「フジテレビ月曜9時枠の連続ドラマ」の版間の差分

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1997年には4本のドラマの平均視聴率がその年のベスト4を独占し、同年1月クールの『[[バージンロード (テレビドラマ)|バージンロード]]』第6話から翌年1月クールの『[[Days (テレビドラマ)|Days]]』第2話まで延べ43回連続視聴率20%以上という大記録を打ち立てた。
 
1997年には4本のドラマの平均視聴率がその年のベスト4を独占し、同年1月クールの『[[バージンロード (テレビドラマ)|バージンロード]]』第6話から翌年1月クールの『[[Days (テレビドラマ)|Days]]』第2話まで延べ43回連続視聴率20%以上という大記録を打ち立てた。
 
===21世紀===
 
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2000年10月クール『[[やまとなでしこ (テレビドラマ)|やまとなでしこ]]』で『[[ラブジェネレーション]]』以来、3年ぶりに30%を突破したり、その次クールの『[[HERO (テレビドラマ)|HERO]]』では、11話すべてで30%以上を記録した。また、2007年10月クールの『[[ガリレオ (テレビドラマ)|ガリレオ]]』から2008年7月クールの『[[太陽と海の教室]]』まで、久々に4クール連続で初回視聴率が20%を越えた。このように「月9らしさ」を見せるときもあったが、連続ドラマ冬の時代の影響や実験的に若手脚本家・スタッフ・キャストを登用させることもあり、人気が低迷し、近年では平均視聴率が15%を割る作品が増え始めている。2009年現在、平均視聴率がもっとも低いのが『[[婚カツ!]]』(2009年4月-6月)で平均10.5%である。また、ワースト2は2003年4月クールの『[[東京ラブ・シネマ]]』(2003年4月-6月)のほか、2003年と2009年は1年間で視聴率が20%を一度も越えることがなかった。さらに、2008年の『[[太陽と海の教室]]』(2008年7月-9月)、『[[イノセント・ラヴ]]』(2008年10月-12月)、2009年の『[[ヴォイス〜命なき者の声〜]]』(2009年1月-3月)はクール別では上位であったものの、3クール連続で平均15%を割った。上記の『婚カツ!』では月9枠では史上初の1桁視聴率を何度も記録し、第10話で8.8%とワースト記録を更新した<ref>この番組の影響かは断言できないが、直後に放送されていた『[[SMAP×SMAP|SMAP×SMAP特別編]]』も8.7%と1桁に留まり『SMAP×SMAP2009』ワースト視聴率を更新している</ref>上、最終回視聴率も10.5%でワースト記録を更新した<ref>[http://mainichi.jp/enta/geinou/news/20090507mog00m200009000c.html 婚カツ!:視聴率9.4%、月9異例の一けた 中居クン11年ぶり主演も低迷]の通り、初回こそ15%を越えたものの、第2話目で11%と低迷し、第3話目で史上初の1桁視聴率である9.4%を記録し、その後も10%割れが続いた。</ref>しかし、2009年7月クールの『[[ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜]]』も初回15%でそれ以降は14%前後が続き、最低でも13.5%と安定していた。また、2009年10月クールの『[[東京DOGS]]』は長年のライバルであった[[月曜ゴールデン]]がサスペンスからヒューマンドラマ路線へ変更したことにより、2009年月9ドラマ初の平均視聴率15%超え<ref>平均視聴率15.8%</ref>となったものの、最終回が全放送回で一番低く12.5%と15%を割り込んだ。これにより、2009年はすべて最終回が15%割れとなった。
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2000年10月クール『[[やまとなでしこ (テレビドラマ)|やまとなでしこ]]』で『[[ラブジェネレーション]]』以来、3年ぶりに30%を突破したり、その次クールの『[[HERO (テレビドラマ)|HERO]]』では、11話すべてで30%以上を記録した。また、2007年10月クールの『[[ガリレオ (テレビドラマ)|ガリレオ]]』から2008年7月クールの『[[太陽と海の教室]]』まで、久々に4クール連続で初回視聴率が20%を越えた。このように「月9らしさ」を見せるときもあったが、連続ドラマ冬の時代の影響や実験的に若手脚本家・スタッフ・キャストを登用させることもあり、人気が低迷し、近年では平均視聴率が15%を割る作品が増え始めている。2015年現在、平均視聴率がもっとも低いのが『[[婚カツ!]]』(2009年4月-6月)で平均10.5%である。また、ワースト2は2003年4月クールの『[[東京ラブ・シネマ]]』(2003年4月-6月)のほか、2003年と2009年は1年間で視聴率が20%を一度も越えることがなかった。さらに、2008年の『[[太陽と海の教室]]』(2008年7月-9月)、『[[イノセント・ラヴ]]』(2008年10月-12月)、2009年の『[[ヴォイス〜命なき者の声〜]]』(2009年1月-3月)はクール別では上位であったものの、3クール連続で平均15%を割った。上記の『婚カツ!』では月9枠では史上初の1桁視聴率を何度も記録し、第10話で8.8%とワースト記録を更新した<ref>この番組の影響かは断言できないが、直後に放送されていた『[[SMAP×SMAP|SMAP×SMAP特別編]]』も8.7%と1桁に留まり『SMAP×SMAP2009』ワースト視聴率を更新している</ref>上、最終回視聴率も10.5%でワースト記録を更新した<ref>[http://mainichi.jp/enta/geinou/news/20090507mog00m200009000c.html 婚カツ!:視聴率9.4%、月9異例の一けた 中居クン11年ぶり主演も低迷]の通り、初回こそ15%を越えたものの、第2話目で11%と低迷し、第3話目で史上初の1桁視聴率である9.4%を記録し、その後も10%割れが続いた。</ref>しかし、2009年7月クールの『[[ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜]]』も初回15%でそれ以降は14%前後が続き、最低でも13.5%と安定していた。また、2009年10月クールの『[[東京DOGS]]』は長年のライバルであった[[月曜ゴールデン]]が半年間サスペンスからヒューマンドラマ路線へ変更したことにより、2009年月9ドラマ初の平均視聴率15%超え<ref>平均視聴率15.8%</ref>となったものの、最終回が全放送回で一番低く12.5%と15%を割り込んだ。これにより、2009年はすべて最終回が15%割れとなった。
  
 
この月9低視聴率の影響かは断言できないが、直後の『SMAP×SMAP』も14%前後に視聴率が低下してきており、2009年8月以降は1桁台が増え始めてきていたが、最近では『東京DOGS』が好調だったことから15%を超えることも多かった。
 
この月9低視聴率の影響かは断言できないが、直後の『SMAP×SMAP』も14%前後に視聴率が低下してきており、2009年8月以降は1桁台が増え始めてきていたが、最近では『東京DOGS』が好調だったことから15%を超えることも多かった。
  
また、2003年以降から、夏クールに放送する作品は平均15%を下回るなど、苦戦する傾向になりつつあり(ただし、2005年の『[[スローダンス]]』は例外である)、'''夏クールの月9はあたらない'''という[[ジンクス]]まで生まれてきている。ただし、春・秋クールの作品が比較的当たりやすいのも事実である(例として『[[ラストクリスマス (テレビドラマ)|ラストクリスマス]]』、『[[エンジン (テレビドラマ)|エンジン]]』、『[[のだめカンタービレ (テレビドラマ)|のだめカンタービレ]]』、『[[ガリレオ (テレビドラマ)|ガリレオ]]』など)。冬クールは当たる場合とそうでない場合がある。
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また、2003年以降から、夏クールに放送する作品は平均15%を下回るなど、苦戦する傾向になりつつあり(ただし、2005年の『[[スローダンス]]』はと2014年のヒーロー2は例外である)、'''夏クールの月9はあたらない'''という[[ジンクス]]まで生まれてきている。2015年の恋仲は初回から一桁だった。ただし、春・秋クールの作品が比較的当たりやすいのも事実である(例として『[[ラストクリスマス (テレビドラマ)|ラストクリスマス]]』、『[[エンジン (テレビドラマ)|エンジン]]』、『[[のだめカンタービレ (テレビドラマ)|のだめカンタービレ]]』、『[[ガリレオ (テレビドラマ)|ガリレオ]]』など)。冬クールは当たる場合とそうでない場合がある。
  
 
しかも、2006年4月からは[[日本放送協会|NHK]][[NHK総合テレビジョン|総合テレビ]]の『[[ニュースウオッチ9]]』(月~金)が裏番組でスタートし、、[[2008年]][[2月]]から[[日本テレビ]]で『[[人生が変わる1分間の深イイ話]]』がスタートし、平均視聴率10%~15%で安定しているため、『月9』『TVタックル』 『深イイ話』と互角の争いを展開している。また、『婚カツ!』の第3話が月9史上初の1桁の9.4%を記録した裏では、日本テレビで『グッと来た名場面ベスト55』が18%台の高視聴率を記録していた。
 
しかも、2006年4月からは[[日本放送協会|NHK]][[NHK総合テレビジョン|総合テレビ]]の『[[ニュースウオッチ9]]』(月~金)が裏番組でスタートし、、[[2008年]][[2月]]から[[日本テレビ]]で『[[人生が変わる1分間の深イイ話]]』がスタートし、平均視聴率10%~15%で安定しているため、『月9』『TVタックル』 『深イイ話』と互角の争いを展開している。また、『婚カツ!』の第3話が月9史上初の1桁の9.4%を記録した裏では、日本テレビで『グッと来た名場面ベスト55』が18%台の高視聴率を記録していた。
  
2007年現在、月9ドラマのレギュラー出演回数が一番多いのは[[三上博史]]、[[木村拓哉]]、[[中山美穂]]の7回(そのうち、三上の主演が5回、木村の主演が6回、中山はすべてで主演)。また、[[伊東美咲]]が5年連続でレギュラー出演中(そのうち主演が2回)である。
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2014年現在、月9ドラマのレギュラー出演回数が一番多いのは、[[木村拓哉]]9回。
  
 
脚本担当回数が最も多いのは[[野島伸司]]の10作で、[[1988年]]の『[[君が嘘をついた (テレビドラマ)|君が嘘をついた]]』から[[2008年]]の『[[薔薇のない花屋]]』まで長きに渡って担当している。他にも[[坂元裕二]]や[[北川悦吏子]]、[[岡田恵和]]などが多く手がけている。
 
脚本担当回数が最も多いのは[[野島伸司]]の10作で、[[1988年]]の『[[君が嘘をついた (テレビドラマ)|君が嘘をついた]]』から[[2008年]]の『[[薔薇のない花屋]]』まで長きに渡って担当している。他にも[[坂元裕二]]や[[北川悦吏子]]、[[岡田恵和]]などが多く手がけている。
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:脚本:伴一彦
 
:脚本:伴一彦
 
:主題歌:中山美穂「[[遠い街のどこかで…]]」
 
:主題歌:中山美穂「[[遠い街のどこかで…]]」
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=== 1992年 ===
 
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;[[あなただけ見えない]]
 
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:脚本:[[北川悦吏子]]
 
:脚本:[[北川悦吏子]]
 
:主題歌:[[藤井フミヤ]]「[[TRUE LOVE (藤井フミヤ)|TRUE LOVE]]」
 
:主題歌:[[藤井フミヤ]]「[[TRUE LOVE (藤井フミヤ)|TRUE LOVE]]」
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2014年11月19日の超報道の西島ご成婚の話題で西島のシーン放送された
  
 
=== 1994年 ===
 
=== 1994年 ===
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:脚本:[[林宏司]]
 
:脚本:[[林宏司]]
 
:主題歌:[[Mr.Children]]「[[HANABI (Mr.Childrenの曲)|HANABI]]」
 
:主題歌:[[Mr.Children]]「[[HANABI (Mr.Childrenの曲)|HANABI]]」
 
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;[[月の恋人〜Moon Lovers〜]]
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:出演:[[木村拓哉]]、[[篠原涼子]]、[[林志玲|リン・チーリン]]、[[松田翔太]]、[[北川景子]]、[[渡辺いっけい]]、[[長塚京三]]ほか
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:脚本:[[浅野妙子]]、[[池上純哉]]
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:主題歌:[[久保田利伸]]「[[LOVE RAIN 〜恋の雨〜]]」
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;[[夏の恋は虹色に輝く]]
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:出演:[[松本潤]]、[[竹内結子]]、[[沢村一樹]]、[[桐谷美玲]]、[[松重豊]]、[[伊東四朗]]、[[松坂慶子]]ほか
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:脚本:[[大森美香]]
  
 
== 現在の提供スポンサー ==
 
== 現在の提供スポンサー ==
 
すべて60秒。※印は[[東京放送|TBS]]系[[金曜ドラマ]]にもスポンサード。
 
すべて60秒。※印は[[東京放送|TBS]]系[[金曜ドラマ]]にもスポンサード。
 
*[[プロクター・アンド・ギャンブル|P&G]]※
 
*[[プロクター・アンド・ギャンブル|P&G]]※
*[[トヨタ自動車|TOYOTA]]※
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*[[トヨタ自動車]]※
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*[[日立アプライアンス]]
 
*[[エステー]]
 
*[[エステー]]
 
*[[サントリー|SUNTORY]]
 
*[[サントリー|SUNTORY]]
 
*[[日本メナード化粧品|MENARD]]
 
*[[日本メナード化粧品|MENARD]]
*[[旭化成|AsahiKASEI]]
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*[[NTTドコモ]]
  
[[1996年]][[1月]]以降10年以上、6社とも変わっていない。特に、P&G・トヨタ・メナード化粧品は、[[欽ドン!|欽ドン]]時代から月曜9時枠に提供している(ただトヨタは1992年4月~1995年3月の3年間は提供せず、また、P&Gとトヨタは[[東京放送|TBS]]系「[[金曜ドラマ]]」にも提供している)。かつては[[フィリップモリス]]や[[日立製作所]]、[[キッコーマン]]などもスポンサーだった。また旭化成は[[スター千一夜]]→[[なるほど!ザ・ワールド]]→[[メトロポリタンジャーニー]]の名残とも言える。[[日本放送協会|NHK]]、[[テレビ東京]]系列を除く連続ドラマ枠で唯一、携帯電話会社が提供していなかったが、CHANGEより[[NTTドコモ]]がスポンサードされた(ただし、提供スポンサーには加盟していない)。
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[[1996年]][[1月]]から[[2010年]][[3月]]まで10年以上、6社とも変わっていなかった。特に、P&G・トヨタ・メナード化粧品は、[[欽ドン!|欽ドン]]時代から月曜9時枠に提供している(ただトヨタは1992年4月~1995年3月の3年間は提供せず、また、P&Gとトヨタは[[東京放送|TBS]]系「[[金曜ドラマ]]」にも提供している)。かつては[[フィリップモリス]]や[[日立製作所]]、[[キッコーマン]]などもスポンサーだった。また旭化成は[[スター千一夜]]→[[なるほど!ザ・ワールド]]→[[メトロポリタンジャーニー]]の名残とも言える。[[日本放送協会|NHK]]、[[テレビ東京]]系列を除く連続ドラマ枠で唯一、携帯電話会社が提供していなかったが、CHANGEより[[NTTドコモ]]がスポンサードされた(ただし、提供スポンサーには加盟していなかったが、2010年の月の恋人よりスポンサードされた)。
  
 
== クロスネット・FNS非加盟局のネット状況 ==
 
== クロスネット・FNS非加盟局のネット状況 ==
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*[[渋谷ビデオスタジオ]]
 
*[[渋谷ビデオスタジオ]]
 
*[[湾岸スタジオ]]
 
*[[湾岸スタジオ]]
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*[[CASTY]] - [[エキストラ]]を多数派遣
  
 
== 参考文献 ==
 
== 参考文献 ==

2023年12月14日 (木) 18:31時点における最新版

フジテレビ月曜9時枠の連続ドラマは、フジテレビ系で毎週月曜日21:00~21:54に放送されている連続テレビドラマである。通称「月9」(ゲツク、ゲック)。高い視聴率を誇り、フジテレビのドラマ看板枠であったが、後述のように近年は苦戦している作品も多い。

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テレビドラマ

歴史[編集]

このドラマ枠は1980年代後期から始まったとされているが、実際の歴史はかなり古い。フジテレビ開局当初は15分間のトーク番組『スター千一夜』の枠だった。1969年から『スパイ大作戦』などの海外ドラマ枠になり、1971年6月から国内ドラマ枠に転換。『愛のはじまるとき』(吉永小百合主演)などの現代劇が制作されるが、視聴率低迷で1975年10月から時代劇枠に転向し、『新・座頭市』(勝新太郎主演)などを制作。1978年7月から再び現代劇に戻り、『大空港』(鶴田浩二主演)がヒット。

1980年10月からバラエティー枠となり、萩本欽一による『欽ドン!』シリーズが大人気番組に(1985年の一時期は宇崎竜童所ジョージ司会の「夜はタマたま男だけ!!」)。

20世紀[編集]

1987年4月からドラマ枠として復活。『アナウンサーぷっつん物語』以降、若年層をターゲットにした作品を中心に、マスコミ業界(業界ドラマシリーズ)や学校などを舞台にしたものから、若者の都会的でオシャレなラブストーリーを題材にしたドラマを制作し、いわゆる「トレンディドラマ」ブームの火付け役となった。転機となったのは1991年の『東京ラブストーリー』で、最終回視聴率32.3%(ビデオリサーチ調べ・関東地区。以下同じ)記録し、同年の『101回目のプロポーズ』でも36.7%を記録。また、1993年の『ひとつ屋根の下』は、フジテレビの連続ドラマ史上最高の37.8%を記録した。その後も『あすなろ白書』や『ロングバケーション』などの高視聴率ドラマを連発し、現在の「月9」ドラマの地位を確立した。また多くの主題歌もヒットし、「ラブ・ストーリーは突然に」「SAY YES」「君がいるだけで」は売上250万枚(オリコン調べ)を超えるメガヒットとなった。主題歌を担当したことが最も多いアーティストは、田原俊彦中山美穂(一作は中山美穂with MAYO名義)の4作である。ただしいずれも本人がドラマ出演した際の担当であり、それを除くと最も多いのはMr.Childrenの3作である。

1997年には4本のドラマの平均視聴率がその年のベスト4を独占し、同年1月クールの『バージンロード』第6話から翌年1月クールの『Days』第2話まで延べ43回連続視聴率20%以上という大記録を打ち立てた。

21世紀[編集]

2000年10月クール『やまとなでしこ』で『ラブジェネレーション』以来、3年ぶりに30%を突破したり、その次クールの『HERO』では、11話すべてで30%以上を記録した。また、2007年10月クールの『ガリレオ』から2008年7月クールの『太陽と海の教室』まで、久々に4クール連続で初回視聴率が20%を越えた。このように「月9らしさ」を見せるときもあったが、連続ドラマ冬の時代の影響や実験的に若手脚本家・スタッフ・キャストを登用させることもあり、人気が低迷し、近年では平均視聴率が15%を割る作品が増え始めている。2015年現在、平均視聴率がもっとも低いのが『婚カツ!』(2009年4月-6月)で平均10.5%である。また、ワースト2は2003年4月クールの『東京ラブ・シネマ』(2003年4月-6月)のほか、2003年と2009年は1年間で視聴率が20%を一度も越えることがなかった。さらに、2008年の『太陽と海の教室』(2008年7月-9月)、『イノセント・ラヴ』(2008年10月-12月)、2009年の『ヴォイス〜命なき者の声〜』(2009年1月-3月)はクール別では上位であったものの、3クール連続で平均15%を割った。上記の『婚カツ!』では月9枠では史上初の1桁視聴率を何度も記録し、第10話で8.8%とワースト記録を更新した[1]上、最終回視聴率も10.5%でワースト記録を更新した[2]しかし、2009年7月クールの『ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜』も初回15%でそれ以降は14%前後が続き、最低でも13.5%と安定していた。また、2009年10月クールの『東京DOGS』は長年のライバルであった月曜ゴールデンが半年間サスペンスからヒューマンドラマ路線へ変更したことにより、2009年月9ドラマ初の平均視聴率15%超え[3]となったものの、最終回が全放送回で一番低く12.5%と15%を割り込んだ。これにより、2009年はすべて最終回が15%割れとなった。

この月9低視聴率の影響かは断言できないが、直後の『SMAP×SMAP』も14%前後に視聴率が低下してきており、2009年8月以降は1桁台が増え始めてきていたが、最近では『東京DOGS』が好調だったことから15%を超えることも多かった。

また、2003年以降から、夏クールに放送する作品は平均15%を下回るなど、苦戦する傾向になりつつあり(ただし、2005年の『スローダンス』はと2014年のヒーロー2は例外である)、夏クールの月9はあたらないというジンクスまで生まれてきている。2015年の恋仲は初回から一桁だった。ただし、春・秋クールの作品が比較的当たりやすいのも事実である(例として『ラストクリスマス』、『エンジン』、『のだめカンタービレ』、『ガリレオ』など)。冬クールは当たる場合とそうでない場合がある。

しかも、2006年4月からはNHK総合テレビの『ニュースウオッチ9』(月~金)が裏番組でスタートし、、2008年2月から日本テレビで『人生が変わる1分間の深イイ話』がスタートし、平均視聴率10%~15%で安定しているため、『月9』『TVタックル』 『深イイ話』と互角の争いを展開している。また、『婚カツ!』の第3話が月9史上初の1桁の9.4%を記録した裏では、日本テレビで『グッと来た名場面ベスト55』が18%台の高視聴率を記録していた。

2014年現在、月9ドラマのレギュラー出演回数が一番多いのは、木村拓哉9回。

脚本担当回数が最も多いのは野島伸司の10作で、1988年の『君が嘘をついた』から2008年の『薔薇のない花屋』まで長きに渡って担当している。他にも坂元裕二北川悦吏子岡田恵和などが多く手がけている。

1988年からは年4本放映、3ヶ月毎にドラマを交替している。交替時期は1月、4月、7月、10月であるが、2008年4月クールのCHANGEは1ヶ月時期をずらし5月12日スタートとなった。これに伴い、終了も例年より2-3週間遅い7月14日終了となった。

前述のように、2009年4月クールの『婚カツ!』では初の1桁視聴率である、9.4%を記録した。

月9枠平均視聴率10傑[編集]

(数字はすべて加重平均値)

1 HERO 2001年 34.3%
2 ラブジェネレーション 1997年 30.7%
3 ロングバケーション 1996年 29.6%
4 ひとつ屋根の下 1993年 28.2%
5 あすなろ白書 1993年 27.03%
6 ひとつ屋根の下2 1997年 26.97%
7 素顔のままで 1992年 26.43%
8 やまとなでしこ 2000年 26.38%
9 教師びんびん物語2 1989年 26.0%
10 プライド 2004年 25.2%

月9枠最高視聴率30%以上[編集]

1 ひとつ屋根の下 1993年 37.8%(第11回)
2 HERO 2001年 36.8%(第8回・最終回)
3 101回目のプロポーズ 1991年 36.7%(最終回)
3 ロングバケーション 1996年 36.7%(最終回)
5 やまとなでしこ 2000年 34.2%(最終回)
6 ひとつ屋根の下2 1997年 34.1%(最終回)
7 ラブジェネレーション 1997年 32.5%(第9回)
8 東京ラブストーリー 1991年 32.3%(最終回)
9 素顔のままで 1992年 31.9%(最終回)
9 あすなろ白書 1993年 31.9%(最終回)
11 教師びんびん物語2 1989年 31.0%(最終回)
12 妹よ 1994年 30.7%(最終回)

月9枠主題歌売上枚数[編集]

主題歌/アーティスト ドラマ名 売上枚数(万枚)
1 君がいるだけで米米CLUB 素顔のままで 1992年 289.5
2 SAY YESCHAGE and ASKA 101回目のプロポーズ 1991年 282.2
3 ラブ・ストーリーは突然に小田和正 東京ラブストーリー 1991年 258.8
4 名もなき詩Mr.Children ピュア 1996年 230.9
5 CAN YOU CELEBRATE?安室奈美恵 バージンロード 1997年 229.6
6 TRUE LOVE藤井フミヤ あすなろ白書 1993年 202.3
7 EverythingMISIA やまとなでしこ 2000年 187.8
8 LA・LA・LA LOVE SONG久保田利伸withナオミ・キャンベル ロングバケーション 1996年 185.6
9 Can You Keep A Secret?宇多田ヒカル HERO 2001年 148.5
10 SEASONS浜崎あゆみ 天気予報の恋人 2000年 136.7

(オリコン調べ) ※主題歌以外では、『ひとつ屋根の下2』の挿入曲としてLe Coupleの「ひだまりの詩」が155.5万枚を記録している。

作品リスト[編集]

制作プロダクション名のない作品はフジテレビの局制作。(制作・フジテレビドラマ制作センター、制作著作・フジテレビ)

1987年[編集]

アナウンサーぷっつん物語
出演:岸本加世子神田正輝麻生祐未所ジョージほか
脚本:畑嶺明
主題歌:BaBe「I Don't Know」
制作:共同テレビ
男が泣かない夜はない
出演:三田村邦彦伊藤かずえかとうかずこほか
脚本:木村智美ほか
主題歌:中里あき子「ウイルユーリメンバー?」
ラジオびんびん物語
出演:田原俊彦池上季実子野村宏伸小林聡美萩原流行ほか
脚本:矢島正雄
主題歌:田原俊彦「どうする?」
制作:東宝
ギョーカイ君が行く!
出演:石橋貴明木梨憲武とんねるず)、浅野温子梅宮辰夫ほか
脚本:土屋斗記雄
主題歌:真璃子「疑問符」
荒野のテレビマン
出演:東山紀之坂口良子原田芳雄植木等ほか
脚本:扇澤延男
主題歌:The Good-Bye「祭り気分でTAKE A CHANCE」

1988年[編集]

君の瞳をタイホする!
出演:陣内孝則三上博史柳葉敏郎浅野ゆう子ほか
脚本:橋本以蔵
主題歌:久保田利伸「You Were Mine」
教師びんびん物語第1シリーズ
出演:田原俊彦野村宏伸紺野美沙子ほか
脚本:矢島正雄
主題歌:田原俊彦「抱きしめてTONIGHT」
制作:東宝 
あそびにおいでョ!
出演:斉藤由貴高杢禎彦古村比呂萬田久子室井滋ほか
脚本:塩田千種
主題歌:ビートルズ「HELP!」
君が嘘をついた
出演:三上博史麻生祐未工藤静香ほか
脚本:野島伸司
主題歌:プリンセス・プリンセス「GET CRAZY!」

1989年[編集]

君の瞳に恋してる!
出演:中山美穂前田耕陽菊池桃子藤田朋子大鶴義丹吉田栄作石田純一ほか
脚本:伴一彦
主題歌:村井麻里子「どうしようもなく恋愛(ラブ・アフェアー)」
教師びんびん物語第2シリーズ
出演:田原俊彦野村宏伸麻生祐未生田智子ほか
脚本:矢島正雄
主題歌:田原俊彦「ごめんよ涙」
制作:東宝
同・級・生
出演:安田成美緒形直人菊池桃子石田純一山口智子中井美穂ほか
原作:柴門ふみ
脚本:坂元裕二
主題歌:ZIGGY「GLORIA」
愛しあってるかい!
出演:陣内孝則小泉今日子柳葉敏郎近藤敦藤田朋子田中律子和久井映見ほか
脚本:野島伸司
主題歌:小泉今日子「学園天国

1990年[編集]

世界で一番君が好き!
出演:浅野温子三上博史工藤静香布施博石野真子風間トオルほか
脚本:松原敏春
主題歌:LINDBERG今すぐKiss Me
日本一のカッ飛び男
出演:田原俊彦時任三郎宮崎ますみ桐島かれん多岐川裕美ほか
脚本:小林政広
主題歌:田原俊彦「ジャングルJungle」
制作:東宝
キモチいい恋したい!
出演:安田成美吉田栄作田中美奈子森尾由美宇都宮隆団優太嶋大輔ほか
脚本:中山乃利子ほか
主題歌:PINK SAPPHIRE「P.S. I LOVE YOU」
制作:アベクカンパニー
すてきな片想い
出演:中山美穂柳葉敏郎石黒賢相原勇とよた真帆ほか
脚本:野島伸司
主題歌:中山美穂「愛してるっていわない!」

1991年[編集]

東京ラブストーリー
出演:鈴木保奈美織田裕二江口洋介有森也実千堂あきほほか
原作:柴門ふみ
脚本:坂元裕二
主題歌:小田和正ラブ・ストーリーは突然に」 
学校へ行こう!
出演:浅野ゆう子布施博高木美保中居正広稲垣吾郎ほか
脚本:遊川和彦
主題歌:チェッカーズ「How're you doing,Guys?」
101回目のプロポーズ
出演:浅野温子武田鉄矢江口洋介田中律子石田ゆり子浅田美代子長谷川初範ほか
脚本:野島伸司
主題歌:CHAGE and ASKASAY YES
逢いたい時にあなたはいない…
出演:中山美穂大鶴義丹森脇健児ほか
脚本:伴一彦
主題歌:中山美穂「遠い街のどこかで…

1992年[編集]

あなただけ見えない
出演:三上博史小泉今日子本木雅弘相楽晴子河相我聞かとうれいこほか
脚本:吉本昌弘
主題歌:DATE OF BIRTH「YOU'RE MY SECRET」
制作:アベクカンパニー
素顔のままで
出演:安田成美中森明菜的場浩司東幹久児玉清鶴見辰吾ほか
脚本:北川悦吏子
主題歌:米米CLUB君がいるだけで
君のためにできること
出演:吉田栄作石田ゆり子南野陽子竹内力一色紗英森脇健児ほか
脚本:中園ミホほか
主題歌:小野正利「You're the Only・・・」
制作:共同テレビ
二十歳の約束
出演:牧瀬里穂稲垣吾郎筒井道隆深津絵里竜雷太ほか
脚本:坂元裕二
主題歌:佐野元春「約束の橋」

1993年[編集]

あの日に帰りたい
出演:菊池桃子工藤静香保坂尚輝別所哲也ほか
脚本:君塚良一
主題歌:工藤静香「慟哭
制作:アベクカンパニー
ひとつ屋根の下
出演:江口洋介福山雅治酒井法子いしだ壱成大路恵美山本耕史内田有紀村上里佳子ほか
脚本:野島伸司
主題歌:チューリップサボテンの花
じゃじゃ馬ならし
出演:中井貴一観月ありさ内田有紀鶴田真由いしだ壱成武田真治草刈正雄ほか
脚本:戸田山雅司岡田惠和
主題歌:観月ありさ「君が好きだから」
制作:共同テレビ
あすなろ白書
出演:石田ひかり筒井道隆木村拓哉鈴木杏樹西島秀俊ほか
原作:柴門ふみ
脚本:北川悦吏子
主題歌:藤井フミヤTRUE LOVE

2014年11月19日の超報道の西島ご成婚の話題で西島のシーン放送された

1994年[編集]

この世の果て
出演:鈴木保奈美三上博史桜井幸子豊川悦司ほか
脚本:野島伸司
主題歌:尾崎豊OH MY LITTLE GIRL
上を向いて歩こう!
出演:西田ひかる舘ひろし石田ゆり子高橋克典ともさかりえ片岡鶴太郎伊武雅刀ほか
脚本:伴一彦
主題歌:広瀬香美ドラマティックに恋して
制作:イースト
君といた夏
出演:筒井道隆いしだ壱成瀬戸朝香小沢真珠大沢たかお内村光良ほか
脚本:北川悦吏子
主題歌:松任谷由実Hello,my friend
妹よ
出演:和久井映見唐沢寿明岸谷五朗鶴田真由ほか
脚本:水橋文美江
主題歌:CHAGE and ASKA「めぐり逢い」

1995年[編集]

For You
出演:中山美穂高嶋政伸高橋克典森口博子香取慎吾ほか
脚本:中園ミホほか
主題歌:中山美穂「HERO」
僕らに愛を!
出演:江口洋介鈴木杏樹武田真治渡辺慶京野ことみほか
脚本:西荻弓絵
主題歌:L←→RKNOCKIN' ON YOUR DOOR
いつかまた逢える
出演:福山雅治桜井幸子今田耕司大塚寧々椎名桔平ほか
脚本:水橋文美江
主題歌:サザンオールスターズあなただけを ~Summer Heartbreak~
まだ恋は始まらない
出演:小泉今日子中井貴一坂井真紀常盤貴子竹野内豊草彅剛ほか
脚本:岡田惠和
主題歌:小泉今日子「BEAUTIFUL GIRLS」

1996年[編集]

ピュア
出演:和久井映見堤真一高橋克典高岡早紀篠原涼子風吹ジュンほか
主題歌:Mr.Children名もなき詩
ロングバケーション
出演:木村拓哉山口智子竹野内豊松たか子稲森いずみりょう森本レオ
脚本:北川悦吏子
主題歌:久保田利伸Withナオミ・キャンベルLA LA LA LOVE SONG
翼をください!
出演:内田有紀反町隆史水野美紀真木蔵人矢田亜希子佐藤浩市ほか
主題歌:内田有紀 & m.c.A・T「EVER&EVER」
おいしい関係
出演:中山美穂唐沢寿明宅麻伸草彅剛飯島直子ほか
原作:槇村さとる
主題歌:中山美穂 with MAYO未来へのプレゼント

1997年[編集]

バージンロード
出演:和久井映見反町隆史宝生舞北原雅樹寺脇康文武田鉄矢ほか
脚本:龍居由佳里
主題歌:安室奈美恵CAN YOU CELEBRATE?
ひとつ屋根の下2
出演:江口洋介福山雅治酒井法子いしだ壱成大路恵美山本耕史松たか子森田剛安達祐実
脚本:野島伸司
主題歌:チューリップサボテンの花
ビーチボーイズ
出演:反町隆史竹野内豊稲森いずみ広末涼子マイク真木
脚本:岡田惠和
主題歌:反町隆史「FOREVER」 
ラブジェネレーション
出演:木村拓哉松たか子内野聖陽純名りさ藤原紀香平田満
主題歌:大瀧詠一幸せな結末

1998年[編集]

Days
出演:長瀬智也菅野美穂中谷美紀金子賢小橋賢児ほか
脚本:大石静
主題歌:奥田民生「さすらい」
ブラザーズ
出演:中居正広木村佳乃岸谷五朗今井翼明石亮太朗原田芳雄今井恵理岡村隆史ほか
主題歌:SMAPたいせつ
ボーイハント
出演:観月ありさ瀬戸朝香いしだ壱成酒井美紀華原朋美川岡大次郎佐藤仁美真田麻垂美伊藤英明中村竜ほか
脚本:水橋文美江
主題歌:convertible「oh-darling」
じんべえ
出演:田村正和松たか子草彅剛高島礼子森本レオほか
原作:あだち充
主題歌:未来玲可海とあなたの物語

1999年[編集]

Over Time-オーバー・タイム
出演:反町隆史江角マキコ木村佳乃石田ゆり子加藤晴彦伊藤英明西田尚美ほか
脚本:北川悦吏子
主題歌:The brilliant greenそのスピードで
リップスティック
出演:三上博史広末涼子池脇千鶴いしだ壱成中村愛美伊藤歩窪塚洋介ほか
脚本:野島伸司
主題歌:レベッカ『フレンズ』
パーフェクトラブ!
出演:福山雅治木村佳乃ユースケ・サンタマリア武田鉄矢ほか
脚本:浅野妙子
主題歌:GLAYここではない、どこかへ
氷の世界
出演:竹野内豊松嶋菜々子内田有紀及川光博仲村トオルほか
脚本:野沢尚
主題歌:氷室京介『ダイヤモンド・ダスト』

2000年[編集]

二千年の恋
出演:中山美穂金城武宮沢和史(THE BOOM)、仲間由紀恵東幹久ほか
脚本:藤本有紀大森美香浅野妙子尾崎将也
主題歌:Do As InfinityYesterday & Today
天気予報の恋人
出演:佐藤浩市稲森いずみ深津絵里矢部浩之米倉涼子渡辺いっけい原田美枝子ほか
脚本:岡田惠和
主題歌:浜崎あゆみSEASONS
制作:共同テレビ
バスストップ
出演:飯島直子内村光良国分太一内山理名吉沢悠柳葉敏郎ほか
脚本:いずみ吉絋
主題歌:Mr.ChildrenNOT FOUND
やまとなでしこ
出演:松嶋菜々子堤真一西村雅彦矢田亜希子筧利夫須藤理彩東幹久ほか
脚本:中園ミホ
主題歌:MISIAEverything
制作:共同テレビ

2001年[編集]

HERO
出演:木村拓哉松たか子大塚寧々阿部寛勝村政信小日向文世八嶋智人角野卓造児玉清ほか 
脚本:大竹研、福田靖、秦建日子、田辺満
主題歌:宇多田ヒカルCan You Keep A Secret?
ラブ・レボリューション
出演:江角マキコ米倉涼子藤木直人押尾学山本圭壱酒井美紀西岡徳馬ほか 
主題歌:平井堅『KISS OF LIFE』
できちゃった結婚
出演:竹野内豊広末涼子石田ゆり子阿部寛片瀬那奈妻夫木聡沢村一樹千葉真一ほか
脚本:吉田紀子、山田珠美
主題歌:hitomi『IS IT YOU?』
アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜
出演:滝沢秀明椎名桔平藤木直人小雪阿部寛ほか
原作:よしながふみ
脚本:岡田惠和
主題歌:Mr.Childrenyouthful days

2002年[編集]

人にやさしく
出演:香取慎吾松岡充加藤浩次須賀健太星野真里小西真奈美りょう陣内孝則ほか
脚本:鈴木おさむ
主題歌:THE BLUE HEARTS
空から降る一億の星
出演:明石家さんま木村拓哉深津絵里柴咲コウ井川遥森下愛子ほか
脚本:北川悦吏子
主題歌:エルヴィス・コステロ『スマイル』
ランチの女王
出演:竹内結子江口洋介妻夫木聡伊東美咲山下智久山田孝之若林豪堤真一ほか
脚本:大森美香
主題歌:スリー・ドッグ・ナイト『ジョイ・トゥ・ザ・ワールド』
ホーム&アウェイ
出演:中山美穂西田尚美酒井若菜小泉孝太郎ほか
脚本:君塚良一
主題歌:day after tomorrowMy faith

2003年[編集]

いつもふたりで
出演:松たか子坂口憲二柏原崇葛山信吾長谷川京子西村雅彦黒沢年雄ほか
脚本:相沢友子
主題歌:光永亮太『Always』
東京ラブ・シネマ
出演:江口洋介財前直見宮迫博之伊東美咲竹中直人ほか
脚本:藤本有紀高橋美幸 
主題歌:大瀧詠一『恋するふたり』
僕だけのマドンナ
出演:滝沢秀明長谷川京子緒形直人小西真奈美島谷ひとみほか
脚本:岡田惠和
主題歌:サザンオールスターズ涙の海で抱かれたい ~SEA OF LOVE~
ビギナー
出演:ミムラオダギリジョー堤真一松雪泰子奥菜恵我修院達也横山めぐみ北村総一朗ほか
脚本:水橋文美江
主題歌:カーペンターズ『トップ・オブ・ザ・ワールド』
※この作品以降HD(高精細度テレビジョン放送)制作。

2004年[編集]

プライド
出演:木村拓哉竹内結子坂口憲二中越典子市川染五郎石田ゆり子佐藤浩市ほか
脚本:野島伸司
主題歌:クイーン『I was born to love you』
愛し君へ
出演:菅野美穂藤木直人伊東美咲玉木宏森山未來八千草薫泉谷しげる時任三郎ほか
原作:さだまさし(小説『解夏』)
脚本:坂元裕二
主題歌:森山直太朗『生きとし生ける者へ』
東京湾景 ~Destiny of Love~
出演:仲間由紀恵和田聰宏佐藤隆太哀川翔速水もこみち佐藤江梨子石坂浩二ほか
原作:吉田修一
脚本:原夏美ほか(プロデューサー栗原美和子のペンネーム)
主題歌:Weather Forecast『君さえいれば(クデマンイッタミョン)』
制作:共同テレビ
ラストクリスマス
出演:織田裕二矢田亜希子玉木宏森山未來片瀬那奈伊原剛志ほか
脚本:坂元裕二
主題歌:織田裕二 with ブッチ・ウォーカー『ウェイク・ミ―・アップ・ゴー!ゴー!』
制作協力:共同テレビ

2005年[編集]

不機嫌なジーン
出演:竹内結子内野聖陽黄川田将也オダギリジョー小林聡美ほか
脚本:大森美香
主題歌:YUIfeel my soul
エンジン
出演:木村拓哉小雪堺雅人松下由樹上野樹里原田芳雄ほか
脚本:井上由美子
主題歌:ジミー・クリフ『I Can See Clearly Now』
制作協力:共同テレビ
スローダンス
出演:妻夫木聡深津絵里広末涼子藤木直人小泉孝太郎ほか
脚本:衛藤凛
主題歌:福山雅治東京
危険なアネキ
出演:伊東美咲森山未來釈由美子榮倉奈々高嶋政伸ほか
脚本:金子茂樹ほか
主題歌:平井堅POP STAR

2006年[編集]

西遊記
出演:香取慎吾深津絵里内村光良伊藤淳史水川あさみ大倉孝二ほか
脚本:坂元裕二
主題歌:MONKEY MAJIKAround The World
トップキャスター
出演:天海祐希矢田亜希子玉木宏谷原章介生瀬勝久児玉清ほか 
脚本:坂元裕二
主題歌:Sowelu『Dear friend』
サプリ
出演:伊東美咲亀梨和也瑛太白石美帆りょう佐藤浩市ほか
脚本:金子ありさ
主題歌:絢香Real voice
のだめカンタービレ
出演:上野樹里玉木宏瑛太水川あさみ小出恵介上原美佐竹中直人ほか
原作:二ノ宮知子
脚本:衛藤凛
主題曲:ベートーヴェン交響曲第7番

2007年[編集]

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~
出演:速水もこみち香椎由宇平岡祐太浅田美代子泉谷しげる倍賞美津子ほか
原作:リリー・フランキー
脚本:大島里美
主題歌:コブクロ蕾(つぼみ)
プロポーズ大作戦
出演:山下智久長澤まさみ榮倉奈々平岡祐太濱田岳藤木直人三上博史ほか
脚本:金子茂樹
主題歌:桑田佳祐明日晴れるかな
ファースト・キス
出演:井上真央伊藤英明平岡祐太劇団ひとり竹中直人阿部サダヲ松雪泰子ほか
脚本:井上由美子
主題歌:小田和正こころ
ガリレオ
出演:福山雅治柴咲コウ北村一輝品川祐渡辺いっけい真矢みきほか
原作:東野圭吾
脚本:福田靖
主題歌:KOH+KISSして

2008年[編集]

薔薇のない花屋
出演:香取慎吾竹内結子釈由美子松田翔太寺島進池内淳子三浦友和ほか
脚本:野島伸司
主題歌:山下達郎『ずっと一緒さ』
CHANGE
出演:木村拓哉深津絵里阿部寛加藤ローサ ほか
脚本:福田靖
主題歌:マドンナマイルズ・アウェイ
太陽と海の教室
出演:織田裕二北川景子岡田将生北乃きい八嶋智人小日向文世戸田恵子ほか
脚本:坂元裕二
主題歌:UZ(ユーズィー)君の瞳に恋してる
イノセント・ラヴ
出演:堀北真希北川悠仁香椎由宇福士誠治成宮寛貴内田有紀豊原功補 ほか
脚本:浅野妙子
主題歌:宇多田ヒカルEternally -Drama Mix-

2009年[編集]

ヴォイス〜命なき者の声〜
出演:瑛太生田斗真石原さとみ遠藤雄弥佐藤智仁濱田マリ山崎樹範名高達男泉谷しげる矢田亜希子時任三郎ほか
脚本:金子茂樹
主題歌:GReeeeN『刹那』
(月9初の1桁作品)
婚カツ!
出演:中居正広上戸彩佐藤隆太釈由美子谷原章介上田竜也風吹ジュン橋爪功ほか
脚本:龍居由佳里
主題歌:PUFFYウエディング・ベル
ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜
出演:山下智久北川景子相武紗季貫地谷しほり溝端淳平永井大伊藤英明真矢みきほか
脚本:大森美香
主題歌:B'zイチブトゼンブ
東京DOGS
出演:小栗旬水嶋ヒロ吉高由里子臼田あさ美東幹久ともさかりえほか
脚本:福田雄一

2010年[編集]

コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 2nd season[4]
出演:山下智久新垣結衣戸田恵梨香比嘉愛未浅利陽介児玉清勝村政信寺島進杉本哲太りょう向井理仲村トオルほか
脚本:林宏司
主題歌:Mr.ChildrenHANABI
月の恋人〜Moon Lovers〜
出演:木村拓哉篠原涼子リン・チーリン松田翔太北川景子渡辺いっけい長塚京三ほか
脚本:浅野妙子池上純哉
主題歌:久保田利伸LOVE RAIN 〜恋の雨〜
夏の恋は虹色に輝く
出演:松本潤竹内結子沢村一樹桐谷美玲松重豊伊東四朗松坂慶子ほか
脚本:大森美香

現在の提供スポンサー[編集]

すべて60秒。※印はTBS金曜ドラマにもスポンサード。

1996年1月から2010年3月まで10年以上、6社とも変わっていなかった。特に、P&G・トヨタ・メナード化粧品は、欽ドン時代から月曜9時枠に提供している(ただトヨタは1992年4月~1995年3月の3年間は提供せず、また、P&GとトヨタはTBS系「金曜ドラマ」にも提供している)。かつてはフィリップモリス日立製作所キッコーマンなどもスポンサーだった。また旭化成はスター千一夜なるほど!ザ・ワールドメトロポリタンジャーニーの名残とも言える。NHKテレビ東京系列を除く連続ドラマ枠で唯一、携帯電話会社が提供していなかったが、CHANGEよりNTTドコモがスポンサードされた(ただし、提供スポンサーには加盟していなかったが、2010年の月の恋人よりスポンサードされた)。

クロスネット・FNS非加盟局のネット状況[編集]

  • クロスネット局
    • テレビ大分NNSにも加盟)は1週遅れの月曜日の16:55から放送。
      • 2006年10月から2007年3月までは、テレビ大分で放送されるドラマは月9を除いて全て(フジテレビ・NNS共に)同時ネットとなっていた。1993年の「じゃじゃ馬ならし」までは月9は同時ネットであった。
    • テレビ宮崎NNNANNにも加盟)は5日遅れの土曜日16:30から放送。
      • 1990年代半ば頃は、日曜22:30からの放送であった(当時も現在も、日曜のプライムタイムは日本テレビの番組を同時ネットしている)。
  • FNS非加盟局
    • 青森テレビTBS系)は5日遅れの土曜日13:00から放送。
      • 但し、2007年7月から放送される「ファースト・キス」の初回放送分は、通常より1時間遅れの(7月14日)14:00から放送された。
    • テレビ山梨(TBS系)は数ヶ月遅れの平日16:55から放送。
    • 山口放送日本テレビ系)は3ヶ月遅れの土曜日深夜0:50から放送。
      • 初期の3作についてはフジテレビ系・JNN加盟クロスネットだったテレビ山口で、同時ネットで放送されていた。しかしテレビ山口はJNN排他協定との兼ね合いから、1987年10月にTBS系にネットチェンジ(フジテレビ系から離脱)したが、その後も1990年代半ばまでは一部番組に関しては番版購入という形で平日夕方に集中放送をした事がある。山口放送では2000年頃から放送を始めたが、もともとは土曜日16:55から放送されていた。なお、2007年6月末に『東京タワー』の放送を終了したが、2007年7月は『プロポーズ大作戦』を放送せず、この時間と土曜13:00~15:00(本来は『土曜サスペンス劇場』の枠)で『西遊記』を再放送していた(映画版との絡み)。だが、最終回の再放送が7月28日に行われたため、『プロポーズ大作戦』は8月4日(正確には8月5日未明)からこの枠で放送された。それ以後の作品は約4ヶ月遅れで放送されている。

ネット局[編集]

「月9」ネット局
放送対象地域 放送局 系列 放送曜日・放送時間 備考
関東広域圏 フジテレビジョン(CX)
製作局
フジテレビ系 月曜
21:00~21:54
北海道 北海道文化放送(uhb)
青森県 青森テレビ(ATV) TBS系 土曜
13:00~13:54(5日遅れ)
※4:3のSD放送
※フジテレビ系列なし
※月曜21時台は「月曜ゴールデン」を放送
岩手県 岩手めんこいテレビ(mit) フジテレビ系 月曜
21:00~21:54
宮城県 仙台放送(OX)
秋田県 秋田テレビ(AKT)
山形県 さくらんぼテレビジョン(SAY)
福島県 福島テレビ(FTV)
山梨県 テレビ山梨(UTY)
TBS系 平日
16:55~17:50(数ヶ月遅れ)
※フジテレビ系列なし(ケーブルテレビ等を通じてフジテレビを視聴可能)
※月曜21時台は「月曜ゴールデン」を放送
新潟県 新潟総合テレビ(NST) フジテレビ系 月曜
21:00~21:54
長野県 長野放送(NBS)
静岡県 テレビ静岡(SUT)
富山県 富山テレビ放送(BBT)
石川県 石川テレビ放送(ITC)
福井県 福井テレビジョン放送(FTB)
中京広域圏 東海テレビ放送(THK)
近畿広域圏
徳島県
関西テレビ放送(KTV)
島根県
鳥取県
山陰中央テレビジョン放送(TSK)
岡山県
香川県
岡山放送(OHK)
広島県 テレビ新広島(TSS)
山口県 山口放送(KRY) 日本テレビ 土曜深夜
0:50~1:45(5ヶ月遅れ)※4:3のSD放送
※フジテレビ系列なし
※月曜21時台は「今夜はシャンパリーノ」を放送
愛媛県 テレビ愛媛(EBC) フジテレビ系 月曜
21:00~21:54
高知県 高知さんさんテレビ(KSS)
福岡県 テレビ西日本(TNC)
佐賀県 サガテレビ(STS)
長崎県 テレビ長崎(KTN)
熊本県 テレビ熊本(TKU)
大分県 テレビ大分(TOS) フジテレビ系/NNS
(クロスネット)
月曜
16:55~17:53(1週間遅れ)
※月曜21時台は「今夜はシャンパリーノ」を放送
宮崎県 テレビ宮崎(UMK) フジテレビ系/NNN/ANN
(トリプルネット)
土曜
16:30~17:25(5日遅れ)
※月曜21時台は「月曜ワイド劇場」を放送
鹿児島県 鹿児島テレビ放送(KTS) フジテレビ系列 月曜
21:00~21:55
沖縄県 沖縄テレビ放送(OTV)

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  1. この番組の影響かは断言できないが、直後に放送されていた『SMAP×SMAP特別編』も8.7%と1桁に留まり『SMAP×SMAP2009』ワースト視聴率を更新している
  2. 婚カツ!:視聴率9.4%、月9異例の一けた 中居クン11年ぶり主演も低迷の通り、初回こそ15%を越えたものの、第2話目で11%と低迷し、第3話目で史上初の1桁視聴率である9.4%を記録し、その後も10%割れが続いた。
  3. 平均視聴率15.8%
  4. 第1シリーズは木曜劇場枠にて放送

外部リンク[編集]

Wikipedia-logo.svg このページはウィキペディア日本語版のコンテンツ・フジテレビ月曜9時枠の連続ドラマを利用して作成されています。変更履歴はこちらです。
フジテレビ系 月曜夜9時枠
前番組フジテレビ月曜9時枠の連続ドラマ次番組
欽ドン!スペシャル-