)エックス ウィン)は、au(KDDI)が展開する第3.5世代携帯電話(3.5G)サービスの呼称。通称WIN

概要

2003(平成15)年10月22日に発表され、同年11月28日よりサービスが開始された。

データ通信にCDMA2000 1x EV-DO Rel.0[1]という方式を使い、携帯電話で初めてパケット定額制(EZフラット)を導入した。通信速度が下り最大2.4Mbps[2]と高速である。なお、EZフラットは2004(平成16)年8月1日よりダブル定額に変更されている。

この定額・高速というメリットを生かし、曲をそのままダウンロードし端末で聞けるEZ着うたフルEZチャンネルや500kBの大容量のEZアプリ(BREW)などのサービスを提供している。2004年までは、サービス・端末ともにCDMA 1Xが主流であったが、2005(平成17)年春以降はWINを同社のメインストリームサービス・商品としている。

WIN端末は、従来の通信方式であるcdmaOneCDMA 1Xのエリアでも利用できるため、音声通話と下り最大64Kbpsのデータ通信が可能なエリアの人口カバー率は100%を実現している。また、他社の3G方式と違い、主に800MHz帯を利用しているため、建物内でもつながりやすく、エリア拡大にも大きく貢献している。

カバー率が低いものの2GHz帯も整備しており、端末側の対応も進めている。

また、WINの仕様上、レシーバダイバシティが標準搭載されている。[1]ただし、最初期に発売されたW11Hのみ、ダイバシティアンテナを搭載していない。[2]

WIN開始の背景

auではNTTドコモに次いで日本で2番目の第三世代携帯電話であるCDMA 1XCDMA2000 1xMC方式)を開始した。 高速・低価格が特徴であったが最大通信速度は144Kbpsに限られ、大容量データの配信には更なる高速化・効率化が必要であった。 また、通信機能の発達によりデータ通信を多用するユーザーが増え、データ通信定額制も求められていた。 そのため、KDDIはauブランドで2003(平成15)年11月28日に日本初の第三・五世代携帯電話(CDMA2000 1x EV-DO Rel.0方式)であるCDMA 1X WINを開始した。

定額制の対象は端末単独でEZwebやEメールを利用する場合に限られ、パソコン携帯情報端末に繋げて利用するデータ通信は定額制の対象外となっている。2007年までにこれらデータ通信の定額制の導入に向けて検討している。[3]

WINの名称は「We Innovate the Next」の略であり、他にはキャリア、ユーザー、コンテンツプロバイダの「WIN-WIN」の関係を築く、「ドコモにWIN(勝つ)」等の意味も込められているとされる。

課金体系

以下本項目全体において、日本国消費税法の規定に基づき、価格表記は原則として消費税課税後の価格を優先する。また、「本体価格」とあるのは、消費税額を除いた金額である。

CDMA 1X の課金体系は旧IDO地域と旧セルラー地域で異なっている[4]が、CDMA 1X WIN の課金体系は全国共通となった。なお、CDMA 1X に比べCDMA 1X WIN はパケット通信料金は値下げされたが、通話料金は料金プランの無料通話対象額が減ったために実質値上げされている。CDMA 1X の料金プランへの新規加入・プラン変更は2007年11月11日に終了(現在の加入者は引き続き利用できる)。[5]

最近では、ソフトバンクモバイルが仕掛けた「料金戦争」の結果、ソフトバンク、NTTドコモとの大きな違いが見出しにくくなっている。

料金プラン

「無料通話分」は通話料金の先払い分であり、プランごとの単価に基づいて通話料金が精算され、無料通話分を使い切った後利用料金の加算が開始される。なお、通話料単価は、プランLLが1分あたり、ほかは30秒あたり。

基本料金プラン (価格)は本体価格
料金プラン 基本料金 通信・通話料単価 備考
基本支払額 うち
無料通話分
実質基本料金 音声 テレビ電話等の
デジタル通話料
プランSS 3,780円
(3,600円)
1,050円
(1,000円)
2,730円
(2,600円)
21円00銭
(20円00銭)
37円80銭
(36円00銭)
2005年11月から
プランS 4,935円
(4,700円)
2,100円
(2,000円)
2,835円
(2,700円)
16円80銭
(16円00銭)
29円40銭
(28円00銭)
プランM 6,930円
(6,600円)
4,252円
(4,050円)
2,678円
(2,550円)
14円70銭
(14円00銭)
26円25銭
(25円00銭)
プランL 9,975円
(9,500円)
6,615円
(6,300円)
3,360円
(3,200円)
12円60銭
(12円00銭)
22円05銭
(21円00銭)
プランLL 15,750円
(15,000円)
12,600円
(12,000円)
3,150円
(3,000円)
15円75銭
(15円00銭)
28円35銭
(27円00銭)
分単位課金。
2005年2月14日から

備考

プラン体系の名称が同一であるNTTドコモの新料金プランと比較すると、一長一短があり、どちらが有利であるかは判断がつきにくくなっている。

  • プランSSはドコモと完全に同一である。
  • プランSは、ドコモより基本使用料が高いが、その分通話料単価を低く抑えている。
  • プランM以上では、無料通話分を多めに設定している。

パケット通信料金

いずれも1パケットあたりの単価。基本額はNTTドコモのFOMAと変わらないが、その分割引サービスにおける単価で差別化を図っている。

  • 割引無し:0円21銭0厘(本体0円20銭0厘)
  • ダブル定額ライト(旧パケット割WIN):0円08銭4厘(本体0円08銭0厘)
  • ダブル定額(旧EZフラット):0円05銭2.5厘(本体0円05銭)
  • パケット割WINミドル:0円02銭6.25厘(本体0円02銭5厘)
  • パケット割WINスーパー:0円01銭5.75厘(本体0円01銭5厘)

端末

携帯電話型端末

型番のつけ方は Wynmのようになり、yの部分にはWINが始まった2003年を1としての年数が、nの部分にはその年にそのメーカーが出した何番目の端末なのかが、mの部分にはメーカー識別用のアルファベットが入る。

例)2006年の三洋電機の最初の携帯電話型WIN端末は「W41SA」になる。

このため、同じ番号でもメーカーによって発売時期が異なる場合もあるので、NTTドコモなど世代毎に型番を決めている通信事業者から乗り換える場合には注意が必要である。

例)W21CAはW21HよりもW22Hの性能に近い。

また、同じメーカーの端末で型番のnの数字の順に発売されるとは限らず、まれにnが大きいほうが先に発売されることがある。

例)W47TはDRAPE(W46T)よりも先に発売された。

なお、マイナーチェンジ端末の場合はベース端末型番の後に「II」をつけるというルールがあり、発売年とyの数字は合致しないこともある。

例)LEXUS W44T IIIとW44K IIは2007年の発売であるが、ベース端末であるW44TとW44Kは2006年に発表および発売された端末であるため、2007年の端末でありながらy=4となっている。

2003(平成15)年の端末

W11HW11K
WIN端末の第一弾。MSM5500チップセットにQVGA液晶、回転型カメラを搭載。W11HとW11Kは筐体の外装が違うだけで、中身はほぼ共通である。電池パック背面にminiSDカードスロットを装着する独特の構造を採用した。アプリケーションプロセッサにSH-Mobileを搭載していたためBREWを搭載できず、唯一EZアプリ (Java) Phase3に対応するWIN機となった(W5#シリーズからオープンアプリプレーヤーとしてJavaアプリ復活。但し互換性はない)。EZweb以外の通信速度は最大144kbpsとなる。

2004(平成16)年の端末

2004年春モデル - W21H
前年に発売されたCDMA 1X端末、A5401CAの設計を利用したWIN端末。チップセットはクアルコム・MSM5500。メガピクセルカメラを搭載するが、QVGA液晶やEZチャンネル、EZアプリなどには対応していない。また、EZweb以外の通信速度は最大144kbpsとなる。また、天野喜孝がデザインする「N.Y. SALAD」と呼ばれるキャラクターの待ち受け画面やスクリーンセーバーが内蔵されている。
2004年夏モデル - W21KW21SW21SA
全機種QVGA液晶、メガピクセルカメラ、EZアプリ (BREW)に対応。全機種クアルコム・MSM6500チップセット搭載でFlashムービーにも対応し、EZweb以外の通信も最大2.4Mbpsに引き上げられた。この3機種より、従来に比べEZアプリ (BREW)の容量が拡大され、ファイナルファンタジードラゴンクエスト等の大容量アプリが遊べるようになった。W21S、W21SAの外部メモリはセキュア[6]に対応している。
W21SA
au初の回転2軸ヒンジ携帯端末で、2.4インチ液晶を搭載したハイエンドモデル。録音機能付きFMラジオ、miniSD、オートフォーカス付き2メガピクセルカメラ、英単語辞書、ICレコーダ、画像のTV出力、電子コンパスを搭載。メニューアイコンや電池・アンテナピクトのカスタマイズも可能。
W21S
約250カンデラの高輝度2.4インチ液晶を搭載したハイエンドモデル。電子コンパス、ステレオツインスピーカーを搭載している。また、赤外線機能を搭載しTVやオーディオプレーヤーのリモコンにもなる。外部メモリは各種メモリースティックに対応。
W21K
2.2インチ液晶を搭載。ミドルレンジモデルとして製作されており、3機種の中で最も機能が少なく、コンパクトな仕上がりとなっている。
2004年冬モデル - W21CAW22HW22SAW21T
夏モデルの機能(電子コンパスを除く)に加え、着うたを一曲まるごとダウンロードすることができるEZ「着うたフル」に対応。外部メモリは全てセキュアに対応。全機種ステレオツインスピーカー内蔵。
W21CA
2.6型のワイド液晶を搭載し、パソコン向けのサイトを閲覧できるBREWOperaブラウザ「PCサイトビューアー」を搭載。W21SAと同様、2軸ヒンジの端末である。
W22H
2.4インチ液晶を搭載。au初のスライド式携帯端末。
W22SA
外部メモリに対応しない代わりに内蔵メモリを40MB搭載し、他の端末と比べると2倍近くの容量である。また、赤外線通信やFMラジオに対応している。
W21T
2.4インチ液晶、東芝が独自開発した高性能3Dグラフィックアクセラレータ「MOBILE TURBO T4G」(TC35285)を搭載し、3Dゲームに対応。EZアプリにセガの「セガラリー1st stage」をプリインストール。Bluetoothに対応し、同端末間でのデータ送受信や、自動車運転中の無線ハンズフリー通話(要・別売りBluetoothヘッドセットないしBluetooth対応カーAV)が可能。
愛・MATE(型番無し)
2005年日本国際博覧会(愛・地球博、通称愛知万博)で用いられるためにKDDIが開発した、ハイブリッド情報端末、スマートフォン
一般向けに発売されておらず、基本的には博覧会関係者のみが手にすることになった。ただし、長久手日本館内では一般向けにも貸し出された。無線インターフェースとして、CDMA 1X WIN、無線LAN(IEEE 802.11)、Bluetooth、またコンパクトフラッシュスロットに挿入するオプションとして、μチップ読み取り機能を搭載している。オペレーティングシステムには、Windows Mobile 2003 Second Edition Software for Pocket PCを搭載している。

2005(平成17)年の端末

2005年春モデル - W21CA IIW31KW31SAPENCK(W31H)、W31S
Flashムービーを着信画面に設定できる新サービス着Flash(PENCKやW21CA IIを除く)や電子メールのバックグラウンド受信(PENCKやW21CA IIを除く)、EZ「着うたフル」の3Dサラウンド再生に標準対応。また、W31SAやW31K、W31SにはFMラジオ受信機能を搭載している。また、W31SからACアダプタの共通化が始まり、2005年冬モデルまではマイナーチェンジモデルを中心に非対応機種が残ったものの、2006年春モデルは全て共通アダプタに対応した。
W21CA II
W21CAのマイナーバージョンアップ版でPCサイトビューアー(Opera)を搭載。CDMA 1X WINでは初のマイナーチェンジモデル。
W31K
フレンドリーデザイン 。
W31SA
スライド式。OCR英和辞書機能および「SD-AudioAACフォーマット)」対応。
PENCK(W31H)
au design project」端末。
W31S
スライド式。AF付2メガピクセルカメラ。音楽再生機能。
2005年夏モデル - W32KW31TW32SAW31CA
W32Kを除き、Eメールの最大添付容量が従来の150KBから500KBへ引き上げられた。W31T、W32SAはBREW3.1やKDDI Common Platform(KCP)に対応。
W32K
NTTドコモの「らくらくホン」を意識した「簡単ケータイ」シリーズで初めての端末。EZ「着うたフル」や外部メモリには非対応。WIN対応端末としては中途半端な仕様で、話題にならなかった。これらの失敗した経緯が、のちのCDMA 1X対応端末A5517Tなどの「簡単ケータイ」シリーズに生かされた。
W31T
PCサイトビューアー(Opera)とBluetoothを搭載した、厚さ20mmのWIN折り畳み型最薄機種(2005年6月当時)。「聞かせて検索」、「安心ナビ」、「着Flash」に対応し、パンフォーカス式2.4メガピクセルカメラを搭載。W21Tと同じく高性能3Dグラフィックアクセラレータ「MOBILE TURBO T4G」を搭載し、3Dゲームに対応する。
W32SA
地上アナログテレビチューナーを搭載。「聞かせて検索」「安心ナビ」「SD-Audio」「SD-Video」に対応。
W31CA
W21CAのバージョンアップ版。カメラを3メガピクセルに変更し、さらに「PCドキュメントビューアー」を搭載した。そのため、2005年夏モデルの新機能である「聴かせて検索」、「安心ナビ」、「着Flash」には対応しない。
2005年秋モデル - W32HW32SW31K IIW31SA II
W32H、W32SにBREW3.1およびおサイフケータイ(EZ FeliCa)やau ICカードUIMカード)を導入。
W32H
SD-Audio対応。
W32S
ベースバンドチップにMSM6550チップセットを初搭載し、au初の128和音対応サウンド制御用チップ「ヤマハMA-7」を搭載。WIN対応端末として初のStyle-Upパネルにも対応。EZアプリにナムコの「リッジレーサーSE」がプリインストールされている。
W31K II
W31Kのセカンドモデル。ボディカラーや待ち受け画面のデザインが変更されている。
W31SA II
W31SAのセカンドモデル。ボディカラー等が異なっている。
2005年冬モデル - W33SAW32T
トランシーバーのように使える「プッシュ・ツー・トーク」サービス「Hello Messenger」に対応。EZ FeliCaおよびau ICカードには非対応。2005年秋モデルの一部機種同様、BREW3.1やKCPに対応し、MSM6550チップセットを搭載。
W33SA
モバイル機器向けの地上デジタル放送ワンセグ」を受信するためのチューナーを内蔵。またアナログテレビチューナーも内蔵しており録画にも対応する。前述の2005年秋モデルのW32S同様128和音対応サウンド制御用チップ「ヤマハMA-7」が搭載されている。SD-Audioも利用可能。
W32T
W31Tのマイナーチェンジモデル。Bluetooth搭載。「Hello Messenger」を追加。本体のサブ液晶パネル周辺のデザインが大幅に変わっている。厚さは21mm。

2006(平成18)年の端末

2006年春モデル - W41SMUSIC-HDD(W41T)、W41CAW41HW41KW41SAneon(W42T)
パソコンと連携し、音楽配信サービス「LISMO Music Store」・音楽転送・CDリッピング等が可能な「au LISTEN MOBILE SERVICE」(LISMO)に対応。また、全端末に「Hello Messenger」や「EZ-FM」および音声認識入力(声de入力)に対応した「EZナビウォーク」、さらに3Dグラフィック対応プログラムインターフェイスOpenGL ESを搭載。外部メディアはW41SとW41Tを除きminiSDカードを使用する[7]。W41Kを除きヤマハMA-7を搭載し、最大128和音に対応(W41Kはヤマハ製MA-5を搭載し、最大64和音)。2006年春モデル以降のCDMA 1X WIN対応端末から全機種がBREW3.1を導入した。W41T、neon、W41K、W41SAはKCPに対応。
W41S
「PCサイトビューアー」を搭載。EZ Felica対応(モバイルSuica対応)。W32Sと同じくルミナスエンジンを搭載したパンフォーカス式1.25メガピクセルカメラや地磁気センサー(電子コンパス)に対応し、外部メディアはメモリースティックDuoを用いる。マイク付ミュージックリモコンが付属。
MUSIC-HDD(W41T)
日本国内向けの携帯電話初の0.85インチ・4ギガバイトのハードディスクドライブや、東芝が積極的に進めるBluetoothを搭載し、さらに3D対応グラフィックアクセラレータ「MOBILE TURBO T4G」も搭載しているので3Dゲームアプリにも対応する。今回から電子辞書「辞スパ」のデータが端末本体のメモリにあらかじめインストールされた。音楽プレイヤーとして使用する場合、端末のトップ部分に付いている静電式のコントロールキーで操作[8]する。本体のサイズは比較的大きく、厚さは28mmある。パンフォーカス式3.2メガピクセルのカメラを搭載する。ハードディスクを搭載しているのでメモリーカード等の外部メディアは利用できない。付属のUSBケーブルでPCに接続し、外部のマスストレージメディアとして使用した場合、最大約512メガバイトの領域が使用可能。
W41CA
カメラの画素数はW31CAの3.2メガピクセルから2.1メガピクセルにダウンしたものの、2.6インチの液晶画面やオートフォーカス機能は継承された。ボディサイズは若干薄く小さく、そして軽くなった。カシオ初のFMラジオチューナー(EZ FM)・EZ Felica(モバイルSuica対応)・赤外線通信機能を搭載し、さらにSD-Audioにも対応する。au向けの2軸回転式(2軸ヒンジ)液晶パネルを採用した端末としては最薄[9]だった。
W41H
2軸回転式2.7インチ液晶パネルおよび2.1メガピクセル・オートフォーカスカメラやワンセグ対応チューナーを搭載する[10]携帯電話端末である。EZ Felica(モバイルSuica対応)やSD-Audio、SD-Video等、auが携帯電話端末向けに提供する大部分の機能、サービスに対応する。付属の充電スタンドは小型のテレビスタンドになる。2006年のWIN対応春モデル中、本体の体積が最も大きく質量が大きいが最も多機能なモデルである。フルブラウザであるPCサイトビューアーやWordやExcelなどのファイルが表示できるPCドキュメントビューアーを搭載し、主にビジネスマンに人気だった要出典
W41K
au初の手ぶれ補正機能対応3.2メガピクセル・オートフォーカスカメラを搭載。また付属する充電用スタンドにはウーファーが内蔵されている。本体のミラーパネル風のトップ部分には有機ELを用いたサブディスプレイが装備されている[11]
W41SA
パステル系のカラーに手に馴染む曲線的なラインが特徴の、コンパクトなWIN対応端末。実用性やコストパフォーマンスに秀でており、ステレオマイク内蔵ICレコーダー機能[12]や手書き入力機能「パシャ文字」、パンフォーカス式1.3メガピクセルカメラ、2006年春モデルのWIN端末では唯一カラーのサブ液晶画面などを搭載。また、セキュリティ機能にも対応しているので、若い女性ユーザーのみならず、ビジネスユーザーもターゲットとしている。2006年春モデルのWIN対応端末では最薄、最軽量[13]である。
neon(W42T)
東芝製初の「au design project」端末。W41Tと同じく3D対応グラフィックアクセラレータ「MOBILE TURBO T4G」を搭載し3Dゲームアプリに対応するほか、電子辞書「辞スパ」を端末本体のメモリにインストール。パンフォーカス式1.3メガピクセルカメラを搭載。なお本機に内蔵されたスピーカーはモノラル(1つ)である。付属の充電スタンドに装着するとデジタルの卓上時計にもなる。東芝製として初の赤外線機能を搭載。デザインはINFOBARやW11Kを手がけた深澤直人によるもの。
2006年夏モデル - W43TW42Kウォークマンケータイ(W42S)、W42HW42CA(G'zOne)、W44TW33SA II
W33SA IIを除く全機種が音楽配信サービス「LISMO Music Store」・音楽転送・CDリッピング等が可能な「au LISTEN MOBILE SERVICE」(LISMO)に対応。外部メディアはW42SはメモリースティックDuo、W42CAおよびW42HはmicroSDカード、それ以外の機種はminiSDカードを使用する。全機種が赤外線通信に対応。「EZ FM」はW43TおよびW42CAは非対応。またW42SはKCPに非対応。W42Kを除きヤマハMA-7を搭載し、最大128和音に対応[14]。スピーカはW42CAおよびW42Hがモノラル、それ以外の機種はステレオのものを内蔵する。W42SおよびW44T以外の内蔵データフォルダ容量は約50Mバイト。全機種、音声認識入力(声de入力)に対応した「EZナビウォーク」に対応。「PCサイトビューアー」はW42Kを除く全機種に搭載する。
W43T
3Dナビ対応。W41Tと同様、時計および楽曲表示専用の小さな白黒サブ液晶と音楽再生専用のコントロールキーを搭載する。Bluetoothには非対応となっている。ベース機の「W31T」や「W32T」と異なり辞書ツール「辞スパ」は本体メモリ内にプリセットされている。
W42K
アナログテレビチューナ搭載。付属のリモコン付ステレオイヤフォンがテレビアンテナとなる。なおアナログテレビチューナーはこの端末以降搭載されていない。
ウォークマンケータイ(W42S)
プレーヤ操作用ミュージックシャトルや音楽用1GBメモリ搭載。W4*シリーズでは唯一のスライド式である。
W42H
2006年夏モデルでは唯一EZ Felica(モバイルSuica対応)を搭載。スピーカーはモノラルとなる。
W42CA
WIN端末初の防水・耐衝撃端末。スピーカーはモノラルとなる。
W44T
1GBメモリ搭載、3DナビやBluetooth(オーディオプロファイル「A2DP」「SCMS-T」をサポート)に対応する2軸ヒンジ端末。付属のBluetoothレシーバーリモコンはヤマハと共同開発で、このレシーバーリモコンには音質向上のため超小型のデジタルアンプが搭載されている。
W33SA II
ワンセグ・アナログテレビチューナーを搭載。
2006年秋モデル - W43HW45TW43CAW43SW42SAW43SAW43KW41SH
  • 全機種が対応するサービス
    • 「LISMO Music Store」、音楽転送・CDリッピング等が可能な「au LISTEN MOBILE SERVICE」(LISMO)
    • EZ FM
    • KCP
    • PCサイトビューアー
    • 3Dナビ
    • グローバルエキスパート(au ICカード)

外部メディアはW43SはメモリースティックDuo、W41SHはminiSDカード、それ以外の機種はmicroSDカードを使用する。W43S及びW41SHを除く全機種にソニー製の高音質ステレオイヤホン「MDR-E0931」が付属する。W41SHを除く全機種にFlash Lite2.0および「着うたフル」やワンセグの音質を原音に近づける高音質エンジン「DBEX」を採用しており、W41SHを除く全端末の音質調整はヤマハの監修の下で行われた(後述の2006年冬モデルも同様)。EZ Felica(モバイルSuica対応)はW43H、W43CA、W43S、W43K(京セラ製のau向け端末としては初)の4機種で利用可能。音源はW41SHのみヤマハ製MA-5を搭載し最大64和音、それ以外の1X WIN対応機種はヤマハ製MA-7を搭載し最大128和音。

W43H
ワンセグチューナ搭載、EZチャンネルプラスやEZニュースフラッシュに対応
W45T
「でかキー」を搭載したフレンドリーケータイ。ただし「簡単ケータイ」シリーズには含まれない。
W43CA
EZチャンネルプラスやEZニュースフラッシュに対応
W43S
2.7型フルワイドQVGA液晶やLEDによる「あかり」とStyle-Upパネル搭載
W42SA
鳥取三洋電機初のWIN端末。ダイヤルキー部分にタッチパッドを内蔵し、ノートパソコン感覚でスクロールや手書き入力ができるスムースタッチ機能を搭載。
W43SA
ワンセグチューナ搭載
W43K
サブ液晶の周辺部に音楽操作用センサーリングキーを搭載
W41SH
シャープ初のau端末。操作中に別の機能を呼び出す「Task Bar」に対応
2006年冬モデル - DRAPE(W46T)、W47TW44KW44SW43H II
W44Kを除き「EZチャンネルプラス」や「EZニュースフラッシュ」が利用可能で音楽のプロモーションビデオ一曲分をダウンロード可能な新サービス「LISMOビデオクリップ」がW44K、W43H IIを除き利用可能。4機種ともFlash Lite2.0

や「着うたフル」の音質を原音に近づける高音質エンジン「DBEX」を採用し、ソニー製の高音質ステレオイヤホン「MDR-E0931」が付属する。2006年秋モデル同様4機種ともに「グローバルエキスパート」(au ICカード)に対応し、外部メディアはW44Sを除く3機種ともにmicroSDカードを使用する[15]

DRAPE
米国クアルコム社製「MSM6800」チップセットを搭載。1X EV-DO Rev.Aに対応し、最大3.1Mbpsの通信やテレビ電話(au初)が利用可能。愛称が付けられているが、「au design project」端末ではない。Bluetoothの搭載は見送られた。
W47T
1X EV-DO Rev.Aに対応し最大3.1Mbpsの通信やテレビ電話(au初)が利用可能。東芝初のEZ Felica対応機(モバイルSuica対応)。こちらもBluetoothの搭載は見送られた。
W44K
au向けの折りたたみ式端末最薄[16]を実現。
W44S
業界初、地上デジタルラジオワンセグの両方に対応するチューナーを搭載。EZ Felica(モバイルSuica対応)を利用できる。auで初めて3.0型ワイド液晶を採用。また、日本で販売されている携帯電話では初めてのWオープン端末。
W43H II
W43Hのセカンドモデル。microSDカードは正式に最大2GBまでサポート[17]された。その他の変更点はボディカラーおよびソフトウェアの不具合の修正など。

2007(平成19)年の端末

2007年春モデル - W51CAW51HW51KMEDIA SKIN(W52K)、W51PW51SW51SAAQUOSケータイ(W51SH)、W51TW52T
W51H、W51P、W51Sを除く7機種にワンセグチューナー(内、W51SH、W51T、W52Tはデジタルラジオにも対応)を搭載する。また、W51CA、W51H、W51S、W51SAにはJavaアプリをBREW上で実行するツール「オープンアプリプレイヤー」が搭載される。EZ FeliCaもW51SHとW51Tを除く8機種に搭載し、うちW51Pを除く7機種ではFeliCaチップの容量が拡大されている。外部メディアはW51SのみメモリースティックPro Duoに対応し、それ以外の全端末はmicroSDカードに対応する。2007年春モデルには1X EV-DO Rev.Aに対応した端末はなく、全て1X EV-DO Rel.0である。前述の2006年冬モデル同様全てのWIN対応端末が128和音(ヤマハ製MA-7を搭載)のメロディに対応し、「3Dナビ」を利用する事が可能。「PCサイトビューアー」はW51Pを除き、Flashやタブブラウズに対応する新バージョンとなった。また法改正に伴い、春モデル以降の機種は緊急通報位置通知に対応している。ちなみに、この2007年春モデル以降より全機種がFlash Lite2.0に標準対応した。
W51CA
IPS方式の液晶を搭載し、ワンセグ視聴時間は業界最長の5時間30分を実現した2軸ヒンジ端末。大ヒットモデルW41CAの後継機で、W41CAでは非搭載だったサブディスプレイが搭載されている。内側のデザインがW21CA/CA IIをベースにしている。
W51H
2.9型ワイドVGA液晶や指紋センサを搭載する2軸ヒンジ端末。PCサイトユーザー向けで、ワンセグは非搭載。
W51K
ウーファー付き充電台が付属し、携帯電話向けの音質向上技術"BBE M3"に対応する2軸ヒンジ端末。W44Kの後継機。ワンセグにも対応。
MEDIA SKIN(W52K)
メインディスプレイに有機ELを採用した、フリップ型のau design project端末。
W51P
C3003P以来のパナソニック製au端末。間接照明と非対称のデザインを採用し、auで初めてワンプッシュオープン機構を搭載した折り畳み端末。女性ユーザー向け。
W51S
イルミネーションや電子コンパス搭載の折り畳み端末。W43Sの発展型。
W51SA
IPS方式の液晶を搭載し、FMトランスミッタや1GBのメモリを搭載したスライド型端末。
W51SH
3.0型ワイドQVGA液晶を搭載し、テレビ出力にも対応するサイクロイド型端末。通称「AQUOSケータイ」。
W51T
カメラ機能と3D表示機能に関しては後述のW52Tと共通のスペックを持った2軸ヒンジ端末。ワンセグ対応の廉価機種である。ただしBluetoothは未搭載。
W52T
3.0型ワイドVGA液晶を搭載したスライド型端末。W44T / TiMO W44T II / LEXUS W44T IIIと共通のBluetooth対応レシーバーリモコンに対応するものの、付属せず別売となる。テレビ出力に対応し1GBのメモリを搭載。カメラは東芝製のau向け端末としては初めて、手振れ軽減機能やオートフォーカス対応の324万画素CMOSセンサーを採用する。3Dグラフィックアクセラレータには新開発の「MOBILE TURBO T5GP」(TC35296)を搭載。
2007年夏モデル - W52CAW53CAW52HW52PW52SW53SW52SAW53SAW52SHW53TW54TW44K II
W44K IIを除きEZ FeliCaやLISMOビデオクリップに対応し、W53CA、W52P、W52S、W44K IIを除く7機種にワンセグチューナー(内、W52H、W54Tはデジタルラジオにも対応)を搭載する。2007年春モデル同様1X EV-DO Rev.Aに対応した端末はない。W53S以外は全てmicroSDカードに対応する[18]
W52CA
2軸ヒンジ型ながらIPX5/IPX7相当の防水性能を持つワンセグケータイ。
W53CA
通称EXILIMケータイ。携帯電話内蔵カメラとしては最高クラスの515万画素CMOSカメラを搭載する。
W52H
W43Hの発展型。ワンセグやデジタルラジオにも対応する。2.9インチワイド液晶だがワイドVGAではない。
W52P
W51Pの発展型。W51Pでは非対応だったオープンアプリプレーヤーやauケータイクーポンに対応している。「+Panel(プラスパネル)」を用いて着せ替えも可能。
W52S
W42Sの後継モデルで、au向けウォークマンケータイの2号機。内蔵メモリはW42Sの約2倍の2GBに、連続再生時間も最大約110時間に拡大されている。
W53S
+JOG(プラスジョグ)を搭載。外部メディアはメモリースティックPro Duoを用いる。
W52SA
W33SA/W33SA IIの発展型。薄さ18.7mmの回転2軸型でワンセグやAF付き2メガピクセルカメラを搭載する。
W53SA
鳥取三洋電機初のワンセグ対応WIN端末。W52CAと同じくIPX5/IPX7相当の防水性能を持つ。
W52SH
サイクロイドスタイルを採用したW51SHとはうってかわって、回転2軸スタイルを採用する。シャープ製au端末としては初めてAF付きカメラとEZ FeliCaを搭載。
W53T
楔形の18mm回転2軸ボディスタイルを持つ。10月にカラーバリエーションが2色追加し、全5色展開となる。
W54T
W52Tの発展型。トヨタ自動車が提供するテレマティクスサービスG-BOOK mX」を正式にサポート。また、本機のワンセグチューナーは外部出力にも対応した。これにより手持ちの家庭用TVモニターに接続してワンセグ放送を大画面で楽しむことが可能になった。
W44K II
W44Kのセカンドモデル。ボディカラーやキーデザインに変更がある。またワンタッチ発信機能を搭載するほか、アドレス帳の登録件数が最大1,000件に増加している。
2007年秋冬モデル - INFOBAR2(W55SA)、W53KW53HW55T
W55Tのみワンセグ、デジタルラジオ、EZ FM等に非対応。また全機種が「LISMOビデオクリップ」に対応し、W53K、W55Tを除く全機種がEZ FeliCaに対応しており外部メディアは全機種、microSDカードに対応する。余談ではあるがW55Tにはソニー・コンピュータエンタテインメントの「みんなのGOLFモバイル 体験版」がプリインストールされている。
W53H
ワンセグチューナーを搭載する。通称「Woooケータイ」。ボデイカラーはユーロパープルに限りマジョーラ塗装が用いられており、事実上W43H以来、マジョーラ塗装が復活した。回転2軸としては世界最薄の14.2mmである。画面には2.8インチのワイドQVGA有機ELを採用しておりワンセグチューナー用のアンテナは本体に内蔵されている。
INFOBAR2(W55SA)
ワンセグチューナーを搭載した、ストレート型のau design project端末。EZ FeliCaに対応し画面には2.6インチのワイドQVGA有機ELを採用する。前述のW53H同様ワンセグチューナー用のアンテナは本体に内蔵されている。製造は初代と同じく鳥取三洋電機。
W53K
デザインはW44K/K IIをベースにワンセグチューナーを搭載した端末。回転2軸型であるが薄型。
W55T
1X WIN端末としては9.9mm[19]という極薄さを誇るクレジットカードサイズの折りたたみ式端末。ただし、クレジットカードサイズを謳っているがおサイフケータイ非対応である。

2008(平成20)年の端末

予定
この節には予定されている事象が含まれています。性急な編集をせず事実を確認の上投稿してください。
2008年春モデル - W54SW54SAW56T、AQUOSケータイ(W61SH)、W61KW61PW61CA、Cyber-Shotケータイ(W61S)、W62SW61HW61SAW62SAW61TW61PT
全機種がmicroSDカードに対応し、また全機種が「オープンアプリプレイヤー」、「LISMOビデオクリップ」、「LISMO」の各種サービスに対応しW62SのみGSMローミング[20]に対応する。なお「KCP+」、Bluetooth、「LISMO Port」、「LISMO Video[21]」はW54S、W61S、W54SA、W61SA、W56T、W61Tの6機種が対応し、内W54S、W54SA、W56T、W61Sの4機種がEV-DO Rev.Aに対応し、W61T、W61S、W61SAの3機種が日本ビクタービクターエンタテインメントとの共同開発によるEZ「着うたフル」等の圧縮音楽ファイル専用の高音質再現エンジン「net K2」を搭載。W61K、W62S、W61PTの3機種はワンセグには非対応。
なお、KCP+の開発の遅れにより、本来は2007年の秋冬モデルとして発売される筈だったW54SA、W54S、W56Tが2007年中に発売開始ができなかったため、型番と販売年とのずれが生じてしまった。
W61SH
auのAQUOSケータイ第2弾。W51SHと比較するとサイズ的には若干コンパクト化したものの、新開発の「リフレクトバリアパネル」を用いた2.8インチWQVGA液晶やステンレス製の背面パネルを採用しEZ FeliCaやシャープ製のau向け端末としては初めてオープンアプリプレイヤーが利用可能となった。
W54S
ワンセグ、Bluetooth、「KCP+」等に対応。ほぼ全部入り。デザインが全体的に後述のW56Tに酷似しており、実質的にW56Tの兄弟機にあたる。画面にはサムスンSDI社製の2.8インチワイドQVGA有機ELを採用。
W54SA
ワンセグ、Bluetooth、「KCP+」等に対応。ほぼ全部入りで3.0インチのワイドVGA・IPS液晶やスムースタッチ機能などが搭載されている。ちなみに三洋電機初の3.2メガAF付きカメラを搭載しており同社のau向けの2005年冬モデルであるW33SA以来のフラグシップ端末となる。ただしこれまでの三洋機と異なりAACコーデック方式のICレコーダーやSD-Audioは割愛された。スライド式。
W56T
前述のW54SAや後述のW61Sと並ぶ全部入りのフラグシップ端末。画面には韓サムスンSDI社製の2.8インチワイドQVGA有機ELを採用。前述のW54Sとは兄弟機の関係にあたる。
W61T
スポーティーでスタイリッシュなイメージをコンセプトとする折りたたみ式端末で「KCP+」やワンセグ、Bluetooth、EZ FeliCaに対応。ただしEV-DO Rev.Aには非対応。
W61SA
au初のフルスライド式端末。世界初搭載の3.0インチワイドVGA・有機ELが採用されており、「KCP+」やワンセグ、Bluetoothには対応するがEV-DO Rev.AやEZ FeliCaには非対応。
W62SA
W53SAの発展型。W53SAと異なりEZ FeliCaには非対応。
W61H
背面パネルに日本初の電子ペーパーディスプレイを用いたワンセグチューナー対応端末。ただし一般的な折りたたみ式機構のため、Woooケータイの名称は付かない。
W61CA
W52CAの防水機能とW53CAの5メガピクセルAFカメラを組み合わせたワンセグチューナー対応端末。待ち受け画面にはW51CAからアニメーションデータが更にバージョンアップされた「アデリーペンギン」がプリセットされ、ほかにはカツオの「ボニット」もEZケータイアレンジデータとしてプリセットされている。
W61P
au向けのワンセグチューナー対応端末としては12.9mmの極薄さを誇る。ドコモ向け端末「P705i」のau版との見方も。ワンプッシュオープン機構は引き続き採用。SD-Audioに対応。
W61PT
パンテック&キュリテル初の1X WIN対応端末。20~30歳代の女性ユーザーをターゲットにしたコンパクトでエレガントなスライド式端末。薄さ14.2mmと2008年1月現在の時点でau向けのスライド式端末としては最薄。
W61K
フレンドリーデザインを採用し、EZ FeliCaに対応したオーソドックスな折りたたみ式端末。前述のW61PT同様、20~30歳代の女性ユーザーをターゲットにする。
W61S
通称Cyber-Shotケータイ。5MピクセルのAFカメラを搭載しEV-DO Rev.A、ワンセグ、Bluetoothなどに対応した全部入りの端末。スライド式。2008年春モデルの端末中、薄さが22mm(最厚部は24mm)と最も厚い。
W62S
1X WIN初のグローバルパスポートGSM対応端末。

自動車ディーラー専売端末

トヨタケータイ TiMO W44T II
トヨタ自動車とのコラボレーションから生まれた端末。PiPitおよび全国のトヨタの各ディーラー[22]専売モデルで端末には「for TOYOTA」の文字が、また十字キーの下部にはトヨタのCIがそれぞれ小さく表記されている。auショップおよび家電量販店等では販売されない。実質的にはW44Tのセカンドモデル。
2006年夏モデルのW44Tとの違いは、
  • 専用のデザインおよび計3色のTiMOオリジナルの本体色[23]
  • 緊急通報サービス「HELPNETケータイ」の1年間無料サービス(後述のLEXUS W44T IIIも共通)
  • 着うた着うたフル(※)、着メロなどを1年間無料でダウンロードできる「無料コンテンツ倉庫」[24]
    (※) ただし着うたフルの場合「無料コンテンツ倉庫」内のミニゲーム(毎月ごとにテーマが変わる)に勝利した場合のみ本コンテンツ利用開始から一年以内、毎月先着2,000名に限り好みの楽曲を1曲だけ無料でダウンロードする事が出来る[25]
  • トヨタ純正テレマティクスサービス「G-BOOK ALPHA」対応ナビを装備したトヨタ車との連動の強化[26]
LEXUS W44T III
トヨタケータイ TiMO W44T IIレクサス店専売バージョン。デザインはTiMO W44T IIと共通だが本体色は異なっている[27]。au史上初のサードモデルでありau最後のminiSDカード対応端末である。全国10,000台限定の限定モデルであり、レクサスブランドの新車を購入したユーザーのみ購入可能。

その他の端末

W44K IIカメラなしモデル
既存のW44K IIからカメラ機能だけを省略。それ以外の機能は既存のW44K IIとほぼ共通でもちろんビデオクリップを除くLISMOサービスやEZ「着うたフル」に対応する。基本的にコンシューマー向けであるが、どちらかといえば法人ユーザーに的を絞った端末でボディカラーはクリアシルバーのみ。CDMA 1X WIN端末では初のカメラ非搭載モデルとなる。

法人向けビジネスソリューション端末

E02SA
無線LAN対応、W41SAがベースとなっている。完全なビジネスソリューション向けの端末なので一般(コンシューマー)ユーザーは購入不可。
E03CA
Bluetooth、防水、大容量バッテリ対応

データ端末

W01K
800MHzに対応したPCカード型端末。
2GHz Do-CARD
2GHzに対応したPCカード型端末。専用の課金体系が用意されている。
W02H
2GHz、800MHzに両対応したCFカード型端末で、PCカードアダプタも付属する。専用ソフトを利用することで通話も可能。音声端末と同じ料金プランが適用される。
W03H
800MHzに対応した、CFカード型端末で、音声通話非対応でデータ通信のみに対応する。

沿革

脚注

  1. 一部機種は最新のCDMA2000 1x EV-DO Rev.Aを用いる。
  2. Rev.A対応端末の場合は、下り最大3.1Mbps。
  3. KDDI 個人向けデータ通信サービスに定額制導入へ - 産経新聞
  4. オペレータに申し込めば別地域の課金体系にすることも可能。
  5. KDDI au: CDMA 1X ご利用のお客さまへの重要なお知らせ
  6. コンテンツ提供者が許可した著作権保護ファイルを電話番号により暗号化し、外部メモリに移動できる機能。
  7. W41SはメモリースティックDuo、W41Tは外部メモリ非対応。
  8. 再生や停止、あるいは選曲など。
  9. 薄さ22mm。2006年2月当時。
  10. アナログ放送には非対応。
  11. 時計表示だけでなくネオンウェーブ等の表示も可能。
  12. 携帯電話として世界初。
  13. 薄さ21mm、重さ108g、充電池を含む。
  14. W42Kはヤマハ製MA-5で最大64和音。
  15. W44SはメモリースティックDuo、メモリースティックPro Duo。
  16. 薄さ15.3mm 2006年8月発表時点。
  17. 既存のW43Hの場合、正式サポートは最大512MBまで。
  18. W52Sではメモリースティックマイクロとのデュアルスロットであり、microSDカードを使用する場合は付属のアダプターが必要。
  19. ただし最厚部は13.1mm。
  20. グローバルパスポートGSM
  21. 映画1本分をストリーミング再生で視聴する事が出来る新サービス。2008年春にサービスが開始される予定。
  22. トヨタ店トヨペット店カローラ店ネッツ店トヨタレンタリース店、トヨタ部品共販店、トヨタL&F店
  23. ちなみに、W44Tの本体色は計4色。
  24. 日本エンタープライズ提供。後述のLEXUS W44T IIIもオリジナルコンテンツ自体はTiMO W44T IIと共通。
  25. なお無料で貰える着うたフルの楽曲は邦楽、洋楽問わずソニー・ミュージック系およびユニバーサルミュージック系(いずれも2007年10月31日をもって配信終了)、ビクターエンタテインメント系(2007年11月1日以降から配信開始)の楽曲がほとんどで1970年代後半~1990年代後半までの楽曲が大多数を占める。ごくまれに最近の楽曲が無料でダウンロード可能な場合もある。
  26. 後述のLEXUS W44T IIIの場合は「G-Link」対応ナビを装備した車種との連動の強化
  27. LEXUS W44T IIIの場合はブラックのみ。

関連項目

外部リンク

テンプレート:携帯電話の世代